7.2.5 パフォーマンスデータの収集と管理について
Performance Managementのパフォーマンスデータの収集と管理に関するトラブルの対処方法を次に示します。
- 〈この項の構成〉
(1) データの保存期間を短く設定したにもかかわらず,PFM - RM for OracleのStoreデータベースのサイズが小さくならない
Storeデータベースのファイル容量がすでに限界に達している場合,データの保存期間を短く設定してもファイルサイズは小さくなりません。この場合,保存期間を短く設定したあと,いったんStoreデータベースをバックアップし,リストアし直してください。
データの保存期間の設定方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,稼働監視データの管理について説明している章を参照してください。また,Storeデータベースのバックアップとリストアの方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,バックアップとリストアについて説明している章を参照してください。
(2) 共通メッセージログに「Storeデータベースに不正なデータが検出されました」というメッセージが出力される
予期しないサービスの停止またはマシンのシャットダウンによって,Storeデータベースに不整合なデータが発生した可能性があります。次の方法で対処してください。
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Storeデータベースをバックアップしてある場合は,Storeデータベースをリストアしてください。
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Storeデータベースをバックアップしていない場合は,Remote Monitor Storeサービスを停止したあと,対応するデータベースファイル(*.DBファイルおよび*.IDXファイル)を削除し,サービスを再起動してください。
(3) PFM - RM for Oracleを起動してもパフォーマンスデータが収集されない
次の方法で対処してください。
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監視対象ホストの起動状態を確認してください。
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ファイアウォールを挟んでPFM - RM for Oracleと監視対象を配置している場合,ファイアウォールの通過ポートの設定を見直してください。
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Oracle Databaseの起動状態を確認し,停止している場合は起動してください。
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監視対象のセットアップ時の設定を見直してください。
jpcconf target setupコマンドを実行して,各項目に正しい値を設定し直してください。jpcconf target setupコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
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インスタンス環境のセットアップ時の設定を見直してください。
jpcconf agent setupコマンドを実行して,各項目に正しい値を設定し直してください。jpcconf agent setupコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。