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Hitachi Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム 導入から運用まで


6.4.4 アクセス権グループのエクスポートとインポート

編集環境で作成したアクセス権グループは,エクスポートして実行環境またはほかの編集環境へインポートできます。エクスポートするときは,アクセス権グループだけをエクスポートするか,業務コンテンツごとエクスポートするか,2種類の方法があります。それぞれの方法の手順を説明します。

〈この項の構成〉

(1) アクセス権グループだけをエクスポート,インポートする手順

  1. 編集環境のマシンにログインします。

  2. コマンドプロンプトから,npaclexportコマンド(アクセス権グループのエクスポート)を実行します。

    実行例

    ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\npaclexport C:\work\accessgroup.zip

    例のとおりに実行すると,accessgroup.zipファイルにすべてのアクセス権グループの情報がエクスポートされて,workディレクトリに格納されます。

  3. インポート先の実行環境または編集環境のマシンにログインします。

  4. npaclexportコマンドで取得したファイルを任意のディレクトリに格納します。

  5. コマンドプロンプトから,npimportコマンド(業務コンテンツのインポート)を実行します。

    実行例

    ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\npimport -f C:\work\accessgroup.zip

    例のとおりに実行すると,accessgroup.zipファイルのアクセス権グループの情報がインポートされます。インポート先にすでに同じ名称のアクセス権グループがある場合は,定義内容が上書きされます。

(2) 業務コンテンツごとアクセス権グループをエクスポート,インポートする手順

  1. 編集環境のマシンにログインします。

  2. コマンドプロンプトから,npexportコマンド(業務コンテンツのエクスポート)を実行します。

    実行例

    ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\npexport C:\work\contents.zip

    例のとおりに実行すると,contents.zipファイルにすべての業務コンテンツおよびアクセス権グループの情報がエクスポートされて,workディレクトリに格納されます。

  3. インポート先の実行環境または編集環境のマシンにログインします。

  4. npexportコマンドで取得したファイルを任意のディレクトリに格納します。

  5. コマンドプロンプトから,npimportコマンド(業務コンテンツのインポート)を実行します。

    実行例

    ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\npimport -f C:\work\contents.zip

    例のとおりに実行すると,contents.zipファイルの業務コンテンツおよびアクセス権グループの情報がインポートされます。インポート先にすでに同じIDの業務コンテンツまたは同じ名称のアクセス権グループがある場合は,内容が上書きされます。