3.1 監視用のエージェント階層について
エージェントの稼働状況は,PFM - Web Consoleの[エージェント階層]画面で監視します。[エージェント階層]画面では,PFM - Managerに接続されているPFM - AgentまたはPFM - RMがツリー形式に表示され,それぞれの稼働状況をアイコンで確認できます。
|
画面左側のナビゲーションフレームに表示されるエージェント階層のアイコンで,PFM - AgentまたはPFM - RMの稼働状況を確認します。また,このエージェント階層から選択したエージェントに対して,関連レポートの表示やアラームの状態,イベント履歴の確認などを実施します。
エージェント階層の表示形式には,次の2つがあります。
-
製品ごとにグルーピングされたエージェント階層で監視する
製品ごとのフォルダでグルーピングされたエージェント階層で監視します。
-
ログインユーザーごとに作成したエージェント階層で監視する
ログインユーザーごとに任意に作成したエージェント階層で監視します。システムの構成や組織などの単位にフォルダを作成し,自由に構成できます。
構成要素の詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,[メイン]画面のナビゲーションフレームについて説明している章を参照してください。
- 補足
-
-
任意なエージェント階層を作成する場合,階層数の上限は,8階層です。また,ルートまたはフォルダの直下に作成できる各要素数の上限は,フォルダが64フォルダ,エージェントが128エージェントです。
-
製品ごと(表示形式で「Products」選択時)の階層の場合,Performance Managementシステムに登録されていないPFM - AgentまたはPFM - RMは,「Unknown」というフォルダ配下に格納されます。PFM - AgentまたはPFM - RMの登録については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の,インストールとセットアップについて説明している章を参照してください。
-
- ポイント
-
-
ナビゲーションフレームまたはインフォメーションフレームには,キーワードによる絞り込み機能が用意されています。表示されている構成要素を絞り込むには,構成要素名に含まれるキーワードをテキストボックスに指定して,[絞込]ボタンをクリックします。表示の絞り込みを解除するには[解除]ボタンをクリックします。
-
[複数選択]をチェックしている場合は,ルートやフォルダをクリックすれば,配下のノードをすべて選択したり,すべて選択解除したりできます。配下のノードがすべて選択解除された状態か,一部選択された状態のフォルダをクリックすると,その配下のノードがすべて選択されます。配下のノードがすべて選択された状態のフォルダをクリックすると,その配下のノードはすべて選択解除されます。クリックしたフォルダの配下にサブフォルダが含まれる場合は,サブフォルダに含まれるノードの選択状態も変更されます。つまり,ルートをクリックすると,ツリーに含まれるすべてのノードの選択状態を切り替えることができます。
-
- 〈この節の構成〉