1.6.1 コマンドでサービスの稼働状況を確認する
jpctool service listコマンドを使用すると,Performance Managementシステム全体のサービスの稼働状況や特定のホスト上にあるサービスの稼働状況が確認できます。
なお,あらかじめpfmwebcon_host.confファイルを編集しておくことで,jpctool service listコマンドを実行するホストにインストールされているPFM - Web Consoleのサービスの稼働状況をあわせて確認できるようになります。編集方法は,PFM - ManagerまたはPFM - Baseと,PFM - Web Consoleを連携して起動・停止させる場合と同様です。編集方法については,「1.4.1 起動および停止を連携する」を参照してください。
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PFM - Manager,PFM - Agent,またはPFM - RMがインストールされているホストにログインする。
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jpctool service listコマンドを,サービス情報を表示したいサービスのサービスIDまたはサービスキーを指定して実行する。
例えば,ローカルホスト上にあるすべてのサービスの稼働状況を確認する場合は,次のように指定します。
jpctool service list -key all
表1‒2 jpctool service listコマンドで表示できる情報 出力情報
説明
サービスが稼働しているホスト名。
サービスID。
サービス名。
サービスのプロセスIDを示す。
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ステータス管理機能が有効の場合
StatusがActive,Busy,S Active,S Busy,Starting,およびStoppingのときに表示される。
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ステータス管理機能が無効,またはステータス管理機能をサポートしていないバージョンの場合
StatusがActiveのときだけ表示される。
サービスが使用している通信ポート番号を表示する。
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ステータス管理機能が有効の場合
StatusがActive,Busy,S Active,およびS Busyのときに表示される。
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ステータス管理機能が無効,またはステータス管理機能をサポートしていないバージョンの場合
StatusがActiveのときだけ表示される。
サービスの状態を示す。
- ステータス管理機能が有効の場合
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ステータス管理機能をサポートしているバージョンのサービスの状態表示
Active:要求待ち状態を示す。
Inactive:停止状態を示す。
Starting:起動処理中を示す。
Busy:要求処理中を示す。
S Active:要求待ち状態を示す(スタンドアロンモード)。
S Busy:要求処理中を示す(スタンドアロンモード)。
Stopping:停止処理中を示す。
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ステータス管理機能をサポートしていないバージョンのサービスの状態表示
Active*:稼働状態を示す。
Incomp*:起動または停止処理中を示す。
Inactive*:通信接続できない状態または停止状態を示す。
Comm Err*:通信接続できるが無応答状態を示す。
Timeout*:通信接続がタイムアウトしたことを示す。
Error*:通信接続タイムアウト以外のエラーが発生したことを示す。エラーの詳細については,共通メッセージログを参照のこと。ただし,PFM - Web Consoleサービスのエラーの詳細については,トレースログを参照のこと。
また,次の場合,ステータス管理機能をサポートしているバージョンのサービスであっても,サポートしていないバージョンの場合と同じ表示になる。
・Status Serverサービスが停止している。
・Status Serverサービスは起動しているが,ステータス管理機能がサービスの状態を正しく認識できない。※
注※ サービスの状態を正しく認識させるには,サービスの再起動が必要である。
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- ステータス管理機能が無効,またはステータス管理機能をサポートしていないバージョンの場合
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Active:稼働状態を示す。
Incomp:起動または停止処理中を示す。
Inactive:通信接続できない状態または停止状態を示す。
Comm Err:通信接続できるが無応答状態を示す。
Timeout:通信接続がタイムアウトしたことを示す。
Error:通信接続タイムアウト以外のエラーが発生したことを示す。エラーの詳細については,共通メッセージログを参照のこと。ただし,PFM - Web Consoleサービスのエラーの詳細については,トレースログを参照のこと。
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