Hitachi

Hitachi Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム 導入から運用まで


5.2.7 バックアップしたデータをリストアする(同じマシンに再構築する場合で,ユーザプラグインを使用しているとき)

ユーザプラグインを使用している環境でバックアップしたデータを,同じマシン上でリストアする手順を次に示します。

  1. npdatabackupコマンド(環境退避)でバックアップしたデータを,属性を保持した状態でローカルディスクの任意の場所にコピーします。

  2. npstopコマンド(停止)を実行,またはNavigation Platform Start Serviceサービスを停止して,システムを停止します。

  3. npdatarestoreコマンド(環境復元)でナビゲーション プラットフォームのデータをリストアします。

    コマンドのパス

    ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\npdatarestore

  4. 6.6 開発環境で作成したファイルの適用」の手順を応用して,バックアップしたユーザプラグインを復元します。

    6.6 開発環境で作成したファイルの適用」の手順を参照するときは,「開発環境で作成したファイル」を「バックアップしたデータ」に読み替えてください。また,必要に応じてユーザプラグインが前提とする設定ファイル,およびデータベースなどの連携システムについても,同じタイミングで復元してください。

    ポイント

    ユーザプラグインのソースファイルをナビゲーション プラットフォーム以外のシステムで管理している場合は,そのシステムからソースファイルをコピーしてください。

  5. 検索機能を使用できる設定にしている場合は,npupdatesearchdataコマンド(検索用データの更新)を実行して,最新の業務コンテンツの情報を検索用データに反映します。

    コマンドのパス

    ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\npupdatesearchdata