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JP1 Version 10 JP1/Performance Management リファレンス


付録C.1 Performance Managementのポート番号

PFM - Manager,PFM - Web ConsoleおよびPFM - Baseで使用するポート番号を示します。

Agent CollectorおよびRemote Monitor Collectorサービスと,Agent StoreおよびRemote Monitor Storeサービスのポート番号については,各PFM - AgentまたはPFM - RMマニュアルの,付録に記載されているポート番号一覧を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) PFM - Managerで使用するポート番号

PFM - Managerで使用するポート番号を次の表に示します。

表C‒1 PFM - Managerで使用するポート番号

ポート番号

サービス名

パラメーター

用途

20275※1

Action Handler

jp1pcah

アクションを実行するときに使用する。

自動※2

Agent Collector(ヘルスチェックエージェント)

jp1pcagt0

アラームをバインドしたり,リアルタイムレポートを取得したりするときに使用する。

自動※2

Agent Store(ヘルスチェックエージェント)

jp1pcsto0

パフォーマンスデータを記録したり,履歴レポートを取得したりするときに使用する。

20273※1

Correlator

jp1pcep

各PFM - AgentまたはPFM - RMのイベントをPFM - Managerに送信するときに使用する。

20271※1

Master Manager

jp1pcmm

各サービスがMaster Managerサービスと通信接続するときに使用する。

20272※1

Master Store

jp1pcsto

各PFM - AgentまたはPFM - RMのイベントを記録するときに使用する。

22292※3

NNM Object Manager

jp1pcovsvr

NNMと連携するときに使用する。

22285

Name Server

jp1pcnsvr

各サービスがName Serverサービスと通信接続するときに使用する。

22350

Status Server

jp1pcstatsvr

サービスのステータスを確認するときに使用する。

20274※1

Trap Generator

jp1pctrap

SNMPトラップを送信するときに使用する。

20276※1

View Server

jp1pcvsvr2

各PFM - AgentまたはPFM - RMのイベントやレポートをPFM - Web Consoleに送信するときに使用する。

22286

View Server(PFM - Web ConsoleとView Serverサービス間)

jp1pcvsvr

PFM - Managerにログインしたり,PFM - Web ConsoleのGUIを操作したりするときに使用する。

View Server(JP1/ITSLMとPFM - Manager間)

jp1pcvsvr

JP1/ITSLMからPFM - Managerとの連携を設定するときに使用する。

注※1

jpcconf port defineコマンド実行時にポート番号を任意の番号に変更しない場合,これらのポート番号が割り当てられます。また,jpcconf port defineコマンドを実行しない場合,サービスが再起動されるたびにシステムで使用されていないポート番号が自動的に割り当てられます。

注※2

jpcconf port defineコマンド実行時,その時点で使用されていないポート番号が自動的に割り当てられ表示されます。また,jpcconf port defineコマンドを実行しない場合,サービスが再起動されるたびにシステムで使用されていないポート番号が自動的に割り当てられます。

注※3

Windows Server 2003,Solaris(SPARC),HP-UXにインストールされた場合だけ使用されます。

(2) PFM - Web Consoleで使用するポート番号

PFM - Web Consoleで使用するポート番号を次の表に示します。

表C‒2 PFM - Web Consoleで使用するポート番号

ポート番号

サービス名

パラメーター

用途

20358

Web Service

WebブラウザからPFM - Web Consoleに接続するときに使用する。

20359

Web Console

Web ServiceサービスがWeb Consoleサービスと通信接続するときに使用する。

20360

Web Console

Web Consoleサービスの管理に使用する。

自動

Web Console

PFM - Web Consoleサービスが使用するコールバックポート番号(ownPort)

自動

Web Console

PFM - Web Consoleコマンドが使用するコールバックポート番号(ownCmdPort)

(凡例)

−:該当なし

注※

PFM - Web Console起動時,config.xmlに設定されたポート番号が自動的に割り当てられます。また,config.xmlでポート番号を設定していない場合,PFM - Web Consoleが再起動されるたびに,システムで使用されていないポート番号が自動的に割り当てられます。

(3) PFM - Baseで使用するポート番号

PFM - Baseで使用するポート番号を次の表に示します。

表C‒3 PFM - Baseで使用するポート番号

ポート番号

サービス名

パラメーター

用途

20275※1

Action Handler

jp1pcah

アクションを実行するときに使用する。

22292※2

NNM Object Manager

jp1pcovsvr

NNMと連携するときに使用する。

22350

Status Server

jp1pcstatsvr

サービスのステータスを確認するときに使用する。

注※1

jpcconf port defineコマンド実行時にポート番号を任意の番号に変更しない場合,これらのポート番号が割り当てられます。また,jpcconf port defineコマンドを実行しない場合,サービスが再起動されるたびにシステムで使用されていないポート番号が自動的に割り当てられます。

注※2

Windows Server 2003,Solaris(SPARC),HP-UXにインストールされた場合だけ使用されます。

(4) PFM - Baseホストでservicesファイルに登録されるポート番号の情報について

PFM - Baseのインストール時,次に示すポート番号の情報をservicesファイルに登録します。

このうち,22285のポート番号は,PFM - ManagerホストのNameServerサービスの待ち受けポートで,PFM - Baseホストからの通信先ポートを明示するために使用します。

PFM - Baseでは,このポート情報を宛先としてNameServerサービスへの通信をしているため,NameServerサービスのポート番号を変更する場合以外は,設定値を変更しないでください。変更,または削除した場合,NameServerとの通信ができなくなります。

注※

このポート番号は,PFM - BaseをWindows Server 2003,Solaris(SPARC),HP-UXにインストールした場合だけ使用します。