Hitachi

Hitachi Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム 導入から運用まで


5.1.1 コマンドを実行してナビゲーション プラットフォーム(システム)を起動する

npstopコマンド(停止)で停止させたシステムを再起動する場合などは,次に示す手順に従い,手動で起動してください。

注意事項

システム起動時は,次の点に注意してください。

  • JP1/Baseによるユーザ認証を利用している場合,ナビゲーション プラットフォームのシステムを起動する前に,すべてのJP1/Baseを起動しておく必要があります。JP1/Baseの起動方法については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。

  • ディレクトリサーバを起動するときはナビゲーション プラットフォームのシステムより先に起動してください。ディレクトリサーバの起動方法については,ご使用のディレクトリサーバのマニュアルを参照してください。

  1. npstartコマンド(起動)を実行します。

    コマンドのパス

    ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\npstart

  2. エラーメッセージが表示された場合は,次の対処を実施してください。

    KDCZ50859-Eの場合

    失敗した原因を取り除いた上で,npstopコマンドでシステムを停止します。その後,再度npstartコマンドを実行してください。

    KDCZ50859-E以外の場合

    メッセージの内容に従って問題を解決してから,再度npstartコマンドを実行してください。

コマンドの詳細な使用方法については,「9.17 npstartコマンド(起動)」を参照してください。

参考

npstartコマンドをWindowsのタスクに登録して,マシン起動時に自動的にナビゲーション プラットフォームも起動させることもできます。ただし,ナビゲーション プラットフォームの起動完了後に,バッチファイルなどを使ってほかのプログラムを実行する場合は,ナビゲーション プラットフォームはコマンドを使って起動する必要があります。