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Hitachi Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム 導入から運用まで


8.6.2 ユーザメッセージプロパティファイルの記述例

ユーザメッセージプロパティファイルの記述例を次に示します。

KDCZ10060-I = 完了しました。

下線で示す部分を変更すると,メッセージを変更できます。

なお,記述できるメッセージIDは「KDCZ00146-W」,「KDCZ10060-I」,「KDCZ00307-E」または「KDCZ00223-Q」で固定です。これ以外のメッセージIDは記述しないでください。

マルチバイト文字を含むメッセージを表示させる場合は,Javaツールのnative2asciiを実行して文字コードを変換する必要があります。KDCZ00307-Eの場合は,セットアップ時に自動で作成されるユーザメッセージプロパティファイルには,「未チェックの項目を確認してください。」という日本語のメッセージが表示されるよう,文字コード変換をした文字列がデフォルトで記述されています。

〈この項の構成〉

(1) KDCZ00146-Wのメッセージ例

KDCZ00146-Wは,Webブラウザの[×]ボタンで画面を閉じようとしたとき,または<F5>キーや<BackSpace>キーでほかのページに遷移しようとしたときに出力されるメッセージです。画面のヘッダ領域に表示されるボタンの種類,およびプラグインの使用有無に応じた,KDCZ00146-Wのメッセージ例を次に示します。この例では,業務実行画面を操作する利用者が,Webブラウザの[×]ボタンで画面を閉じようとしたときを想定しています。

表8‒7 KDCZ00146-Wのメッセージ例

項番

ボタンの種類※1

プラグインの有無

メッセージ例

1

[ログアウト]ボタン

なし

ウィンドウを閉じる場合は, [ログアウト] でログアウトしてから終了してください。※2

2

あり

入力中の項目は保存されません。\\nウィンドウを閉じる場合は, [ログアウト] でログアウトしてから終了してください。

3

[閉じる]ボタン

なし

ウィンドウを閉じる場合は, [閉じる] で終了してください。

4

あり

入力中の項目は保存されません。\\nウィンドウを閉じる場合は, [閉じる] で終了してください。

5

ボタンなし

(業務フローが完了したときだけ閉じる場合)

なし

6

あり

入力中の項目は保存されません。\\n業務コンテンツを完了させてください。

(凡例)

−:メッセージはありません。

\\n」は改行を示します。

注※1

ボタンの種類を設定する方法には,URLにucnpCloseBtnパラメタを指定する方法,およびユーザプロパティファイル(ucnp_user.properties)の次のプロパティを設定する方法があります。

ucnp.base.server.logoutbutton.displayプロパティ

ucnp.base.server.close.button.settingプロパティ

ucnp.base.client.complete.button.window.closeプロパティ

注※2

デフォルトで出力されるメッセージです。