4.1.7 バックアップデータをインポートする(Storeバージョン2.0の場合)
バックアップデータをインポートすることで,保存しておいた過去のパフォーマンスデータを参照できます。データのインポートはjpctool db importコマンドを使用します。インポートはフルインポートまたは追加インポートを選択できます。
インポートされたあとは,現在運用しているStoreデータベースの情報のほかに,インポートされた情報を参照できるようになります。なお,現在運用しているStoreデータベースの情報と同じ単位DBがインポートされた場合,稼働情報は現在運用しているStoreデータベースの内容が優先されて表示されます。
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PFM - AgentまたはPFM - RMがインストールされているホストにログインする。
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jpctool service listコマンドを実行し,Agent StoreまたはRemote Monitor Storeサービスが起動されているか確認する。
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jpctool db importコマンドを実行する。
次のようにコマンドを指定します。
- フルインポートする場合
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コマンドを実行すると,インポートディレクトリにあるファイルが削除されたあと,バックアップファイルが配置されます。
jpctool db import -key XXXX※1 -d D:\backup01※2
- 追加インポートする場合
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コマンドを実行すると,インポートディレクトリに格納されているバックアップファイルにデータが追加されます。
jpctool db import -key XXXX※1 -d D:\backup01※2 -add
- 注※1
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「XXXX」は,PFM - AgentまたはPFM - RMのサービスキーを示します。例えば,PFM - Agent for Oracleの場合は「Oracle」,PFM - Agent for Platform(Windows)の場合は「Windows」のように,PFM - AgentまたはPFM - RMによって決まっています。サービスキーについては,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の付録の,命名規則について説明している個所を参照してください。
- 注※2
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D:\backup01はバックアップディレクトリを示します。