付録C.1 Performance Managementのポート番号
PFM - Manager,PFM - Web ConsoleおよびPFM - Baseで使用するポート番号を示します。
Agent CollectorおよびRemote Monitor Collectorサービスと,Agent StoreおよびRemote Monitor Storeサービスのポート番号については,各PFM - AgentまたはPFM - RMマニュアルの,付録に記載されているポート番号一覧を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) PFM - Managerで使用するポート番号
PFM - Managerで使用するポート番号を次の表に示します。
ポート番号 |
サービス名 |
パラメーター |
用途 |
---|---|---|---|
20275※1 |
Action Handler |
jp1pcah |
アクションを実行するときに使用する。 |
自動※2 |
Agent Collector(ヘルスチェックエージェント) |
jp1pcagt0 |
アラームをバインドしたり,リアルタイムレポートを取得したりするときに使用する。 |
自動※2 |
Agent Store(ヘルスチェックエージェント) |
jp1pcsto0 |
パフォーマンスデータを記録したり,履歴レポートを取得したりするときに使用する。 |
20273※1 |
Correlator |
jp1pcep |
各PFM - AgentまたはPFM - RMのイベントをPFM - Managerに送信するときに使用する。 |
20271※1 |
Master Manager |
jp1pcmm |
各サービスがMaster Managerサービスと通信接続するときに使用する。 |
20272※1 |
Master Store |
jp1pcsto |
各PFM - AgentまたはPFM - RMのイベントを記録するときに使用する。 |
22292※3 |
NNM Object Manager |
jp1pcovsvr |
NNMと連携するときに使用する。 |
22285 |
Name Server |
jp1pcnsvr |
各サービスがName Serverサービスと通信接続するときに使用する。 |
22350 |
Status Server |
jp1pcstatsvr |
サービスのステータスを確認するときに使用する。 |
20274※1 |
Trap Generator |
jp1pctrap |
SNMPトラップを送信するときに使用する。 |
20276※1 |
View Server |
jp1pcvsvr2 |
各PFM - AgentまたはPFM - RMのイベントやレポートをPFM - Web Consoleに送信するときに使用する。 |
22286 |
View Server(PFM - Web ConsoleとView Serverサービス間) |
jp1pcvsvr |
PFM - Managerにログインしたり,PFM - Web ConsoleのGUIを操作したりするときに使用する。 |
View Server(JP1/ITSLMとPFM - Manager間) |
jp1pcvsvr |
JP1/ITSLMからPFM - Managerとの連携を設定するときに使用する。 |
- 注※1
-
jpcconf port defineコマンド実行時にポート番号を任意の番号に変更しない場合,これらのポート番号が割り当てられます。また,jpcconf port defineコマンドを実行しない場合,サービスが再起動されるたびにシステムで使用されていないポート番号が自動的に割り当てられます。
- 注※2
-
jpcconf port defineコマンド実行時,その時点で使用されていないポート番号が自動的に割り当てられ表示されます。また,jpcconf port defineコマンドを実行しない場合,サービスが再起動されるたびにシステムで使用されていないポート番号が自動的に割り当てられます。
- 注※3
-
Windows Server 2003,Solaris(SPARC),HP-UXにインストールされた場合だけ使用されます。
(2) PFM - Web Consoleで使用するポート番号
PFM - Web Consoleで使用するポート番号を次の表に示します。
ポート番号 |
サービス名 |
パラメーター |
用途 |
---|---|---|---|
20358 |
Web Service |
− |
WebブラウザからPFM - Web Consoleに接続するときに使用する。 |
20359 |
Web Console |
− |
Web ServiceサービスがWeb Consoleサービスと通信接続するときに使用する。 |
20360 |
Web Console |
− |
Web Consoleサービスの管理に使用する。 |
自動※ |
Web Console |
− |
PFM - Web Consoleサービスが使用するコールバックポート番号(ownPort) |
自動※ |
Web Console |
− |
PFM - Web Consoleコマンドが使用するコールバックポート番号(ownCmdPort) |
- (凡例)
-
−:該当なし
- 注※
-
PFM - Web Console起動時,config.xmlに設定されたポート番号が自動的に割り当てられます。また,config.xmlでポート番号を設定していない場合,PFM - Web Consoleが再起動されるたびに,システムで使用されていないポート番号が自動的に割り当てられます。
(3) PFM - Baseで使用するポート番号
PFM - Baseで使用するポート番号を次の表に示します。
ポート番号 |
サービス名 |
パラメーター |
用途 |
---|---|---|---|
20275※1 |
Action Handler |
jp1pcah |
アクションを実行するときに使用する。 |
22292※2 |
NNM Object Manager |
jp1pcovsvr |
NNMと連携するときに使用する。 |
22350 |
Status Server |
jp1pcstatsvr |
サービスのステータスを確認するときに使用する。 |
- 注※1
-
jpcconf port defineコマンド実行時にポート番号を任意の番号に変更しない場合,これらのポート番号が割り当てられます。また,jpcconf port defineコマンドを実行しない場合,サービスが再起動されるたびにシステムで使用されていないポート番号が自動的に割り当てられます。
- 注※2
-
Windows Server 2003,Solaris(SPARC),HP-UXにインストールされた場合だけ使用されます。
(4) PFM - Baseホストでservicesファイルに登録されるポート番号の情報について
PFM - Baseのインストール時,次に示すポート番号の情報をservicesファイルに登録します。
-
jp1pcnsvr:22285/tcp
-
jp1pcstatsvr:22350/tcp
-
jp1pcovsvr:22292/tcp※
このうち,22285のポート番号は,PFM - ManagerホストのNameServerサービスの待ち受けポートで,PFM - Baseホストからの通信先ポートを明示するために使用します。
PFM - Baseでは,このポート情報を宛先としてNameServerサービスへの通信をしているため,NameServerサービスのポート番号を変更する場合以外は,設定値を変更しないでください。変更,または削除した場合,NameServerとの通信ができなくなります。
- 注※
-
このポート番号は,PFM - BaseをWindows Server 2003,Solaris(SPARC),HP-UXにインストールした場合だけ使用します。