9.8 nppddbstコマンド(データベースの利用状況確認)
機能
データベースの利用状況を確認します。
このコマンドの出力結果でデータベースの利用状況を確認し,必要に応じてデータベースの容量を拡張してください。
このコマンドは,システムが起動している状態で実行する必要があります。コマンドプロンプトは管理者として開いてください。
形式
nppddbst
オプション
なし。
データベースの利用状況の出力形式
データベースの利用状況は,次の形式で出力されます。
業務コンテンツ数△[コンテンツ利用率]%([コンテンツ数]/[コンテンツ最大数]) バージョン数△[バージョン利用率]%([全バージョン数]/[全バージョン最大数]) 利用率△[データベース容量の利用率]% [メッセージ] ----------
(凡例) △:半角スペース
出力される項目の詳細を次に示します。
|
項目 |
説明 |
|---|---|
|
コンテンツ利用率 |
次の計算式の結果をパーセントで表した数です。 コンテンツ数÷コンテンツ最大数 |
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コンテンツ数 |
コマンド実行時に存在する業務コンテンツの数です。 |
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コンテンツ最大数 |
作成できる業務コンテンツの上限数です。 |
|
バージョン利用率 |
次の計算式の結果をパーセントで表した数です。 全バージョン数÷全バージョン最大数 |
|
全バージョン数 |
コマンド実行時に存在する業務コンテンツのバージョン数の合計値です。 |
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全バージョン最大数 |
作成できる業務コンテンツの上限数×1つの業務コンテンツで作成できるバージョンの数※ |
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データベース容量の利用率 |
データベース容量の利用率をパーセントで表した数です。 |
|
メッセージ |
データベースの拡張が必要かどうかを示します。
|
- 注※
-
1つの業務コンテンツで作成できるバージョンの数は7個です。数の内訳は次のとおりです。
公開版:5個
編集版(編集開始または編集完了):1個
編集版(編集中):1個
戻り値
|
戻り値 |
説明 |
|---|---|
|
0 |
コマンドが正常終了した。 |
|
1 |
コマンドが異常終了した。 |
|
2 |
コマンドの排他エラーが発生した。 |
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9 |
実行権限のエラーが発生した。 |
- 注
-
コマンド制御外のタイミングで終了した場合(<Ctrl>キーと<C>キーを同時に押して強制終了した場合など)の戻り値は不定となります。
使用例
データベースの利用状況を出力します。
> ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\nppddbst