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JP1 Version 10 JP1/Integrated Management - Manager 画面リファレンス


4.7 [リモート監視設定]画面

[リモート監視設定]画面は,リモート監視するための情報を設定する画面です。この画面は,[ホスト登録]画面または[ホスト属性編集]画面で,[リモート監視設定]の[設定]ボタンをクリックすると表示されます。[リモート通信種別]でWMI/NetBIOSおよびSSHのどちらを選択するかによって,設定が必要な項目が異なります。

[リモート監視設定]画面の表示項目を次に示します。

[リモート通信種別]

リモート監視の通信方法を指定します。通信方法には,WMI/NetBIOSおよびSSHがあります。デフォルトは空欄です。空欄の場合,項目が表示されません。項目は,通信方法によって次のように異なります。

WMI/NetBIOSを選択した場合

Windowsに接続する場合の通信方法です。[リモート監視設定]画面の表示例を次に示します。

図4‒18 [リモート監視設定]画面の表示例(WMI/NetBIOSを選択した場合)

[図データ]

[設定方法]

リモート監視の設定方法を指定します。指定できる項目は,個別および共通です。デフォルトは個別です。

[ユーザー名]

[設定方法]で個別を指定した場合に,ユーザー名を指定します。共通を指定した場合は,ユーザー名を指定できません。

ユーザー名は,大文字・小文字を区別しません。使用できる文字は,制御文字を除く半角英数字および記号です。入力できる文字数は0〜255バイトです。デフォルトは空欄です。なお,以前に設定した場合は以前に設定した文字列です。

ユーザー名以外の個所に文字を入力している場合,必須項目です。

[パスワード]

[設定方法]で個別を指定した場合に,パスワードを指定します。共通を指定した場合は,パスワードを指定できません。

パスワードは,大文字・小文字を区別します。使用できる文字は,制御文字を除く半角英数字および記号です。入力できる文字数は0〜255バイトです。デフォルトは空欄です。なお,以前に設定した場合は以前に設定した文字列を伏せ字「*」で表示します。

ユーザー名以外の個所に文字を入力している場合,必須項目です。

[パスワードの確認]

[設定方法]で個別を指定した場合に,指定したパスワードを確認のためもう一度指定します。共通を指定した場合は,パスワードを確認のため再度入力する必要はありません。

使用できる文字,文字数,およびデフォルトは,パスワードと同じです。

[ドメイン名]

[設定方法]で個別を指定した場合に,ドメイン名を指定します。共通を指定した場合は,ドメイン名を指定できません。

ドメイン名は,大文字・小文字を区別しません。使用できる文字は,制御文字を除く半角英数字および記号です。入力できる文字数は0〜255バイトです。デフォルトは空欄です。なお,以前に設定した場合は以前に設定した文字列です。

SSHを選択した場合

UNIXに接続する場合の通信方法です。[リモート監視設定]画面の表示例を次に示します。

図4‒19 [リモート監視設定]画面の表示例(SSHを選択した場合)

[図データ]

[認証方式]

公開鍵暗号方式という認証方式が表示されます。この項目は,変更できません。