11.3.5 リモートアクションの制御を設定する手順
監視二重化では,エージェントはプライマリーとセカンダリー両方のPFM - Managerにイベントを送信します。イベントはプライマリー,セカンダリーの順に送信されます。ただし,1つのイベントに対して2回リモートアクションを実行する必要がないときなど,実行モードを設定してリモートアクションの実行を制御できます。リモートアクションの詳細については「6.3.2 コマンドを実行するホストの設定」を参照してください。
リモートアクションの実行モードを設定するには,プライマリーのPFM - Manager,セカンダリーのPFM - Manager,PFM - AgentまたはPFM - RMのjpccomm.iniファイルの内容を直接編集し,Remote Action Controlラベルに値を指定します。実行モードはすべてのホストで同じ値を設定してください。
リモートアクションの実行モードの説明と指定する値を次の表に示します。
jpccomm.iniファイルは,次の場所に格納されています。
- Windowsの場合
-
インストール先フォルダ\
- UNIXの場合
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/opt/jp1pc/
リモートアクションの実行モードを設定する手順を次に示します。
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Performance Managementのプログラムおよびサービスを停止する。
Performance Managementのプログラムおよびサービスが起動されている場合は,jpcspm stopコマンドですべて停止してください。
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テキストエディターなどで,jpccomm.iniファイルを開く。
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リモートアクション制御の実行モードを設定する。
jpccomm.iniファイル中の[Common Section]セクションで次のラベルの値を変更します。
Remote Action Control=xxx※
- 注※
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xxxはall,oneまたはprimaryのどれかを指定します。
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jpccomm.iniファイルを保存して閉じる。
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jpcspm startコマンドでPerformance Managementのプログラムおよびサービスを起動する。
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PFM - Web Consoleを再起動する。