10.6.8 クラスタシステムでフェールオーバーが発生したときの運用
実行系ノードで障害が発生すると,フェールオーバーが実行され,処理が待機系ノードに移ります。
- 〈この項の構成〉
(1) PFM - Managerで障害が発生した場合のフェールオーバーの流れ
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クラスタソフトがフェールオーバー発生時に,PFM - Managerを強制終了する。
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クラスタソフトがPFM - Managerの処理を実行系ノードから待機系ノードに引き継ぐ。
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クラスタソフトが待機系ノードのPFM - Managerを起動する。
(a) PFM - Web Consoleでの操作
PFM - Managerにフェールオーバーが発生した場合,PFM - Web Consoleの画面で操作を実施すると,KAVJS0012-Eメッセージが表示されます。この場合は,次の手順でフェールオーバー先のPFM - Managerに接続してください。
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PFM - Web Consoleの画面で,ログアウトする。
[メイン]画面の[ログアウト]メニューをクリックします。
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PFM - Web Consoleの画面で,ログインする。
フェールオーバー先のPFM - Managerが起動したあとに,PFM - Web Consoleの画面で再度ログインします。
- 注意事項
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ブックマークの操作中にフェールオーバーが発生した場合,正しくブックマークの定義情報に書き込まれなかった情報は,失われます。ブックマークが正しく操作されていなかったときは,操作し直してください。
(b) PFM - AgentまたはPFM - RMでの操作
運用中にPFM - Managerにフェールオーバーが発生した場合,PFM - AgentまたはPFM - RMでは特に操作は必要ありません。PFM - Managerのフェールオーバー中でも,PFM - AgentまたはPFM - RMではパフォーマンスデータが継続して収集されています。
(2) PFM - Managerが停止したときの影響
PFM - Managerが停止すると,Performance Managementシステム全体に影響があります。
PFM - Managerは,各ノードで動作しているPFM - AgentまたはPFM - RMのエージェント情報を一括管理しています。また,PFM - AgentまたはPFM - RMがパフォーマンス監視中にしきい値を超えた場合のアラームイベントの通知や,アラームイベントを契機としたアクションの実行を制御しています。このため,PFM - Managerが停止すると,Performance Managementシステムに次の表のような影響があります。
影響 |
対処 |
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PFM - Managerを起動してから再度ログインしてください。 |
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PFM - Managerを起動してから再度ログインしてください。 |
影響 |
対処 |
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PFM - Managerを起動してください。 動作中のPFM - AgentまたはPFM - RMはそのまま運用できます。ただし,アラームが期待したとおり通知されない場合があるため,PFM - Manager復旧後に,PFM - AgentまたはPFM - RMの共通メッセージログに出力されているKAVE00024-Iメッセージを確認してください。 |
(3) PFM - AgentまたはPFM - RMで障害が発生した場合のフェールオーバーの流れ
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クラスタソフトがフェールオーバー発生時に,PFM - AgentまたはPFM - RMを強制終了する。
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クラスタソフトがPFM - AgentまたはPFM - RMの処理を実行系ノードから待機系ノードに引き継ぐ。
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クラスタソフトが待機系ノードのPFM - AgentまたはPFM - RMを起動する。
(a) PFM - Web Consoleの画面での運用
PFM - AgentまたはPFM - RMのフェールオーバー中に,PFM - Web Consoleの画面で操作すると,状況に応じてメッセージが表示されます。この場合は,フェールオーバーが完了するまで待ってから操作してください。
PFM - AgentまたはPFM - RMのフェールオーバー後にPFM - Web Consoleの画面で操作すると,フェールオーバー先のノードで起動したPFM - AgentまたはPFM - RMに接続されて,操作できます。