4.9 ユーザプロパティファイルの設定
開発したプラグインを有効にして正常に動作させるには,ユーザプロパティファイル(ucnp_user.properties)を次のように設定する必要があります。
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ucnp.base.client.directjump.enableプロパティにallを指定しない。
allを指定すると,中断再開プラグインの場合はエラーが発生して,ナビゲーション プラットフォームが起動しません。また,入出力プラグインも動作しません。
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中断再開プラグインが存在する場合だけ,ucnp.base.client.suspend.enableプロパティにtrueを指定する。
trueを指定すると,中断再開プラグインが動作します。また,中断再開プラグインが存在しないのにtrueを指定すると,ログイン後にエラーが発生して,業務実行画面を利用できません。
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カスタム画面の処理に応じてucnp.base.server.logoutbutton.displayプロパティおよびucnp.base.server.close.button.settingプロパティの指定値をデフォルトから変更する。
カスタム画面からログアウトする場合は,ucnp.base.server.logoutbutton.displayプロパティにfalseを,ucnp.base.server.close.button.settingプロパティにはclose_onlyを指定して,ナビゲーション プラットフォームの業務実行画面に表示するボタンを[閉じる]にしておく必要があります。
また,次に示すプロパティについても,必要に応じて指定値をデフォルトから変更してください。
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ucnp.base.client.viewer.confirm.discardinput.enableプロパティ(入力情報の破棄確認ダイアログの表示有無)
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ucnp.base.client.suspend.confirm.load.enableプロパティ(業務再開の確認ダイアログの表示有無)
ユーザプロパティファイルの格納場所やプロパティの詳細は,マニュアル「ナビゲーション プラットフォーム 導入から運用まで」を参照してください。