付録J JP1/ITSLMとの連携
PFM - RM for Virtual Machineは,JP1/ITSLMと連携することで,稼働状況の監視を強化できます。
PFM - RM for Virtual Machineは,JP1/ITSLM上での監視を実現するために,JP1/ITSLM用のデフォルト監視項目をPFM - Managerに提供します。
PFM - RM for Virtual MachineからPFM - Managerに提供するデフォルト監視項目は次のとおりです。
複数インスタンスレコードの場合,キーに指定した値と一致したレコードを収集します。収集対象とするキーについては,各レコードの収集結果を確認してください。
JP1/ITSLMでの表示名 |
説明 |
レコード (レコードID) |
キー (PFM-Manager名) |
フィールド名 |
---|---|---|---|---|
物理サーバで使用されているCPUリソース (MHz) |
物理サーバで使用されているCPUリソース(単位:MHz)。 |
Host Status(PI) |
なし |
Used |
仮想マシンが物理CPU上で実行できたCPUリソース (MHz) |
仮想マシンが物理CPU上で実行できたCPUリソース(単位:MHz)。 |
VM Status(PI_VI) |
VM_ID |
Used |
合計メモリー使用量 (MB) |
物理サーバ上の合計メモリー使用量(単位:MB)。 |
Host Memory Status(PI_HMI) |
なし |
Total Used |
仮想マシンのメモリー使用量 (MB) |
仮想マシンのメモリー使用量(単位:MB)。 |
VM Memory Status(PI_VMI)※1 |
VM_ID |
Used |
ディスク使用サイズ (MB) |
物理サーバ上の論理ディスク使用サイズ(単位:MB)。 |
Host Logical Disk Status(PI_HLDI)※1 |
DISK_ID |
Used |
仮想マシンのディスク使用サイズ (MB) |
仮想マシンのディスク使用サイズ(単位:MB)。 |
VM Logical Disk Status(PI_VLDI)※1,※2 |
VM_ID DISK_ID |
Used |
- 注※1
-
監視対象がVirtageの場合,値は「-」で表示されます。
- 注※2
-
監視対象がHyper-VまたはKVMの場合,値は「-」で表示されます。
デフォルト監視項目をPFM - Managerに提供するためには,セットアップファイルをコピーして,セットアップコマンドを実行する必要があります。詳細は,「2.1.4(2) PFM - RM for Virtual Machineの登録」を参照してください。