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Hitachi Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム 導入から運用まで


6.2.6 [アクセス権限]画面の項目(ディレクトリサーバによるユーザ認証を利用している場合)

アクセス権グループを選択した状態の[アクセス権限]画面を次に示します。

図6‒3 [アクセス権限]画面

[図データ]

[アクセス権限]画面は,左側の[アクセス権グループの一覧]領域と右側の[アクセス権グループの編集]領域から構成されています。それぞれの領域に表示されている項目について説明します。

〈この項の構成〉

(1) [新規]メニュー

選択すると,[アクセス権限]画面の右側の領域に[アクセス権グループの編集]領域が表示されます。この状態で,新規に追加したいアクセス権グループの名称やユーザを設定してから[OK]ボタンをクリックすると,新規のアクセス権グループが[アクセス権グループの一覧]領域に表示されます。

(2) [削除]メニュー

選択すると,チェックボックスをチェックしたアクセス権グループが削除されます。[削除]メニューは,チェックボックスをチェックしないと非活性となり選択できません。

(3) [閉じる]メニュー

クリックすると,[アクセス権限]画面が閉じます。[OK]ボタンで保存していない変更内容は破棄されます。

(4) アクセス権グループの名称

チェックボックスとともに,保存済みのアクセス権グループの名称が表示されます。名称部分をクリックすると,アクセス権グループ編集領域に[アクセス権グループの編集]画面が表示されて,アクセス権グループの設定を変更できます。

なお,アクセス権グループを一つも作成していなくても,デフォルトのアクセス権グループ「標準アクセス権限」は常に表示されます。

(5) [アクセス権グループの名称]テキストボックス

アクセス権グループの名称を入力または変更するためのテキストボックスです。アクセス権グループの名称は,省略できません。255バイト以内の文字列を必ず入力してください。ただし,制御文字(ASCIIコードの0x00〜0x1Fと0x7F)を含む文字列は入力できません。また,作成済みのアクセス権グループと重複する名称は入力できません。

(6) [役割]ドロップダウンリスト

設定したいアクセス権を選択します。[管理者],[編集者],または[利用者]から選択してください。ドロップダウンリストの右に表示されている「?」マークのアイコンをクリックすると,それぞれの役割で実行できる操作の一覧と,アクセス権グループの定義例を別画面で参照できます。

(7) [割り当て範囲]ドロップダウンリスト

アクセス権を設定する対象を選択します。[ユーザ],[グループ],または[すべて]から選択できます。

(8) [ID]テキストボックス

アクセス権を設定する対象のIDを入力します。[役割]ドロップダウンリストで[ユーザ],または[グループ]を選択している場合,IDの入力は省略できません。

(9) [追加]ボタン

クリックすると,設定したアクセス権の内容が[ユーザ,グループの一覧]に追加されて,[ユーザ,グループの追加]がデフォルトの状態に戻ります。

(10) [ユーザ,グループの一覧]

アクセス権を定義済みのユーザ,またはグループが表示されます。

(11) [削除]ボタン

クリックすると,アクセス権を定義済みのユーザ,またはグループが削除されます。

(12) [OK]ボタン

クリックすると,[アクセス権グループの編集]領域の変更内容が保存されます。[アクセス権グループの名称]テキストボックスの内容を変更した場合は,変更後の名称が[アクセス権グループの一覧]領域に表示されます。

(13) [キャンセル]ボタン

クリックすると,[アクセス権グループの編集]領域の変更内容が破棄されて,領域の表示内容が消去されます。