はじめに
このマニュアルは,JP1/Performance Managementの操作方法,他システム連携時の運用方法,およびトラブルシューティングについて説明したものです。
■ 対象読者
このマニュアルは次の方にお読みいただくことを前提に,JP1/Performance Managementについて説明しています。
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稼働監視システムの運用に際し,JP1/Performance Managementの運用手順を把握したい方
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パフォーマンスデータの収集条件を定義したい方
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レポートおよびアラームを定義したい方
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収集したパフォーマンスデータを参照して,システムを監視したい方
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監視結果を基に,システムへの対策を検討または指示したい方
なお,監視対象システムの運用について熟知していることを前提としています。
JP1/Performance Management - AgentまたはJP1/Performance Management - Remote Monitorを使用してパフォーマンスデータを収集する方法については,JP1/Performance Management - AgentまたはJP1/Performance Management - Remote Monitorの各マニュアルもあわせてお読みください。
■ マニュアルの構成
このマニュアルは,次に示す編から構成されています。なお,このマニュアルは各OSに共通のマニュアルです。OSごとに差異がある場合は,本文中でそのつど内容を書き分けています。
- 第1編 運用・操作編
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JP1/Performance Managementの操作方法について説明しています。
- 第2編 システム連携編
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JP1/Performance Managementをクラスタシステムや監視二重化で運用する場合ならびにJP1/Performance Managementがほかのシステムと連携する場合の構築および運用方法について説明しています。
- 第3編 トラブルシューティング編
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JP1/Performance Management自身の障害を検知する方法と,トラブルが発生したときの対処方法について説明しています。
■ 読書手順
このマニュアルは,利用目的に合わせて章を選択して読むことができます。利用目的別にお読みいただくことをお勧めします。
マニュアルを読む目的 |
記述個所 |
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起動および停止方法を知りたい。 |
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ユーザーおよび業務グループの管理方法について知りたい。 |
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エージェントの監視方法について知りたい。 |
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稼働監視データを格納するデータベースの管理方法について知りたい。 |
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レポートを作成するための定義方法および表示したり出力したりする方法について知りたい。 |
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アラームを通知するための定義方法および設定方法について知りたい。 |
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イベントの表示方法について知りたい。 |
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監視を一時停止したり再開したりする方法を知りたい。 |
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定義情報および稼働監視データのバックアップとリストアの方法について知りたい。 |
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クラスタシステムで運用する場合の構築および運用方法について知りたい。 |
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監視二重化で運用する場合の構築および運用方法について知りたい。 |
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JP1/IMとの連携方法について知りたい。 |
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JP1/ITSLMとの連携方法について知りたい。 |
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NNMとの連携方法について知りたい。 |
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ODBCに従ったアプリケーションプログラムとの連携方法について知りたい。 |
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Performance Managementシステム自身で障害が発生したときの検知方法について知りたい。 |
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トラブル発生時の対処について知りたい。 |