Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Performance Management - Remote Monitor for Oracle


2.2.3 インストール手順(UNIXの場合)

ここでは,PFM - RM for Oracleのプログラムをインストールする順序と提供媒体からプログラムをインストールする手順を説明します。

〈この項の構成〉

(1) プログラムのインストール順序

まず,PFM - Baseをインストールし,次にPFM - RM for Oracleをインストールします。PFM - BaseがインストールされていないホストにPFM - RM for Oracleをインストールすることはできません。

なお,PFM - Managerと同一ホストにPFM - RM for Oracleをインストールする場合は,PFM - Manager,PFM - RM for Oracleの順でインストールしてください。

同一ホストに複数のPFM - RMをインストールする場合,PFM - RM相互のインストール順序は問いません。

[図データ]

(2) プログラムのインストール方法

UNIXホストにPerformance Managementプログラムをインストールするには,提供媒体を使用する方法と,JP1/NETM/DMを使用してリモートインストールする方法があります。

JP1/NETM/DMを使用する方法については,次のマニュアルを参照してください。

提供媒体を使用する場合のインストール手順を次に示します。

  1. Performance Managementのプログラムのインストール先ディレクトリが実ディレクトリであることを確認する。

  2. Performance Managementのプログラムをインストールするホストに,スーパーユーザーでログインするかまたはsuコマンドでユーザーをスーパーユーザーに変更する。

  3. ローカルホストでPerformance Managementのプログラムおよびサービスを停止する。

    Performance Managementのプログラムおよびサービスが起動している場合は,すべて停止してください。

  4. Performance Managementのプログラムの媒体をセットする。

  5. 次のコマンドを実行して,Hitachi PP Installerを起動する。

    /media/cdrecorder/LINUX/SETUP /media/cdrecorder

    下線部分は,使用している環境によって異なります。

    Hitachi PP Installerが起動され,初期画面が表示されます。

  6. 初期画面で「I」を入力する。

    インストールできるプログラムの一覧が表示されます。

  7. PFM - RM for Oracleを選択して,「I」を入力する。

    選択したプログラムがインストールされます。なお,プログラムを選択するには,カーソルを移動させ,スペースキーで選択します。

  8. インストールが正常終了したら,「Q」を入力する。

    Hitachi PP Installerの初期画面に戻ります。

注※

自動マウント機能を解除している環境では,Hitachi PP Installerを起動する前に,/bin/mountコマンドを次のように指定して提供媒体をマウントしてください。

/bin/mount -r -o mode=0544 デバイススペシャルファイル名 /media/cdrecorder

なお,指定するコマンド,および下線部分は,使用する環境によって異なります。