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Hitachi Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム 導入から運用まで


6.2.4 アクセス権設定時の注意事項(ディレクトリサーバによるユーザ認証を利用している場合)

複数のアクセス権グループを作成する場合の注意事項を説明します。

一つのユーザを重複して異なるアクセス権グループに登録し,さらにそのユーザに対して各アクセス権グループで異なるアクセス権の種別(役割)を割り当てると,上位の役割が有効になります。そのため,一つの業務コンテンツに複数のアクセス権グループを設定する場合は,注意が必要です。例を次に示します。

[図データ]

ユーザ1に対してアクセス権グループAでは利用者の役割を割り当て,アクセス権グループBでは編集者の役割を割り当てています。この状態でアクセス権グループAとBの両方を同じ業務コンテンツに設定すると,上位の役割が定義されているアクセス権グループBの定義内容だけが有効となります。このため,ユーザ1はコンテンツ編集者としてその業務コンテンツを操作することができます。