Hitachi

Hitachi Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム 導入から運用まで


5.1.3 ナビゲーション プラットフォーム(システム)を起動または停止するためのWindowsサービス

ナビゲーション プラットフォームの起動と停止を制御するWindowsサービスのサービス名と表示名を次に示します。

サービス名

NavigationPlatformStartService

サービスの表示名

Navigation Platform Start Service

Navigation Platform Start Serviceサービスの状態を「開始」にすると,ナビゲーション プラットフォームが起動します。Navigation Platform Start Serviceサービスの状態を「停止」にすると,ナビゲーション プラットフォームが停止します。

なお,Navigation Platform Start Serviceサービスのスタートアップの種類は,デフォルトでは「手動」になっています。マシン起動時に自動的にナビゲーション プラットフォームも起動したい場合は,スタートアップの種類を「自動」に変更してください。なお,Navigation Platform Start Serviceサービスのスタートアップの種類を「無効」には変更しないでください。「無効」にすると,ナビゲーション プラットフォームの動作は保証されません。

参考

バッチファイルなどを使ってナビゲーション プラットフォームの起動完了後にほかのプログラムを実行する場合は,ナビゲーション プラットフォームはサービスではなくコマンドを使って起動する必要があります。

注意事項

ナビゲーション プラットフォームをサービスで起動した場合,コマンドで停止することはできません。サービスから停止してください。どうしてもコマンドで停止したい場合は,net stop "Navigation Platform Start Service"で停止してください。

net stop "Navigation Platform Start Service"をバッチファイルにしておくと便利です。

〈この項の構成〉

(1) 連動するWindowsサービス

Navigation Platform Start Serviceサービスと連動するサービスとして,次のサービスがあります。()内はサービスの表示名です。

Navigation Platform Start Serviceサービスを開始または停止すると,これらのサービスも連動して開始または停止します。単独で開始・停止の操作をする必要はありません。

なお,スタートアップの種別は「手動」以外に変更しないでください。変更した場合の動作は保証されません。

(2) Navigation Platform Start Serviceサービスが開始されない場合の対処

Navigation Platform Start Serviceサービスが開始されない原因は,タイムアウトまたはタイムアウト以外に分類できます。原因がタイムアウトの場合は,しばらく待つことでNavigation Platform Start Serviceサービスの状態が「開始」になるため,対処は不要です。

しばらく待ってもNavigation Platform Start Serviceサービスの状態が「開始」にならない場合は,タイムアウト以外の要因のエラーが発生しています。その場合は,アプリケーションのWindowsログを確認し,表示されているメッセージに応じて対処します。

(3) Navigation Platform Start Serviceサービスの停止処理中にエラーが発生した場合の対処

Navigation Platform Start Serviceサービスの停止処理中のエラーの原因は,タイムアウトまたはタイムアウト以外に分類できます。エラーの原因がタイムアウトの場合は,しばらく待つことで停止処理が正常に終了し,Navigation Platform Start Serviceサービスの状態が「停止」になるため,対処は不要です。

しばらく待ってもNavigation Platform Start Serviceサービスの状態が「停止」にならない場合は,タイムアウト以外の要因のエラーが発生しています。その場合は,アプリケーションのWindowsログを確認し,表示されているメッセージに応じて対処します。