5.5.1 監査ログを取得するための設定
監査ログを取得するには,ナビゲーション プラットフォームのユーザプロパティファイル(ucnp_user.properties)で監査ログに関連するプロパティに必要な値を指定します。関連するプロパティを次に示します。
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監査ログの使用有無(ucnp.base.client.auditlog.enable)
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監査ログの出力先(ucnp.base.server.auditlog.path)
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監査ログの最大面数(ucnp.base.server.auditlog.backup.number)
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監査ログのファイルサイズの上限値(ucnp.base.server.auditlog.size)
プロパティの指定値については,「8.5 ユーザプロパティファイル(ucnp_user.properties)の設定」を参照してください。
- 注意事項
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操作ログでは業務フローの最後のノードがプロセスノードの場合でも,業務コンテンツの終了を示すログが出力されますが,監査ログの場合は業務コンテンツの終了を示すログが出力されるのは,ターミナルノードに遷移したときだけです。
正確な監査ログを取得するために,監査ログの対象とする業務コンテンツは,業務フローの終端にターミナルノードを配置して作成することを推奨します。
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ユーザプロパティファイル(ucnp_user.properties)ucnp.base.client.directjump.enableプロパティに「all」が設定されていると,業務フローが完了した状態からプロセスノードに遷移できます。このため,「業務コンテンツの終了」の監査ログが出力されたあとに,「ノード遷移」の監査ログが出力されます。また,業務フローの完了時には遷移元ノードIDと遷移元ノード名称は空文字が出力されます。監査ログを使用して業務実行を監査する場合は,ucnp.base.client.directjump.enableプロパティには「all」以外を設定することを推奨します。
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