11.5.2 定義情報をエクスポートする手順
定義情報をエクスポートする手順を,PFM - ManagerとPFM - Web Consoleに分けて説明します。
(1) PFM - Managerの定義情報のエクスポート
jpctool config mgrexportコマンドを実行して,PFM - Managerの定義情報をエクスポートする手順を次に示します。
-
PFM - Managerがインストールされているホストにログインする。
-
jpctool config mgrexportコマンドを実行して,PFM - Managerの定義情報をエクスポートする。
コマンド実行時の注意事項を次に示します。
-
エクスポート先にはネットワークドライブを指定しないでください。
-
エクスポートの実行中に,定義情報およびシステム構成を変更しないでください。
-
管理者権限を必要とするすべての変更操作を実行しないでください。
例えば,/tmp/pfmexportディレクトリにPFM - Managerの定義情報をエクスポートする場合,次のように指定してコマンドを実行します。
jpctool config mgrexport -d /tmp/pfmexport
jpctool config mgrexportコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
-
(2) PFM - Web Consoleの定義情報のエクスポート
jpcwbackupコマンドを実行し,PFM - Web Consoleの定義情報のバックアップファイルを作成します。作成されたバックアップファイルの一部をエクスポートデータとして使用します。
エクスポートが必要なPFM - Web Consoleの定義情報ファイルを次に示します。
-
ブックマークの定義情報
ブックマークの定義情報は,デフォルトではPFM - Web Consoleホストの次の場所にあります。
-
Windowsの場合
インストール先フォルダ\bookmarks\
-
UNIXの場合
/opt/jp1pcwebcon/bookmarks/
-
-
プロセス監視の定義テンプレートの定義情報
プロセス監視の定義テンプレートの定義情報は,デフォルトではPFM - Web Consoleホストの次の場所にあります。
-
Windowsの場合
インストール先フォルダ\processMonitoringTemplates\
-
UNIXの場合
/opt/jp1pcwebcon/processMonitoringTemplates/
-
PFM - Web Consoleの定義情報をエクスポートする手順を次に示します。
-
PFM - Web Consoleがインストールされているホストにログインする。
-
コマンド実行パスへ移動する。
-
Windowsの場合
インストール先フォルダ\tools
-
UNIXの場合
/opt/jp1pcwebcon/tools
-
-
jpcwbackupコマンドを実行して,定義情報をバックアップする。
コマンド実行時の注意事項を次に示します。
-
バックアップ先にはネットワークドライブを指定しないでください。
-
バックアップの実行中に,定義情報およびシステム構成を変更しないでください。
-
管理者ユーザーだけが実行できるすべての変更操作を実行しないでください。
例えば,c:\backupディレクトリに定義情報をバックアップする場合,次のように指定してコマンドを実行します。
jpcwbackup -d c:\backup
jpcwbackupコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
-