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JP1 Version 10 JP1/Performance Management 設計・構築ガイド


2.3.3 ユーザーアカウントを作成する

Performance Managementでは,Performance Managementシステムで管理する「Performance Managementユーザー」と呼ばれるアカウントか,またはJP1/Baseで管理する「JP1ユーザー」と呼ばれるアカウントを使用します。

ここでは,Performance Managementシステムで管理するPerformance Managementユーザーを作成する手順について説明します。

Performance Managementユーザーには,次の3種類があります。

注※

業務グループによるアクセスコントロール機能が有効な場合だけ使用できます。

権限によってPFM - Web Consoleの各画面で使用できる機能が異なります。権限および業務グループによるアクセスコントロール機能の詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,ユーザーアカウントと業務グループの管理について説明している章を参照してください。

Performance Managementユーザーは,PFM - Web Consoleの[ユーザー管理階層]画面で作成します。ここでは,「INT_ADMIN」という管理ユーザー権限を持つPerformance Managementユーザーを作成する例を紹介します。

手順を次に示します。

  1. [メイン]画面のナビゲーションフレームで[ユーザー管理階層]タブを選択する。

  2. [ユーザー管理階層]画面のメソッドフレームで,[新規ユーザー]メソッドを選択する。

  3. [新規ユーザー]画面の[ユーザー名]に「INT_ADMIN」と入力する。

  4. [パスワード]および[パスワードの確認]に任意のパスワードを設定する。

    注意

    Performance Managementは,6文字以上の,英文字,数字,記号などを含めたパスワードを推奨しています。英文字だけまたは数字だけで構成されたパスワードや,5文字以下のパスワードなど,推奨されないパスワードが入力された場合は確認メッセージを表示します。また,ユーザー名と同一のパスワードが入力された場合も同様にメッセージを表示します。

  5. [権限の選択]で「管理ユーザー」を選択する。

  6. [OK]ボタンをクリックする。

    ナビゲーションフレームのPerformance Managementユーザー階層に,作成したユーザーアカウントが追加されます。

  7. メニューバーフレームの[ログアウト]をクリックし,いったんPFM - Web Consoleからログアウトする。

  8. 「INT_ADMIN」のユーザーアカウントで再度ログインする。