はじめに
このマニュアルは,JP1/Performance Management - Remote Monitor for Oracleの機能や収集レコードなどについて説明したものです。
■ 対象読者
このマニュアルは次の方にお読みいただくことを前提に,JP1/Performance Managementについて説明しています。
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稼働監視システムを設計または構築したい方
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パフォーマンスデータの収集条件を定義したい方
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レポートおよびアラームを定義したい方
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収集したパフォーマンスデータを参照して,システムを監視したい方
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監視結果を基に,システムへの対策を検討または指示したい方
また,Oracleと監視対象システムの運用について熟知していること,およびOSに対する知識があることを前提としています。
なお,JP1/Performance Managementを使用したシステムの構築,運用方法については,次のマニュアルをご使用ください。
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JP1 Version 10 JP1/Performance Management 設計・構築ガイド(3021-3-041)
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JP1 Version 10 JP1/Performance Management 運用ガイド(3021-3-042)
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JP1 Version 10 JP1/Performance Management リファレンス(3021-3-043)
■ マニュアルの構成
このマニュアルは,次に示す編から構成されています。なお,このマニュアルは,Windows Server 2003,Windows Server 2008,Windows Server 2012およびLinux(R)の各OS(Operating System)に共通のマニュアルです。OSごとに差異がある場合は,本文中でそのつど内容を書き分けています。
- 第1編 概要編
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JP1/Performance Management - Remote Monitor for Oracleの概要について説明しています。
- 第2編 構築・運用編
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JP1/Performance Management - Remote Monitor for Oracleのインストール,セットアップ,およびクラスタシステムでの運用について説明しています。
- 第3編 リファレンス編
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JP1/Performance Management - Remote Monitor for Oracleの監視テンプレート,レコードおよびメッセージについて説明しています。
- 第4編 トラブルシューティング編
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JP1/Performance Management - Remote Monitor for Oracleでトラブルが発生したときの対処方法について説明しています。
■ 読書手順
このマニュアルは,利用目的に合わせて章を選択して読むことができます。利用目的別にお読みいただくことをお勧めします。
マニュアルを読む目的 |
記述個所 |
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JP1/Performance Management - Remote Monitor for Oracleの特長を知りたい。 |
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JP1/Performance Management - Remote Monitor for Oracleの機能概要を知りたい。 |
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JP1/Performance Management - Remote Monitor for Oracleの導入時の作業を知りたい。 |
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JP1/Performance Management - Remote Monitor for Oracleのクラスタシステムでの運用を知りたい。 |
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JP1/Performance Management - Remote Monitor for Oracleの監視テンプレートについて知りたい。 |
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JP1/Performance Management - Remote Monitor for Oracleのレコードについて知りたい。 |
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JP1/Performance Management - Remote Monitor for Oracleのメッセージについて知りたい。 |
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障害発生時の対処方法について知りたい。 |
■ このマニュアルで使用する記号
このマニュアルで使用する記号を次に示します。
記 号 |
意 味 |
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[ ] |
ウィンドウ,タブ,メニュー,ダイアログボックス,ダイアログボックスのボタン,ダイアログボックスのチェックボックスなどを示します。 (例) [メイン]ウィンドウ [エージェント]タブ |
太字 |
重要な用語,または利用状況によって異なる値であることを示します。 |
■ このマニュアルの数式中で使用する記号
このマニュアルの数式中で使用する記号を次に示します。
記 号 |
意 味 |
---|---|
* |
乗算記号を示します。 |
/ |
除算記号を示します。 |
■ このマニュアルのコマンドの文法で使用する記号
このマニュアルのコマンドとパラメーターの説明で使用する記号を次のように定義します。
記 号 |
意 味 |
---|---|
| (ストローク) |
複数の項目に対して項目間の区切りを示し,「または」の意味を示します。 (例) 「A|B|C」は,「A,BまたはC」を示します。 |
[ ] |
この記号で囲まれている項目は任意に指定できます(省略もできます)。複数の項目が記述されている場合には,すべてを省略するか,どれか1つを選択します。 (例) [A]は「何も指定しない」か「Aを指定する」ことを示します。 [B|C]は「何も指定しない」か「BまたはCを指定する」ことを示します。 |
■ 図中で使用する記号
このマニュアルの図中で使用する記号を次のように定義します。