4.3 [仮想化管理設定]画面
[仮想化管理設定]画面は,仮想化管理情報を設定する画面です。この画面は,[ホスト登録]画面と[ホスト属性編集]画面で,[仮想化管理種別]の[設定]ボタンをクリックすると表示されます。
[仮想化管理設定]画面の表示例を次に示します。
表示項目を次に示します。項目名に「*」が表示されている項目は,入力必須項目です。
- [仮想化管理種別]
-
ホストの仮想化管理種別を,次のどれかから選択します。
-
vCenter
-
JP1/SC/CM
-
SCVMM
-
HCSM
-
KVM
-
- [ユーザー名]
-
仮想化管理種別でvCenter,SCVMM,HCSM,またはKVMを選択した場合に,選択したホストのユーザー名を指定します。ユーザー名には,制御文字を含まない1〜255バイトの文字列を指定できます。また,大文字・小文字を区別します。デフォルトは空欄です。なお,以前に設定した場合は以前に設定した文字列です。
- [パスワード]
-
仮想化管理種別で,vCenter,SCVMM,またはHCSMを選択した場合に,選択したホストのパスワードを指定します。パスワードには,制御文字を含まない1〜255バイトの文字列を指定できます。また,大文字・小文字を区別します。デフォルトは空欄です。なお,以前に設定した場合は以前に設定した文字列を伏せ字「*」で表示します。
- [通信種別]
-
仮想化管理種別で,vCenter,HCSM,またはKVMを選択した場合に,選択したホストの通信種別を指定します。通信種別は大文字・小文字を区別しません。仮想化管理種別,指定できる通信種別,およびデフォルトの対応を次の表に示します。
表4‒14 仮想化管理種別,指定できる通信種別,およびデフォルトの対応 仮想化管理種別
指定できる通信種別
デフォルト
vCenter
-
HTTP
-
HTTPS
HTTPS
HCSM
HTTP
HTTP
KVM
SSH
SSH
-
- [ポート番号]
-
仮想化管理種別でHCSMまたはKVMを選択した場合に,選択したホストと通信するためのポート番号を指定します。ポート番号には,半角数字で1〜65,535の値を入力できます。ポート番号のデフォルトは仮想化管理種別によって異なります。仮想化管理種別とポート番号のデフォルトの対応を次の表に示します。
表4‒15 仮想化管理種別とポート番号のデフォルトの対応 仮想化管理種別
デフォルト
HCSM
23015
KVM
22
- [秘密鍵ファイル名]
-
仮想化管理種別でKVMを選択した場合に,選択したホストのKVMと通信するための秘密鍵ファイル名を,絶対パスで指定します。秘密鍵ファイル名には,制御文字を含まない1〜256バイトの文字列を指定できます。また,大文字・小文字を区別します。デフォルトは空欄です。パスに空白を含む場合でも,ダブルクォーテーション(")で囲まないでください。なお,以前に設定した場合は「入力済み」と表示されます。
一度秘密鍵ファイル名を指定すると,[秘密鍵ファイル名]テキストボックスは非活性になり,内容を編集できなくなります。秘密鍵ファイル名を変更する場合は,[クリア]ボタンをクリックして,テキストボックスを空欄にしてください。
- [ドメイン名]
-
仮想化管理種別でSCVMMを選択した場合に,選択したホストのドメイン名を指定します。ドメイン名には,空白およびタブを含まない1〜255バイトの文字列を指定できます。また,大文字・小文字を区別します。デフォルトは空欄です。なお,以前に設定した場合は以前に設定した文字列です。