Hitachi

Hitachi Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム 導入から運用まで


3.8.2 バージョンアップできるデータ

バージョンアップの対象となる製品から,このマニュアルの対象製品のナビゲーション プラットフォームにバージョンアップする場合に,バージョンアップ手順を実施することで引き継げるデータを説明します。次の表に示すデータ以外は,バージョンアップ手順を実施しても引き継げません。

表3‒10 バージョンアップ対象のデータ

項番

データ種別

データ

1

業務コンテンツ

作成済みの業務コンテンツ(アクセス権限の情報も含む)

2

JP1/Baseの設定内容(JP1資源グループ,JP1権限レベル)

3

静的ファイル

[ファイル登録/管理]画面からアップロードした静的ファイル

ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\uCPSB\httpsd\htdocs\ucnpuserstaticfiles以下

4

ユーザが任意に格納した静的ファイル

ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\uCPSB\httpsd\htdocs以下のucnpuserstaticfilesまたはucnp以外

5

ナビゲーション プラットフォームの設定

ユーザセットアッププロパティファイル(ucnp_setup_user.properties)

6

ユーザプロパティファイル(ucnp_user.properties)

7

ユーザメッセージプロパティファイル(ucnp_message_user.properties)

8

サービスプロパティファイル(ucnp_service.ini)

9

ダッシュボード機能のアクセスユーザ管理ファイル

10

ダッシュボードサーバのメモリ容量の設定

11

JP1イベント関連づけファイル(ucnp_jp1event_mapping.txt)

12

開発者が作成したデータ

ユーザプラグイン(入出力プラグイン,中断再開プラグイン)

13

カスタム画面(JSP形式の新規画面)

14

ユーザプラグインで利用するリソースアダプタの設定

(データベース接続の設定)

15

ユーザプラグインまたはカスタム画面で使用するライブラリ

16

アプリケーションサーバの設定

認証サーバの設定(ua.conf,Portal Managerの設定)

17

データベース

データベースの拡張情報

18

操作ログ

操作ログファイル

19

タスク

ユーザが作成したナビゲーション プラットフォームのコマンドを実行するタスク

注※

操作ログのレポーティング画面は,バージョンアップ後,操作ログの解析処理が実施されたあとに利用できます。