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JP1 Version 10 JP1/Performance Management - Remote Monitor for Platform


3.1.1 Windows版のインストールの前に確認すること

PFM - RM for Platformをインストールする前に確認しておくことを説明します。

〈この項の構成〉

(1) 前提OS

PFM - RM for Platformが動作するOSを次に示します。

(2) ネットワーク環境の設定

Performance ManagementでPFM - RM for Platformを動作させるには,IPアドレスやポート番号などのネットワーク環境を設定しておく必要があります。

(a) IPアドレスの設定

PFM - RM for Platformのホスト名でIPアドレスを解決できる環境を設定します。なお,IPアドレスを解決できない環境では,PFM - RM for Platformは起動できません。

PFM - RM for Platformのホストのように,Performance Managementシステムで使用するホストをPerformance Managementでは「監視ホスト」と呼びます。

監視ホスト名とIPアドレスの設定は,次の方法のどれかを実施してください。

  • jpchostsファイル(Performance Managementのホスト情報設定ファイル)

  • hostsファイル

  • DNS

監視ホスト名には,実ホスト名またはエイリアス名を使用します。

  • 実ホスト名を使用する場合

    Windows環境では,hostnameコマンドの実行結果で確認できるホスト名でIPアドレスを解決できるように設定をしてください。

    なお,Performance Managementは,DNSには対応していますが,FQDNには対応していません。このため,IPアドレスの設定時はhostnameコマンドで確認できるホスト名からドメイン名を除いたものを使用してください。

  • エイリアス名を使用する場合

    設定しているエイリアス名でIPアドレスを解決できるように環境設定をしてください。

監視ホスト名の設定の詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」のインストールとセットアップについて説明している章を参照してください。

なお,監視対象ホストとのIPアドレス解決には,jpchostsファイルに設定したIPアドレスは使用されません。

IPアドレス設定時の注意事項
  • 複数のLAN環境で使用する場合は,jpchostsファイルでIPアドレスを設定してください。jpchostsファイルでIPアドレスを設定する詳細は,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」のインストールとセットアップについて説明している章を参照してください。

  • Performance Managementは,DHCPによる動的なIPアドレスが割り振られているホスト上では運用できません。このため,すべての監視ホストには固定のIPアドレスを設定してください。

(b) IPv6を使用する場合の設定

Performance Managementでは,ネットワーク構成がIPv4環境だけでなくIPv6環境にも対応しています。そのため,IPv4環境とIPv6環境が混在するネットワーク構成でも,Performance Managementを運用できます。

PFM - RM for Platformでは,PFM - ManagerとIPv6で通信できます。ただし,PFM - RM for PlatformおよびPFM - Managerが導入されているホストのOSが,Windows Server 2008 R2,Windows Server 2012,またはLinuxの場合に限ります。IPv4環境とIPv6環境での通信の適用範囲については,「付録L IPv4環境とIPv6環境での通信について」を参照してください。

IPv6で通信する場合,PFM - ManagerホストとPFM - RMホストのそれぞれでIPv6の利用設定を有効にする必要があります。この設定はjpcconf ipv6 enableコマンドで実行しますが,コマンドの実行要否は次のとおりです。

jpcconf ipv6 enableコマンドの実行が必要なケース
  • それぞれのホストで,IPv4環境からIPv6環境に変更する場合

  • IPv4環境とIPv6環境が共存していて,PFM - ManagerをIPv4環境からIPv6環境に変更する場合

jpcconf ipv6 enableコマンドの実行が不要なケース
  • それぞれのホストが,すでにIPv6環境である場合

  • IPv4環境とIPv6環境が共存していて,PFM - ManagerがIPv6環境である場合

jpcconf ipv6 enableコマンドの実行例を次に示します。

jpcconf ipv6 enable

jpcconf ipv6 enableコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」のコマンドについて説明している章を参照してください。また,jpcconf ipv6 enableコマンドを実行する条件やタイミングについては,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」のIPv6環境が含まれる場合のネットワーク構成例について説明している章を参照してください。

なお,PFM - RM for Platformと監視対象ホストをIPv6で通信する場合,名前解決できる監視対象ホスト名を指定してください。

PFM - RM for Platformと監視対象との通信は,解決できるIPアドレスで通信します。また,PFM - RM for Platformと監視対象との通信では,IPv4とIPv6が共存した環境の場合,解決できるIPアドレスで通信に失敗したとき,別のIPアドレスで通信することはありません。

例えば,IPv4で接続に失敗した場合,IPv6でリトライすることはありません。また,IPv6で接続に失敗した場合に,IPv4でリトライすることもありません。事前に接続できることを確認してください。

(c) ポート番号の設定

Performance Managementで使用するプログラムの各サービスにポート番号を割り当てます。PFM - RM for Platformが使用するポート番号で通信できるように,ネットワークを設定してください。

デフォルトで割り当てられている各サービスのポート番号を次の表に示します。なお,ここで示していないサービスについては,サービスを起動するたびに未使用のポート番号が自動で割り当てられます。

表3‒1 各サービスのデフォルトのポート番号(Windowsの場合)

項番

対象機能

サービス名

パラメーター

ポート

番号

説明

1

サービス構成情報管理機能

Name Server

jp1pcnsvr

22285

PFM - ManagerのName Serverサービスで使用されているポート番号です。

Performance Managementのすべてのホストで設定されています。

2

NNM連携機能

NNM Object Manager

jp1pcovsvr

22292

PFM - ManagerおよびPFM - BaseのNNM連携機能で,マップマネージャーとオブジェクトマネージャーの間の通信で使用されているポート番号です。

PFM - ManagerおよびPFM - Baseがインストールされているホストで設定されています。

3

サービス状態管理機能

Status Server

jp1pcstatsvr

22350

PFM - ManagerおよびPFM - BaseのStatus Serverサービスで使用されているポート番号です。

PFM - ManagerおよびPFM - Baseがインストールされているホストで設定されています。

4

監視コンソール通信機能

View Server

jp1pcvsvr

22286

PFM - ManagerのView Serverサービスで使用されているポート番号です。

PFM - Managerがインストールされているホストで設定されています。

5

Webサービス機能

Web Service

20358

PFM - Web ConsoleのWeb Serviceサービスで使用されているポート番号です。

6

Webコンテナ機能

Web Console

20359

20360

PFM - Web ConsoleのWeb Consoleサービスで使用されているポート番号です。

7

JP1/ITSLM連携機能

JP1/ITSLM

20905

JP1/ITSLMで設定されるポート番号です。

(凡例)

−:該当しません

ファイアウォール環境でPerformance Managementを使用するときは,ポート番号を固定してください。ポート番号を固定する方法の詳細は,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」のインストールとセットアップについて説明している章を参照してください。

(3) インストールに必要なOSユーザー権限

PFM - RM for Platformをインストールするときは,必ずAdministrators権限を持つアカウントで実行してください。

(4) 前提プログラム

PFM - RM for Platformをインストールする場合のプログラム構成について説明します。

プログラム構成には,大きく分けて次の2つの場合があります。システム環境に応じて,プログラム構成を検討してください。

(a) PFM - ManagerホストにPFM - RM for Platformをインストールする場合

PFM - Managerと同ホストにPFM - RM for Platformをインストールする場合のプログラム構成です。この場合のプログラム構成について次の図に示します。

図3‒1 プログラムの構成図(PFM - RM for PlatformとPFM - Managerが同ホスト(Windowsの場合))

[図データ]

(b) PFM - Managerホストとは異なるホストにPFM - RM for Platformをインストールする場合

PFM - Managerとは異なるホストにPFM - RM for Platformをインストールする場合のプログラム構成です。このプログラム構成の場合,PFM - RM for Platformと同ホストにPFM - Baseをインストールする必要があります。この場合のプログラム構成について次の図に示します。

図3‒2 プログラムの構成図(PFM - RM for PlatformとPFM - Baseが同ホスト(Windowsの場合))

[図データ]

(c) 監視対象ホストの前提OS

監視対象ホストで前提となるOSを次に示します。

  • Windows Server 2003

  • Windows Server 2008

  • Windows Server 2012

  • HP-UX

  • Solaris

  • AIX

  • Linux

(d) Performance Managementの前提プログラム

PFM - RM for Platformを導入する場合,Performance Managementの前提プログラムとして,PFM - RM for Platformと同ホストにPFM - ManagerまたはPFM - Baseが必要です。

PFM - Managerと同ホストにPFM - RM for Platformをインストールする場合,PFM - Baseは不要となります。また,PFM - Baseと同ホストに複数のPFM - RMをインストールする場合,必要なPFM - Baseは1つだけです。

このほか,PFM - RM for Platformを使って監視対象ホストの稼働監視を実施するために,PFM - Web Consoleが必要です。

(5) パフォーマンスデータを収集するのに必要な環境設定(PFM - RMホストがWindowsで監視対象ホストがWindowsの場合)

PFM - RM for Platformでは,監視対象ホストがWindowsの場合,監視対象ホストからパフォーマンスデータを収集するためにWMIを使用します。WMIの接続設定を実施していない場合,パフォーマンスデータは収集できません。このため,PFM - RMホストと監視対象ホストでWMIの設定が必要となります。

WMIの設定に必要な内容を次に示します。

(a) ユーザーアカウントの設定

WMIを使用するには,PFM - RMホストのローカルユーザーアカウントまたはドメインアカウント,および監視対象ホストのローカルユーザーアカウントが必要となります。

WMIの名前空間で接続設定しているアカウントを利用して情報を収集します。

  • PFM - RMホストのアカウント

    アカウントを設定する場合は,「表3-20」のRMHost_User,RMHost_PasswordおよびRMHost_Domainの設定値に応じた値を設定してください。設定したアカウントは,インスタンスのセットアップ時に指定します。

    なお,クラスタシステムでPFM - RM for Platformを運用する場合,PFM - RMホストのアカウントは,実行系と待機系で同一のユーザーとパスワードを設定して両方にログオンできるアカウントにしてください。

    PFM - RMホスト自身を監視対象とする場合は,設定したアカウントもWMIの接続に影響します。アカウントの種類によって,収集できるレコードが異なります。アカウントの種類ごとのレコードの収集可否を,次の表に示します。

    表3‒2 PFM - RMホストのアカウントの種類ごとのレコードの収集可否(監視対象ホストが自ホストでWindows Server 2003の場合)

    アカウントの種類

    レコードの収集可否

    プロセスの稼働・非稼働情報が格納されるレコード※1

    プロセスの稼働・非稼働以外の情報が格納されるレコード※2

    Administrator(Built-in Administrator)

    Administratorsグループのメンバー

    Performance Log Usersグループのメンバー

    ×

    Performance Monitor Usersグループのメンバー

    ×

    (凡例)

    ○:収集できます

    ×:収集できません

    注※1

    PD_APS,PD_ASVC,PD_APP2,PD_APPC,PD_APPDレコードが該当します。

    注※2

    PI,PI_CPU,PI_LDSK,PI_NET,PI_PDSK,PDレコードが該当します。

    表3‒3 PFM - RMホストのアカウントの種類ごとのレコードの収集可否(監視対象ホストが自ホストでWindows Server 2008またはWindows Server 2012の場合)

    アカウントの種類

    レコードの収集可否

    プロセスの稼働・非稼働情報が格納されるレコード※1

    プロセスの稼働・非稼働以外の情報が格納されるレコード※2

    Administrator(Built-in Administrator)

    Administratorsグループのメンバー(UACが有効)

    ×

    ×

    Administratorsグループのメンバー(UACが無効)

    Performance Log Usersグループのメンバー

    ×

    Performance Monitor Usersグループのメンバー

    ×

    (凡例)

    ○:収集できます

    ×:収集できません

    注※1

    PD_APS,PD_ASVC,PD_APP2,PD_APPC,PD_APPDレコードが該当します。

    注※2

    PI,PI_CPU,PI_LDSK,PI_NET,PI_PDSK,PDレコードが該当します。

  • 監視対象ホストのアカウント

    アカウントを設定する場合は,「表3-27」のUser,PasswordおよびDomainの設定値に応じた値を設定してください。設定したアカウントは,監視対象のセットアップ時に指定します。

    なお,監視対象ホストのアカウントは,Administratorsグループ,Performance Log Usersグループ,またはPerformance Monitor Usersグループのどれかのメンバーとして設定されている必要があります。

    Windowsのセキュリティの監査などの操作をする場合は,ほかに操作を実行できる権限が必要になります。

    アカウントの種類によって,収集できるレコードが異なります。アカウントの種類ごとのレコードの収集可否を,次の表に示します。

    表3‒4 アカウントの種類ごとのレコードの収集可否(監視対象ホストがWindows Server 2003の場合)

    アカウントの種類

    レコードの収集可否

    プロセスの稼働・非稼働情報が格納されるレコード※1

    プロセスの稼働・非稼働以外の情報が格納されるレコード※2

    Administrator(Built-in Administrator)

    Administratorsグループのメンバー

    Performance Log Usersグループのメンバー

    ×

    Performance Monitor Usersグループのメンバー

    ×

    (凡例)

    ○:収集できます

    ×:収集できません

    注※1

    PD_APS,PD_ASVC,PD_APP2,PD_APPC,PD_APPDレコードが該当します。

    注※2

    PI,PI_CPU,PI_LDSK,PI_NET,PI_PDSK,PDレコードが該当します。

    表3‒5 アカウントの種類ごとのレコードの収集可否(監視対象ホストがWindows Server 2008またはWindows Server 2012の場合)

    アカウントの種類

    レコードの収集可否

    プロセスの稼働・非稼働情報が格納されるレコード※1

    プロセスの稼働・非稼働以外の情報が格納されるレコード※2

    ローカルアカウント

    Administrator(Built-in Administrator)

    Administratorsグループのメンバー(UACが有効,かつLocalAccountTokenFilterPolicyが設定されていない)

    ×

    ×

    Administratorsグループのメンバー(UACが有効,かつLocalAccountTokenFilterPolicyが設定されている)

    Administratorsグループのメンバー(UACが無効)

    Performance Log Usersグループのメンバー

    ×

    Performance Monitor Usersグループのメンバー

    ×

    ドメインアカウント

    Administrator(Built-in Administrator)

    Administratorsグループのメンバー(UACが有効)

    Administratorsグループのメンバー(UACが無効)

    Performance Log Usersグループのメンバー

    ×

    Performance Monitor Usersグループのメンバー

    ×

    (凡例)

    ○:収集できます

    ×:収集できません

    注※1

    PD_APS,PD_ASVC,PD_APP2,PD_APPC,PD_APPDレコードが該当します。

    注※2

    PI,PI_CPU,PI_LDSK,PI_NET,PI_PDSK,PDレコードが該当します。

(b) WMIサービスの設定

監視対象ホストのWMIサービスのスタートアップを「無効」以外に設定してください。「無効」に設定されているとパフォーマンスデータが収集できません。

(c) WMIに接続する設定

WMIに接続するための設定を,PFM - RMホストと監視対象ホストの両方で実施します。WMIの接続設定の詳細については,「3.1.5 WMIの接続設定方法(PFM - RMホストがWindowsで監視対象ホストがWindowsの場合)」を参照してください。

(d) UACを使用したWMIリモート接続の設定

Windows Server 2008またはWindows Server 2012を使用している場合,UACの機能によって,管理者権限を持つローカルユーザー(OSのインストール後に作成されるAdministratorユーザーを除く)に対して権限が制限されます。そのため,Windows Server 2008またはWindows Server 2012の管理対象サーバのWMIリモート接続を,管理者権限を持つローカルユーザーで実行すると,管理者権限ではなく,一般ユーザーの権限で接続されてしまい,アクセス拒否が発生しエラー終了することがあります。これを回避するためには,UACを有効にしている場合,次のどちらかの設定を実施してください。

  • 認証に使用するユーザーにOSのインストール後に作成されるAdministratorユーザーを使用する。

  • 次のコマンドを管理者権限で実行して,UACのリモート接続を許可するように,レジストリの値を更新する。

    reg add HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System /v LocalAccountTokenFilterPolicy /t REG_DWORD /d 1 /f

    許可したUACのリモート接続を解除する場合は,次のコマンドを実行してください。

    reg delete HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System /v LocalAccountTokenFilterPolicy /f

なお,UACを無効にしている場合は,認証に使用するユーザーにAdministratorsグループのメンバーを使用してください。

(6) パフォーマンスデータを収集するのに必要な環境設定(PFM - RMホストがWindowsで監視対象ホストがUNIXの場合)

PFM - RM for Platformでは,監視対象ホストがUNIXの場合,監視対象ホストからパフォーマンスデータを収集するためにSSHを使用します。SSHを使用するためには,PFM - RMホストにPuTTYとActivePerlがインストールされている必要があります。SSHの接続設定をしていない場合,パフォーマンスデータを収集できません。SSHの認証には,公開鍵認証方式を使用するため,公開鍵認証の設定を実施する必要があります。また,OSのコマンドを使用してパフォーマンスデータを収集するため,PFM - RMホストおよび監視対象ホストに,ソフトウェアおよびパッケージのインストールが必要なことがあります。

PuTTYおよびActivePerlインストール時の注意事項
  • Administrators権限を持つアカウントでインストールを実行してください。

  • パス名にマルチバイト文字を含むフォルダにインストールしないでください。

(a) ユーザーアカウントの設定

SSHを使用するには,PFM - RMホストと監視対象ホストのアカウントが必要となります。

  • PFM - RMホストのアカウント

    アカウントを設定する場合は,「表3-20」のRMHost_User,RMHost_PasswordおよびRMHost_Domainの設定値に応じた値を設定してください。設定したアカウントは,インスタンスのセットアップ時に指定します。

    なお,クラスタシステムでPFM - RM for Platformを運用する場合,PFM - RMホストのアカウントは,実行系と待機系で同一のユーザーとパスワードを設定して両方にログオンできるアカウントにしてください。

  • 監視対象ホストのアカウント

    接続先の監視対象ホストがAIXの場合,root以外のユーザーで情報を収集するには,そのユーザーがadmグループとsystemグループの両方に所属している必要があります。所属していないと,一部の情報が収集できません。

    このため,接続先の監視対象ホストで次のコマンドを実行して,ユーザーがadmグループとsystemグループの両方に所属していることを確認してください。

    $ id
    uid=xxx(xxx) gid=x(xxx) groups=0(system),4(adm)

    収集できない情報の詳細については,「7. レコード」を参照してください。なお,監視対象ホストがAIXでない場合,ユーザーの制限はありません。

(b) ソフトウェアおよびパッケージのインストール

■ PFM - RMホストで必要なソフトウェア

PFM - RMホストで必要となるソフトウェアについて,次の表に示します。詳細については,リリースノートを参照してください。

表3‒6 PFM - RMホストで必要なソフトウェア

項番

ソフトウェア名

OS名

デフォルト

1

PuTTY

Windows Server 2003 (x86)

×

2

Windows Server 2003 (x64)

×

3

Windows Server 2008 (x86)

×

4

Windows Server 2008 (x64)

×

5

Windows Server 2012

×

6

ActivePerl

Windows Server 2003 (x86)

×

7

Windows Server 2003 (x64)

×

8

Windows Server 2008 (x86)

×

9

Windows Server 2008 (x64)

×

10

Windows Server 2012

×

(凡例)

×:デフォルトでインストールされません

■ 監視対象ホストで必要なパッケージ(SSH)

監視対象ホストで必要となるパッケージ(SSH)は,監視対象ホストのOSごとに異なります。詳細については,リリースノートを参照してください。

監視対象ホストのOSがHP-UXの場合について,次の表に示します。

表3‒7 監視対象ホストで必要なソフトウェア(HP-UXの場合)

項番

ソフトウェア名

OS

デフォルト

1

HP-UX Secure Shell

HP-UX 11i V3 (IPF)

(凡例)

○:デフォルトでインストールされます

監視対象ホストのOSがSolarisの場合について,次の表に示します。

表3‒8 監視対象ホストで必要なパッケージ(Solarisの場合)

項番

ソフトウェア名

OS

デフォルト

1

SunSSH

Solaris 10 (SPARC)

2

Solaris 10 (x64)

3

Solaris 10 (x86)

4

Solaris 11 (SPARC)

(凡例)

○:デフォルトでインストールされます

監視対象ホストのOSがAIXの場合について,次の表に示します。

表3‒9 監視対象ホストで必要なパッケージ(AIXの場合)

項番

ソフトウェア名

OS

デフォルト

1

OpenSSH

AIX V6.1

×

2

AIX V7.1

×

(凡例)

×:デフォルトでインストールされません

監視対象ホストのOSがLinuxの場合について,次の表に示します。

表3‒10 監視対象ホストで必要なRPMパッケージ(Linuxの場合)

項番

ソフトウェア名

OS

デフォルト

1

OpenSSH

CentOS 6(x64)およびCentOS 6(x86)

2

Linux 5 (IPF)およびLinux 5 Advanced Platform (IPF)

3

Linux 5 (x64)およびLinux 5 Advanced Platform (x64)

4

Linux 5 (x86)およびLinux 5 Advanced Platform (x86)

5

Linux 6 (x64)およびLinux 6 (x86)

6

Oracle Linux 6 (x64)およびOracle Linux 6 (x86)

7

SuSE Linux 11 (x64)およびSuSE Linux 11 (x86)

(凡例)

○:デフォルトでインストールされます

−:OSインストール後に,ソフトウェアまたはパッケージがインストールされているか確認してください

■ 監視対象ホストで必要なパッケージ(コマンド)

監視対象ホストで必要となるパッケージは,次の表に示すコマンドを実行して確認してください。

表3‒11 パッケージやファイルセットを確認するコマンド

項番

OS名

実行するコマンドの形式

1

HP-UX

/usr/sbin/swlist -l file | grep {コマンド名}

2

Solaris 10

/usr/sbin/pkgchk -l -p {コマンド名}

3

Solaris 11以降

/usr/bin/pkg search -l -H -o pkg.name {コマンド名}

4

AIX

/usr/bin/lslpp - w {コマンド名}

5

Linux

/bin/rpm -q --whatprovides {コマンド名}

確認するコマンドとパッケージについて説明します。

収集するレコードに必要な前提コマンドを次の表に示します。

表3‒12 収集するレコードに必要な前提コマンド

項番

レコード名

コマンド名

HP-UX

Solaris

AIX

Linux

1

  • Application Process Count(PD_APPC)

  • Application Process Detail(PD_APPD)

  • Application Process Overview(PD_APS)

  • Application Service Overview(PD_ASVC)

  • Application Summary(PD_APP2)

  • date

  • ps

  • date

  • ps

  • date

  • ps

  • date

  • ps

2

Logical Disk Overview(PI_LDSK)

  • date

  • df

  • date

  • df

  • date

  • df

  • date

  • df

3

Network Interface Overview(PI_NET)

  • date

  • netstat

  • date

  • netstat

  • date

  • netstat

  • date

  • netstat

4

Physical Disk Overview(PI_PDSK)

  • date

  • iostat

  • sar

  • date

  • iostat

  • date

  • sar

  • date

  • iostat

5

Processor Overview(PI_CPU)

  • date

  • sar

  • date

  • mpstat

  • date

  • mpstat

  • sar

  • date

  • mpstat

6

System Status(PD)

  • date

  • uname

  • date

  • uname

  • date

  • uname

  • date

  • uname

7

System Summary(PI)

  • crashconf

  • date

  • sar

  • swapinfo

  • uptime

  • vmstat

  • date

  • mpstat

  • prtconf

  • sar

  • swap

  • uptime

  • vmstat

  • date

  • mpstat

  • pstat

  • sar

  • uptime

  • vmstat

  • date

  • free

  • mpstat

  • sar

  • uptime

  • vmstat

収集するレコードに必要なパッケージを次の表に示します。詳細については,リリースノートを参照してください。

表3‒13 監視対象ホストで必要なソフトウェア(HP-UXの場合)

項番

コマンド名

OS

デフォルト

1

crashconf

HP-UX 11i V3 (IPF)

2

date

HP-UX 11i V3 (IPF)

3

df

HP-UX 11i V3 (IPF)

4

ioscan

HP-UX 11i V3 (IPF)

5

iostat

HP-UX 11i V3 (IPF)

6

netstat

HP-UX 11i V3 (IPF)

7

ps

HP-UX 11i V3 (IPF)

8

sar

HP-UX 11i V3 (IPF)

9

swapinfo

HP-UX 11i V3 (IPF)

10

uname

HP-UX 11i V3 (IPF)

11

uptime

HP-UX 11i V3 (IPF)

12

vmstat

HP-UX 11i V3 (IPF)

(凡例)

○:デフォルトでインストールされます

表3‒14 監視対象ホストで必要なパッケージ(Solarisの場合)

項番

コマンド名

OS

デフォルト

1

date

Solaris 10 (SPARC)

2

Solaris 10 (x64)

3

Solaris 10 (x86)

4

Solaris 11 (SPARC)

5

df

Solaris 10 (SPARC)

6

Solaris 10 (x64)

7

Solaris 10 (x86)

8

Solaris 11 (SPARC)

9

iostat

Solaris 10 (SPARC)

10

Solaris 10 (x64)

11

Solaris 10 (x86)

12

Solaris 11 (SPARC)

13

mpstat

Solaris 10 (SPARC)

14

Solaris 10 (x64)

15

Solaris 10 (x86)

16

Solaris 11 (SPARC)

17

netstat

Solaris 10 (SPARC)

18

Solaris 10 (x64)

19

Solaris 10 (x86)

20

Solaris 11 (SPARC)

21

pagesize

Solaris 10 (SPARC)

22

Solaris 10 (x64)

23

Solaris 10 (x86)

24

Solaris 11 (SPARC)

25

prtconf

Solaris 10 (SPARC)

26

Solaris 10 (x64)

27

Solaris 10 (x86)

28

Solaris 11 (SPARC)

29

ps

Solaris 10 (SPARC)

30

Solaris 10 (x64)

31

Solaris 10 (x86)

32

Solaris 11 (SPARC)

33

sar

Solaris 10 (SPARC)

34

Solaris 10 (x64)

35

Solaris 10 (x86)

36

Solaris 11 (SPARC)

37

swap

Solaris 10 (SPARC)

38

Solaris 10 (x64)

39

Solaris 10 (x86)

40

Solaris 11 (SPARC)

41

uname

Solaris 10 (SPARC)

42

Solaris 10 (x64)

43

Solaris 10 (x86)

44

Solaris 11 (SPARC)

45

uptime

Solaris 10 (SPARC)

46

Solaris 10 (x64)

47

Solaris 10 (x86)

48

Solaris 11 (SPARC)

49

vmstat

Solaris 10 (SPARC)

50

Solaris 10 (x64)

51

Solaris 10 (x86)

52

Solaris 11 (SPARC)

(凡例)

○:デフォルトでインストールされます

表3‒15 監視対象ホストで必要なパッケージ(AIXの場合)

項番

コマンド名

OS

デフォルト

1

date

AIX V6.1

2

AIX V7.1

3

df

AIX V6.1

4

AIX V7.1

5

mpstat

AIX V6.1

6

AIX V7.1

7

netstat

AIX V6.1

8

AIX V7.1

9

ps

AIX V6.1

10

AIX V7.1

11

pstat

AIX V6.1

12

AIX V7.1

13

sar

AIX V6.1

14

AIX V7.1

15

uname

AIX V6.1

16

AIX V7.1

17

uptime

AIX V6.1

18

AIX V7.1

19

vmstat

AIX V6.1

20

AIX V7.1

(凡例)

○:デフォルトでインストールされます

表3‒16 監視対象ホストで必要なパッケージ(Linuxの場合)

項番

コマンド名

OS

デフォルト

1

date

CentOS 6 (x64)およびCentOS 6 (x86)

2

Linux 5 (IPF)およびLinux 5 Advanced Platform (IPF)

3

Linux 5 (x64)およびLinux 5 Advanced Platform (x64)

4

Linux 5 (x86)およびLinux 5 Advanced Platform (x86)

5

Linux 6 (x64)およびLinux 6 (x86)

6

Oracle Linux 6 (x64)およびOracle Linux 6 (x86)

7

SuSE Linux 11 (x64)およびSuSE Linux 11 (x86)

8

df

CentOS 6 (x64)およびCentOS 6 (x86)

9

Linux 5 (IPF)およびLinux 5 Advanced Platform (IPF)

10

Linux 5 (x64)およびLinux 5 Advanced Platform (x64)

11

Linux 5 (x86)およびLinux 5 Advanced Platform (x86)

12

Linux 6 (x64)およびLinux 6 (x86)

13

Oracle Linux 6 (x64)およびOracle Linux 6 (x86)

14

SuSE Linux 11 (x64)およびSuSE Linux 11 (x86)

15

free

CentOS 6 (x64)およびCentOS 6 (x86)

16

Linux 5 (IPF)およびLinux 5 Advanced Platform (IPF)

17

Linux 5 (x64)およびLinux 5 Advanced Platform (x64)

18

Linux 5 (x86)およびLinux 5 Advanced Platform (x86)

19

Linux 6 (x64)およびLinux 6 (x86)

20

Oracle Linux 6 (x64)およびOracle Linux 6 (x86)

21

SuSE Linux 11 (x64)およびSuSE Linux 11 (x86)

22

iostat

CentOS 6 (x64)およびCentOS 6 (x86)

23

Linux 5 (IPF)およびLinux 5 Advanced Platform (IPF)

×

24

Linux 5 (x64)およびLinux 5 Advanced Platform (x64)

×

25

Linux 5 (x86)およびLinux 5 Advanced Platform (x86)

×

26

Linux 6 (x64)およびLinux 6 (x86)

×

27

Oracle Linux 6 (x64)およびOracle Linux 6 (x86)

28

SuSE Linux 11 (x64)およびSuSE Linux 11 (x86)

29

mpstat

CentOS 6 (x64)およびCentOS 6 (x86)

30

Linux 5 (IPF)およびLinux 5 Advanced Platform (IPF)

×

31

Linux 5 (x64)およびLinux 5 Advanced Platform (x64)

×

32

Linux 5 (x86)およびLinux 5 Advanced Platform (x86)

×

33

Linux 6 (x64)およびLinux 6 (x86)

×

34

Oracle Linux 6 (x64)およびOracle Linux 6 (x86)

35

SuSE Linux 11 (x64)およびSuSE Linux 11 (x86)

36

netstat

CentOS 6 (x64)およびCentOS 6 (x86)

37

Linux 5 (IPF)およびLinux 5 Advanced Platform (IPF)

38

Linux 5 (x64)およびLinux 5 Advanced Platform (x64)

39

Linux 5 (x86)およびLinux 5 Advanced Platform (x86)

40

Linux 6 (x64)およびLinux 6 (x86)

41

Oracle Linux 6 (x64)およびOracle Linux 6 (x86)

42

SuSE Linux 11 (x64)およびSuSE Linux 11 (x86)

43

ps

CentOS 6 (x64)およびCentOS 6 (x86)

44

Linux 5 (IPF)およびLinux 5 Advanced Platform (IPF)

45

Linux 5 (x64)およびLinux 5 Advanced Platform (x64)

46

Linux 5 (x86)およびLinux 5 Advanced Platform (x86)

47

Linux 6 (x64)およびLinux 6 (x86)

48

Oracle Linux 6 (x64)およびOracle Linux 6 (x86)

49

SuSE Linux 11 (x64)およびSuSE Linux 11 (x86)

50

uname

CentOS 6 (x64)およびCentOS 6 (x86)

51

Linux 5 (IPF)およびLinux 5 Advanced Platform (IPF)

52

Linux 5 (x64)およびLinux 5 Advanced Platform (x64)

53

Linux 5 (x86)およびLinux 5 Advanced Platform (x86)

54

Linux 6 (x64)およびLinux 6 (x86)

55

Oracle Linux 6 (x64)およびOracle Linux 6 (x86)

56

SuSE Linux 11 (x64)およびSuSE Linux 11 (x86)

57

uptime

CentOS 6 (x64)およびCentOS 6 (x86)

58

Linux 5 (IPF)およびLinux 5 Advanced Platform (IPF)

59

Linux 5 (x64)およびLinux 5 Advanced Platform (x64)

60

Linux 5 (x86)およびLinux 5 Advanced Platform (x86)

61

Linux 6 (x64)およびLinux 6 (x86)

62

Oracle Linux 6 (x64)およびOracle Linux 6 (x86)

63

SuSE Linux 11 (x64)およびSuSE Linux 11 (x86)

64

sar

CentOS 6 (x64)およびCentOS 6 (x86)

65

Linux 5 (IPF)およびLinux 5 Advanced Platform (IPF)

×

66

Linux 5 (x64)およびLinux 5 Advanced Platform (x64)

×

67

Linux 5 (x86)およびLinux 5 Advanced Platform (x86)

×

68

Linux 6 (x64)およびLinux 6 (x86)

×

69

Oracle Linux 6 (x64)およびOracle Linux 6 (x86)

70

SuSE Linux 11 (x64)およびSuSE Linux 11 (x86)

71

vmstat

CentOS 6 (x64)およびCentOS 6 (x86)

72

Linux 5 (IPF)およびLinux 5 Advanced Platform (IPF)

73

Linux 5 (x64)およびLinux 5 Advanced Platform (x64)

74

Linux 5 (x86)およびLinux 5 Advanced Platform (x86)

75

Linux 6 (x64)およびLinux 6 (x86)

76

Oracle Linux 6 (x64)およびOracle Linux 6 (x86)

77

SuSE Linux 11 (x64)およびSuSE Linux 11 (x86)

(凡例)

○:デフォルトでインストールされます

×:デフォルトでインストールされません

−:OSインストール後に,ソフトウェアまたはパッケージがインストールされているか確認してください

(c) SSH接続に関する設定

SSHに接続するための設定を,PFM - RMホストと監視対象ホストの両方で実施します。SSHの接続設定の詳細については,「3.1.6 Windows版のSSHの接続設定方法(PFM - RMホストがWindowsで監視対象ホストがUNIXの場合)」を参照してください。

(7) プロセス稼働の監視条件を4,096バイトにする場合の前提条件

PFM - ManagerおよびPFM - Web Consoleが09-50以降の場合,パフォーマンス監視時に使用する監視条件を4,096バイトまで設定できます。

PFM - BaseまたはPFM - ManagerをPFM - RMのホストに導入する場合は,バージョンが10-00以降のものを導入してください。

(8) 障害発生時の資料採取の準備

トラブルが発生した場合にメモリーダンプ,クラッシュダンプ,ユーザーモードプロセスダンプなどが必要になることがあります。トラブル発生時にこれらのダンプを採取する場合は,あらかじめメモリーダンプ,クラッシュダンプ,ユーザーモードプロセスダンプが出力されるように設定してください。

(a) Windows Server 2003の場合の設定方法

  • メモリーダンプの出力設定

  1. [コントロールパネル]から[システム]をダブルクリックする。

  2. [詳細設定]ページの[起動と回復]の[設定]ボタンをクリックする。

  3. [デバッグ情報の書き込み]で,[完全メモリダンプ]を選択し,出力先のファイルを指定する。

注意

メモリーダンプのサイズは,実メモリーのサイズによって異なります。搭載している物理メモリーが大きいと,メモリーダンプのサイズも大きくなります。メモリーダンプを採取できるだけのディスク領域を確保してください。詳細は,OS付属のドキュメントを参照してください。

  • クラッシュダンプの出力設定

  1. スタートメニューから[ファイル名を指定して実行]を選択する。

  2. テキストボックスに「drwtsn32」と入力し,[OK]ボタンをクリックする。

    ワトソン博士のダイアログボックスが開きます。

  3. [クラッシュ ダンプ ファイルの作成]チェックボックスをチェックし,[クラッシュダンプ]テキストボックスに出力先のファイルを指定する。

  4. [OK]ボタンをクリックする。

注意

クラッシュダンプに出力される情報はJP1だけでなく,ほかのアプリケーションプログラムのトラブル情報も出力されます。また,クラッシュダンプが出力されると,その分ディスク容量が圧迫されます。クラッシュダンプが出力されるように設定する場合は,十分なディスク領域を確保しておいてください。

(b) Windows Server 2008またはWindows Server 2012の場合の設定方法

  • ユーザーモードプロセスダンプの出力設定

    次のレジストリを設定することによって,アプリケーションプログラムの異常終了時,即座に調査資料のユーザーモードプロセスダンプを取得できます。

    \\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\Windows Error Reporting\LocalDumps

    このレジストリキーに,次のレジストリ値を設定します。

    • DumpFolder : REG_EXPAND_SZ <ダンプ出力先のフォルダ名>

      (出力先フォルダには書き込み権限が必要です)

    • DumpCount : REG_DWORD <保存するダンプの数>

    • DumpType : REG_DWORD 2

注意
  • レジストリを設定することで,JP1だけでなくほかのアプリケーションプログラムでもユーザーモードプロセスダンプが出力されるようになります。ユーザーモードプロセスダンプの出力を設定する場合はこの点をご注意ください。

  • ユーザーモードプロセスダンプが出力されると,その分ディスク容量が圧迫されます。ユーザーモードプロセスダンプが出力されるように設定する場合は,十分なディスク領域が確保されているダンプ出力先フォルダを設定してください。