3.7.1 バージョンアップ前に確認すること
バージョンアップの前に,次のことを実施してください。
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バージョンアップ後のログイン時のスクリプトエラーを防止するため,Webブラウザのキャッシュはクリアしておいてください。
バージョンアップ後のナビゲーション プラットフォームにアクセスするときに使用するすべてのWebブラウザのキャッシュをクリアする必要があります。
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JP1/Baseによるユーザ認証を使用している場合は,ナビゲーション プラットフォームのバージョンアップよりも先にJP1/Baseをバージョンアップしてください。
次に,バージョンアップをするための条件を示します。
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ナビゲーション プラットフォームが起動もしくは停止している,または未セットアップの状態である。
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同じマシン内で環境をバージョンアップする。
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ナビゲーション プラットフォームをインストールしたユーザでコマンドを実行する。
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サーバのディスクに十分な空き容量がある。
なお,次に示すデータはバージョンアップの対象外です。該当するデータがある場合は,バージョンアップ前に次の表の対処を確認してください。
項番 |
データ種別 |
データ |
対処 |
---|---|---|---|
1 |
ナビゲーション プラットフォームの設定 |
構成ソフトウェアのログサイズ |
不要。 |
2 |
トラブルシュート収集コマンドの収集対象パスの設定 |
不要。 |
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3 |
IT Report Utility(systoruコマンド)の収集対象パスの設定 |
不要。 |
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4 |
開発者が作成したデータ |
WTP(Eclipse Web Tools Platform)のデータ |
バージョンアップ後のナビゲーション プラットフォームに同梱されているEclipseを使用してください。 |
5 |
uCosminexus Navigation Developer 09-50より前のバージョンで作成した入出力プラグイン |
インポート時にエラーが発生するため,あらかじめ業務コンテンツから削除しておいてください。 |
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6 |
HTMLまたはJSPによってカスタマイズしたメニュー領域 |
不要。 |
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7 |
アプリケーションサーバの設定 |
Cosminexus Management Serverの設定 |
マニュアル「ナビゲーション プラットフォーム 開発ガイド」のJ2EEサーバの設定項目の変更についての説明を参照して,再設定してください。 |