Hitachi

Hitachi Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム 導入から運用まで


3.5.2 新規インストール手順

ここでは,日立総合インストーラを使用して新規にナビゲーション プラットフォームをインストールする手順を説明します。開発環境,編集環境,および実行環境にナビゲーション プラットフォームをインストールします。

なお,ナビゲーション プラットフォームは,JP1/NETM/DMを使ったリモートインストールにも対応しています。リモートインストールの詳細は,マニュアル「JP1/NETM/DM 運用ガイド1(Windows(R)用)」を参照してください。

注意事項
  • インストール操作は,Windowsの管理者権限がある状態で実施する必要があります。[管理者として実行]を選択して操作を開始してください。

  • 1台のマシンにはHitachi Navigation Platform,JP1/Navigation Platform,Hitachi Navigation Platform for Developers,JP1/Navigation Platform for Developersのどれか一つだけをインストールしてください。複数の製品を1台のマシンにインストールすることはできません。

  1. CD-ROMを挿入し,HCD_INST.EXEを実行します。

  2. [続行]ボタンをクリックして,日立総合インストーラから統合インストーラを起動します。

  3. 設定内容を確認し,[インストール実行]ボタンをクリックしてインストールを開始します。

    ナビゲーション プラットフォームに必要なソフトウェアが順番にインストールされます。

  4. インストール開始画面で[次へ]ボタンをクリックします。

    インストール先の選択画面が表示されます。

  5. インストール先を指定します。

    デフォルトのインストール先ディレクトリは次のとおりです。

    OSのインストールドライブ:\Program Files\Hitachi\HNP

    特に必要がないかぎり,デフォルトで表示されるディレクトリをインストール先とすることを推奨します。別のディレクトリにインストールしたい場合は,[参照]ボタンをクリックしてディレクトリを選択してください。

    なお,サーバマシンを移行する場合は,移行元と移行先(旧マシンと新マシン)とで同じディレクトリを指定する必要があります。

  6. [次へ]ボタンをクリックします。

    ユーザ情報の設定画面が表示されます。

  7. ユーザ名および会社名を入力し,[次へ]ボタンをクリックします。

    プログラムフォルダの選択画面が表示されます。

  8. スタートメニューのプログラムに登録するプログラムフォルダを選択します。

    デフォルトは,製品の種類に関係なく「Navigation Platform - Server」です。

    別のフォルダにしたい場合は,任意のフォルダ名を入力するか,または既存のフォルダリストからディレクトリを選択します。

  9. [次へ]ボタンをクリックします。

    インストールの開始画面が表示されます。

  10. インストール情報を確認します。

    現在の設定内容が表示されます。設定を変更したい場合は,[戻る]ボタンをクリックして,設定を変更してください。

    [次へ]ボタンをクリックすると,インストールの進捗状況が表示されます。

    インストールが完了すると,インストールが完了したことを知らせるダイアログが表示されます。

  11. インストール完了の画面を確認し,画面を閉じます。

  12. インストール完了後,再起動を促すメッセージが表示されたら,サーバマシンを再起動します。

  13. 必要に応じて,修正パッチを適用します。

    修正パッチの適用手順については,「3.9 修正パッチの適用手順」を参照してください。

注意事項

インストールをキャンセルしたり,処理中にエラーが発生したりした場合,ナビゲーション プラットフォームが不完全な状態でインストールされてしまうことがあります。その場合は,インストールを最初からやり直すか,いったん「3.10 ナビゲーション プラットフォームのアンインストール」に従ってアンインストールしてから再度インストールを実施してください。