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JP1 Version 10 JP1/Performance Management 運用ガイド


6.2.1 アラームを設定・運用する方法

アラームは,PFM - Web Consoleの[アラーム階層]画面またはコマンドを使用して設定・運用します。

参考

アラームテーブルはツリー形式で表示されます。これをアラームツリーと呼びます。アラームツリーの表示形式は次の2つから選択できます。

分離表示する

ユーザー作成のアラームテーブルを「User Alarms」の下に,監視テンプレートを「Template Alarms」の下に,それぞれ別のツリーとして表示する形式です。

分離表示しない

ユーザー作成のアラームテーブルと監視テンプレートをまとめて,同じルート「Alarms」の下に,1つのツリーとして表示する形式です。

アラームツリーを分離表示するかどうかを切り替えたい場合,初期設定ファイル(config.xml)のdisplayAlarmTablesSeparatelyを変更してください。初期設定ファイル(config.xml)の設定方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の,Performance Management のインストールとセットアップについて説明している章を参照してください。

アラームの設定には,次に示す方法があります。

上記のどれかで定義したアラームテーブルを,監視エージェントに関連づけて(バインドして)運用します。

参考

jpctool alarmコマンドを使用して,アラーム定義ファイルを作成すると,最大250個までのアラームを一度に定義できます。大規模システムで複数のサーバに一括してアラームを設定するときなどに使用します。