付録E.2 Remote Monitor Collectorサービスのプロパティ一覧

PFM - RM for Microsoft SQL ServerのRemote Monitor Collectorサービスのプロパティ一覧を次の表に示します。

表E-2 PFM - RM for Microsoft SQL ServerのRemote Monitor Collectorサービスのプロパティ一覧

フォルダ名プロパティ名説明
First Registration DateサービスがPFM - Managerに認識された最初の日時が表示される。
Last Registration DateサービスがPFM - Managerに認識された最新の日時が表示される。
Data Model Versionデータモデルのバージョンが表示される。
Generalホスト名やフォルダなどの情報が格納されている。このフォルダに格納されているプロパティは変更できない。
Directoryサービスの動作するカレントフォルダ名が表示される。
Host Nameサービスが動作する物理ホスト名が表示される。
Process IDサービスのプロセスIDが表示される。
Physical AddressIPv6通信機能が無効の場合,サービスが動作するホストのIPアドレスおよびポート番号が表示される。
Physical Address(IPv4)IPv6通信機能が有効の場合,サービスが動作するホストのIPアドレス(IPv4)が表示されます。
Physical Address(IPv6)IPv6通信機能が有効の場合,サービスが動作するホストのIPアドレス(IPv6)が表示されます。
Port NumberIPv6通信機能が有効の場合,サービスが動作するポート番号が表示されます。
User Nameサービスプロセスを実行したユーザー名が表示される。
Time Zoneサービスで使用されるタイムゾーンが表示される。
Systemサービスが起動されているOSの,OS情報が格納されている。このフォルダに格納されているプロパティは変更できない。
CPU TypeCPUの種類が表示される。
Hardware IDハードウェアIDが表示される。
OS TypeOSの種類が表示される。
OS NameOS名が表示される。
OS VersionOSのバージョンが表示される。
Network ServicesPerformance Management通信共通ライブラリーについての情報が格納されている。このフォルダに格納されているプロパティは変更できない。
Build DateRemote Monitor Collectorサービスの作成日が表示される。
INI Filejpcns.iniファイルの格納フォルダ名が表示される。
Network ServicesServiceサービスについての情報が格納されている。このフォルダに格納されているプロパティは変更できない。
Description次の形式でホスト名が表示される。
インスタンス名_ホスト名
Local Service NameサービスIDが表示される。
Remote Service NameRemote Monitor Collectorサービスが接続するRemote Monitor StoreサービスのサービスIDが表示される。
EP Service Name接続先CorrelatorサービスのサービスIDが表示される。
AH Service Name同一ホストにあるAction HandlerサービスのサービスIDが表示される。
JP1 Event ConfigurationsJP1イベントの発行条件を指定する。
各サービスRemote Monitor Collectorサービス,Remote Monitor Storeサービス,Action Handlerサービス,およびStatus Serverサービスのリスト項目から「Yes」または「No」を選択し,サービスごとにJP1システムイベントを発行するかどうかを指定する。
JP1 Event Send HostJP1/Baseの接続先イベントサーバ名を指定する。ただし,Action Handlerサービスと同一マシンの論理ホストまたは物理ホストで動作しているイベントサーバだけ指定できる。指定できる値は0~255バイトの半角英数字,「.」および「-」である。範囲外の値を指定した場合は,省略したと仮定される。値を省略した場合は,Action Handlerサービスが動作するホストがイベント発行元ホストとして使用される。「localhost」を指定した場合は,物理ホストを指定したものと仮定される。
Monitoring Console HostJP1/IM - Managerのモニター起動でPFM - Web ConsoleのWebブラウザを起動する場合,起動するPFM - Web Consoleホストを指定する。指定できる値は0~255バイトの半角英数字,「.」および「-」である。範囲外の値を指定した場合は,省略したと仮定される。値を省略した場合は,接続先のPFM - Managerホストが仮定される。
Monitoring Console Port起動するPFM - Web Consoleのポート番号(httpリクエストポート番号)を指定する。指定できる値は1~65535である。範囲外の値を指定した場合は,省略したと仮定される。値を省略した場合は,20358が設定される。
JP1 Event ConfigurationsAlarmJP1 Event Modeアラームの状態が変化した場合に,次のどちらのイベントを発行するか設定する。
  • JP1 User Event:JP1ユーザーイベントを発行する
  • JP1 System Event:JP1システムイベントを発行する
Detail RecordsPDレコードタイプのレコードのプロパティが格納されている。収集されているレコードのレコードIDは,太字で表示される。
Detail RecordsレコードID※1レコードのプロパティが格納されている。
Descriptionレコードの説明が表示される。このプロパティは変更できない。
Logリスト項目から「Yes」または「No」を選択し,レコードをPFM - RM for Microsoft SQL ServerのStoreデータベースに記録するかどうかについての設定が表示される。この値が「Yes」でかつ,Collection Intervalが0より大きい値であれば,データベースに記録される。
Log(ITSLM)JP1/ITSLM - ManagerからレコードをPFM - RM for Microsoft SQL ServerのStoreデータベースに記録するかどうかについての設定が「Yes」または「No」で表示されます。ここでは,「No」が固定で表示されます。
Monitoring(ITSLM)レコードをJP1/ITSLM - Managerに送信するかどうかについて,JP1/ITSLM - Managerでの設定が「Yes」または「No」で表示されます。ここでは,「No」が固定で表示されます。
Collection Interval※2データの収集間隔を指定する。指定できる値は0~2,147,483,647秒で,1秒単位で指定できる。なお,0と指定した場合,データは収集されない。
Collection Offset※2データの収集を開始するオフセット値を指定する。指定できる値は,Collection Intervalで指定した値の範囲内で,0~32,767秒の1秒単位で指定できる。
LOGIFレコードをデータベースに記録するときの条件を指定する。条件に合ったレコードだけがデータベースに記録される。PFM - Web Consoleの[サービス階層]タブで表示されるサービスのプロパティ画面の,下部フレームの[LOGIF]をクリックすると表示される[ログ収集条件設定]ウィンドウで作成した条件式(文字列)が表示される。
Interval RecordsPIレコードタイプのレコードのプロパティが格納されている。収集されているレコードのレコードIDは,太字で表示される。
Interval RecordsレコードID※1レコードのプロパティが格納されている。
Descriptionレコードの説明が表示される。このプロパティは変更できない。
Logリスト項目から「Yes」または「No」を選択し,レコードをStoreデータベースに記録するかどうかを指定する。この値が「Yes」でかつ,Collection Intervalが0より大きい値であれば,データベースに記録される。
Log(ITSLM)JP1/ITSLM - ManagerからレコードをPFM - RM for Microsoft SQL ServerのStoreデータベースに記録するかどうかについての設定が「Yes」または「No」で表示されます。ここでは,「No」が固定で表示されます。
Monitoring(ITSLM)レコードをJP1/ITSLM - Managerに送信するかどうかについて,JP1/ITSLM - Managerでの設定が「Yes」または「No」で表示されます。ここでは,「No」が固定で表示されます。
Collection Intervalデータの収集間隔を指定する。指定できる値は0~2,147,483,647秒で,1秒単位で指定できる。なお,0と指定した場合,データは収集されない。
Collection Offsetデータの収集を開始するオフセット値を指定する。指定できる値は,Collection Intervalで指定した値の範囲内で,0~32,767秒の1秒単位で指定できる。なお,データ収集の記録時間は,Collection Offsetの値によらないで,Collection Intervalと同様の時間となる。
LOGIFレコードをデータベースに記録するときの条件を指定する。条件に合ったレコードだけがデータベースに記録される。PFM - Web Consoleの[サービス階層]タブで表示されるサービスのプロパティ画面の,下部フレームの[LOGIF]をクリックすると表示される[ログ収集条件設定]ウィンドウで作成した条件式(文字列)が表示される。
Log RecordsPLレコードタイプのレコードのプロパティが格納されている。Microsoft SQL Serverではこのレコードをサポートしていないため使用しない。
Monitoring TargetsPFM - RM for Microsoft SQL Serverで監視する監視対象ホストのプロパティが格納されている。
Monitoring Targets監視対象名監視対象の説明が表示される。監視対象の数だけ表示される。
Target Name監視対象名が表示される。このプロパティは変更できない。
Target Host監視対象ホスト名が表示される。このプロパティは変更できない。
Health Check ConfigurationsHealth Check for Target Hosts監視対象ホストへのポーリングをするかどうかを指定する。インスタンス内のすべての監視対象ホストに対して適用される。
Restart ConfigurationsPFMサービス自動再起動の条件を指定する。
Restart when Abnormal StatusStatus ServerサービスがAction Handlerサービス,Remote Monitor Collectorサービス,およびRemote Monitor Storeサービスの状態を正常に取得できない場合に,サービスを自動再起動するかどうかを指定する。
Restart when Single Service RunningRemote Monitor StoreサービスとRemote Monitor Collectorサービスのどちらかしか起動していない場合に,サービスを自動再起動するかどうかを指定する。
Restart ConfigurationsAction HandlerAuto RestartAction Handlerサービスに対して自動再起動機能を利用するかどうかを指定する。
Auto Restart - Interval (Minute)自動再起動機能を利用する場合,サービスの稼働状態を確認する間隔を指定する。指定できる値は1~1,440分で,1分単位で指定できる。
Auto Restart - Repeat Limit自動再起動機能を利用する場合,連続して再起動を試行する回数を1~10の整数で指定する。
Scheduled Restartリスト項目から「Yes」または「No」を選択し,Action Handlerサービスに対して,定期再起動機能を利用するかどうかを指定する。
Scheduled Restart - Interval定期再起動機能を利用する場合,再起動間隔を1~1,000の整数で指定する。
Scheduled Restart - Interval Unit定期再起動機能を利用する場合,リスト項目から「Hour」,「Day」,「Week」または「Month」を選択し,再起動間隔の単位を指定する。
Scheduled Restart - Origin - Year再起動する年を1971~2035の整数で指定する。
Scheduled Restart - Origin - Month再起動する月を1~12の整数で指定する。
Scheduled Restart - Origin - Day再起動する日を1~31の整数で指定する。
Scheduled Restart - Origin - Hour再起動する時間(時)を0~23の整数で指定する。
Scheduled Restart - Origin - Minute再起動する時間(分)を0~59の整数で指定する。
Remote Monitor CollectorAuto RestartRemote Monitor Collectorサービスに対して自動再起動機能を利用するかどうかを指定する。
Auto Restart - Interval (Minute)自動再起動機能を利用する場合,サービスの稼働状態を確認する間隔を指定する。指定できる値は1~1,440分で,1分単位で指定できる。
Auto Restart - Repeat Limit自動再起動機能を利用する場合,連続して再起動を試行する回数を1~10の整数で指定する。
Scheduled Restartリスト項目から「Yes」または「No」を選択し,Remote Monitor Collectorサービスに対して,定期再起動機能を利用するかどうかを指定する。
Scheduled Restart - Interval定期再起動機能を利用する場合,再起動間隔を1~1,000の整数で指定する。
Scheduled Restart - Interval Unit定期再起動機能を利用する場合,リスト項目から「Hour」,「Day」,「Week」または「Month」を選択し,再起動間隔の単位を指定する。
Scheduled Restart - Origin - Year再起動する年を1971~2035の整数で指定する。
Scheduled Restart - Origin - Month再起動する月を1~12の整数で指定する。
Scheduled Restart - Origin - Day再起動する日を1~31の整数で指定する。
Scheduled Restart - Origin - Hour再起動する時間(時)を0~23の整数で指定する。
Scheduled Restart - Origin - Minute再起動する時間(分)を0~59の整数で指定する。
Remote Monitor StoreAuto RestartRemote Monitor Storeサービスに対して自動再起動機能を利用するかどうかを指定する。
Auto Restart - Interval (Minute)自動再起動機能を利用する場合,サービスの稼働状態を確認する間隔を指定します。指定できる値は1~1,440分で,1分単位で指定できます。
Auto Restart - Repeat Limit自動再起動機能を利用する場合,連続して再起動を試行する回数を1~10の整数で指定する。
Scheduled Restartリスト項目から「Yes」または「No」を選択し,Remote Monitor Storeサービスに対して,定期再起動機能を利用するかどうかを指定する。
Scheduled Restart - Interval定期再起動機能を利用する場合,再起動間隔を1~1,000の整数で指定する。
Scheduled Restart - Interval Unit定期再起動機能を利用する場合,リスト項目から「Hour」,「Day」,「Week」または「Month」を選択し,再起動間隔の単位を指定する。
Scheduled Restart - Origin - Year再起動する年を1971~2035の整数で指定します。
Scheduled Restart - Origin - Month再起動する月を1~12の整数で指定する。
Scheduled Restart - Origin - Day再起動する日を1~31の整数で指定する。
Scheduled Restart - Origin - Hour再起動する時間(時)を0~23の整数で指定する。
Scheduled Restart - Origin - Minute再起動する時間(分)を0~59の整数で指定する。
ITSLM Connection Configuration連携するJP1/ITSLM - Managerに関する情報が表示されます。
ITSLM Connection ConfigurationITSLM Connection接続先JP1/ITSLM - Managerに関する情報が表示されます。
ITSLM Host接続しているJP1/ITSLM - Managerのホスト名が表示されます。JP1/ITSLM - Managerと接続していない場合,本プロパティは表示されません。
ITSLM Port接続しているJP1/ITSLM - Managerのポート番号が表示されます。JP1/ITSLM - Managerと接続していない場合,本プロパティは表示されません。
MANAGE ITSLM CONNECTIONJP1/ITSLM - Managerとの接続を停止するかどうかを設定します。
DISCONNECT ITSLM CONNECTION接続を停止するJP1/ITSLM - Managerのホスト名をリスト項目から指定します。リスト項目から「(空文字)」を指定した場合は何もしません。JP1/ITSLM - Managerと接続していない場合,リスト項目には「(空文字)」だけが表示されます。
Remote Monitor ConfigurationPFM - RM for Microsoft SQL Server固有の設定用プロパティが格納されている。
LOG_PATHjpcconf inst setupコマンドで指定した,エージェントログの出力フォルダのパスが表示される。このプロパティは変更できる。※2
LOG_SIZEjpcconf inst setupコマンドで指定した,エージェントログの1ファイルの最大サイズがメガバイト単位で表示される。デフォルト値は16。変更する際は,1~32の値を指定する。このプロパティは変更できる。※2
(凡例)
-:該当しない
注※1
フォルダ名には,データベースIDを除いたレコードIDが表示されます。各レコードのレコードIDについては,「5. レコード」を参照してください。
注※2
変更した値を反映するには,Remote Monitor Collectorサービスを再起動してください。