17.6.3 PFM - Web Consoleでトラブルが発生したときに資料を採取する
- 〈この項の構成〉
(1) 資料採取コマンドを実行する
トラブルの要因を調べるための資料の採取には,jpcwrasコマンドを使用します。資料採取コマンドの実行手順を次に示します。なお,ここで説明する操作は,OSユーザーとしてrootユーザーが実行してください。
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資料採取するサービスがインストールされているホストにログインする。
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採取する資料および資料の格納先ディレクトリを指定して,jpcwrasコマンドを実行する。
jpcwrasコマンドで,採取できるすべての情報を/tmp/jp1pcwebconディレクトリに格納する場合の,コマンドの指定例を次に示します。
jpcwras /tmp/jp1pcwebcon
資料採取コマンドで,収集された資料を収集する場合は,資料採取ホストで利用可能なアーカイバ(tarコマンドなど),圧縮形式(gzip,compressなど)で出力先として指定したディレクトリ以下をアーカイブ,または圧縮してください。
jpcwrasコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
(2) 画面上のエラー情報を採取する
PFM - Web ConsoleでWebブラウザを利用している場合は,次に示す画面のハードコピーを採取してください。
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Webブラウザのハードコピー
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アプリケーションエラーが発生した場合は,操作画面のハードコピー
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エラーメッセージダイアログボックスのハードコピー
詳細情報がある場合はその内容をコピーしてください。
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コマンド実行時にトラブルが発生した場合は,操作ターミナル端末のハードコピー