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Hitachi Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム 導入から運用まで


6.3.3 アクセス権設定時の注意事項(JP1/Baseによるユーザ認証を利用している場合)

一つのユーザを重複して異なるJP1資源グループに登録し,さらにそのユーザに対して各JP1資源グループで異なるJP1権限レベルを割り当てると,上位のJP1権限レベルが有効になります。そのため,一つの業務コンテンツに複数のJP1資源グループを設定する場合は,注意が必要です。例を次に示します。

[図データ]

ユーザ1に対してJP1資源グループAでは利用者のJP1権限レベルを割り当て,JP1資源グループBでは編集者のJP1権限レベルを割り当てています。この状態でJP1資源グループAとBの両方を同じ業務コンテンツに設定すると,上位のJP1権限レベルが定義されているJP1資源グループBの定義内容だけが有効となります。このため,ユーザ1はコンテンツ編集者としてその業務コンテンツを操作することができます。