10.2.3 ログファイルおよびディレクトリ一覧
JP1/IMが出力するログ情報の種類とデフォルトのファイル名およびディレクトリ名について説明します。
なお,ここで説明するファイルは,製品保守の必要上出力しているものです。これらのファイルについては,ユーザーが参照または変更する必要はありません。ただし,システム障害が発生したときなどには,資料採取のためにこれらのファイルをご利用元で一時保管していただくことがあります。
- 〈この項の構成〉
(1) Windowsの場合
Windows版のJP1/IMが出力するデフォルトのログファイルおよびフォルダを次の表に示します。
「ログの種類」には,JP1/IMが出力するログの種類を記載しています。
「デフォルトのファイル名・フォルダ名」には,JP1/IM - Manager,JP1/IM - View,またはJP1/Baseをデフォルトでインストールした場合のログファイル名を絶対パスで記載しています。また,クラスタ運用の場合の「デフォルトのファイル名・フォルダ名」には,共有フォルダのログファイル名を絶対パスで記載しています。
「最大ディスク使用量」には,ログファイルが最大でどの程度ディスクを使用するのかを記載しています。ログファイルが複数ある場合は,その合計量を記載しています。
「ファイルの切り替え時期」には,JP1/IMが出力先のログファイルを切り替えるタイミングを記載しています。ファイルがこの欄に示すサイズに達したとき,またはこの欄に示す事象が起きたときに,出力先が切り替わります。なお,ログファイルが複数あり,最大ディスク使用量に達した場合は,更新日付の古いファイルから上書きされます。
注 プロセス別トレースログです。プロセス別トレースログとは,JP1/IMの各機能が出力するログ情報のことです。各機能によって異なるログファイルに出力されます。なお,プロセス別トレースログには製品情報が含まれているため,内容は公開していません。
注※1 ファイルサイズが,この値より数十キロバイト程度大きくなる場合があります。
注※2 マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「自動アクション環境定義ファイル(action.conf.update)」(2. 定義ファイル)によって,64キロバイト〜100メガバイトの間で設定できます。
注※3 マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「自動アクション環境定義ファイル(action.conf.update)」(2. 定義ファイル)によって,1〜4,096キロバイトの間で設定できます。
注※4 アクション情報ファイルの容量がデフォルト(626キロバイト)の場合の値です。このファイルの最大ディスク占有量は次の見積もり式で算出できます。また,アクションを再実行した場合,一回の再実行ごとに5キロバイトずつ増加します。
((アクション情報ファイルの容量/64バイト)-1)×5キロバイト
注※5 クラスタ運用の場合も,物理ホスト上のjcochstat,jcochafmodeコマンドトレースログに出力されます。
注※6 マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「相関イベント発行環境定義ファイル」(2. 定義ファイル)によって,ファイル面数,ファイルサイズを変更できます。
注※7 このファイルは相関イベントの発行処理中のデータを引き継ぐときのメモリー情報を書き出したものであるため,相関イベント発行条件や相関元イベントの情報などによってファイルサイズが異なってきます。見積もりの詳細については,JP1/IM - Managerのリリースノートを参照してください。
注※8 応答待ちイベント管理機能を有効にしてJP1/IM - Managerを起動した時点で作成されます。
注 プロセス別トレースログです。プロセス別トレースログとは,JP1/IMの各機能が出力するログ情報のことです。各機能によって異なるログファイルに出力されます。なお,プロセス別トレースログには製品情報が含まれているため,内容は公開していません。
注 Windows 8.1,Windows 8,Windows Server 2012,Windows 7,Windows Server 2008,またはWindows Vistaの場合は「Viewパス\log\」を「システムドライブ:\ProgramData\Hitachi\jp1\jp1_default\JP1CoView\log\」に置き換えてください。
注※1 プロセス別トレースログです。プロセス別トレースログとは,JP1/IMの各機能が出力するログ情報のことです。各機能によって異なるログファイルに出力されます。なお,プロセス別トレースログには製品情報が含まれているため,内容は公開していません。
注※2 ファイルサイズが,この値より数十キロバイト程度大きくなる場合があります。
注※3 JP1/IM - Central Information Master連携時にだけ出力されます。
注※4 JP1/IM - Rule Operation連携時にだけ出力されます。
ログの種類 |
デフォルトのファイル名・フォルダ名 |
最大ディスク使用量 |
ファイルの切り替え時期 |
---|---|---|---|
IM構成管理トレースログ※ |
Viewパス\log\jcfview\VIEW{1|2|3}.log |
30メガバイト |
10メガバイト |
スタックトレースログ※ |
Viewパス\log\jcfjavalog{1|2}.log |
512キロバイト |
起動時,または256キロバイト |
統合トレースログ |
システムドライブ:\Program Files\Hitachi\HNTRLib2\spool\hntr2{1|2|3|4}.log |
1,024キロバイト |
256キロバイト |
注 Windows 8.1,Windows 8,Windows Server 2012,Windows 7,Windows Server 2008,またはWindows Vistaの場合は「Viewパス\log\」を「システムドライブ:\ProgramData\Hitachi\jp1\jp1_default\JP1CoView\log\」に置き換えてください。
注※ プロセス別トレースログです。プロセス別トレースログとは,JP1/IMの各機能が出力するログ情報のことです。各機能によって異なるログファイルに出力されます。なお,プロセス別トレースログには製品情報が含まれているため,内容は公開していません。
(2) UNIXの場合
UNIX版のJP1/IMが出力するデフォルトのログファイルおよびディレクトリを次の表に示します。
「ログの種類」には,JP1/IMが出力するログの種類を記載しています。
「デフォルトのファイル名・ディレクトリ名」には,JP1/IM - ManagerまたはJP1/Baseをデフォルトでインストールした場合のログファイル名を絶対パスで記載しています。また,クラスタ運用の場合の「デフォルトのファイル名・ディレクトリ名」には,共有ディレクトリのログファイル名を絶対パスで記載しています。
「最大ディスク使用量」には,ログファイルが最大でどの程度ディスクを使用するのかを記載しています。ログファイルが複数ある場合は,その合計量を記載しています。
「ファイルの切り替え時期」には,JP1/IMが出力先のログファイルを切り替えるタイミングを記載しています。ファイルがこの欄に示すサイズに達したとき,またはこの欄に示す事象が起きたときに,出力先が切り替わります。なお,ログファイルが複数あり,最大ディスク使用量に達した場合は,更新日付の古いファイルから上書きされます。
注※1 プロセス別トレースログです。プロセス別トレースログとは,JP1/IMの各機能が出力するログ情報のことです。各機能によって異なるログファイルに出力されます。なお,プロセス別トレースログには製品情報が含まれているため,内容は公開していません。
注※2 クラスタ環境でだけ作成されます。
注※3 ファイルサイズが,この値より数十キロバイト程度大きくなる場合があります。
注※4 マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「自動アクション環境定義ファイル(action.conf.update)」(2. 定義ファイル)によって,64キロバイト〜100メガバイトの間で設定できます。
注※5 マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「自動アクション環境定義ファイル(action.conf.update)」(2. 定義ファイル)によって,1〜4,096キロバイト(Linux (IPF)の場合は1〜7,168キロバイト)の間で設定できます。
注※6 アクション情報ファイルの容量がデフォルト(626キロバイト)の場合の値です。このファイルの最大ディスク占有量は次の見積もり式で算出できます。また,アクションを再実行した場合,一回の再実行ごとに5キロバイトずつ増加します。
((アクション情報ファイルの容量/64バイト)-1)×5キロバイト
注※7 クラスタ運用の場合も,物理ホスト上のjcochstat,jcochafmodeコマンドトレースログに出力されます。
注※8 HP-UX(IPF),Solarisでは出力されません。
注※9 マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「相関イベント発行環境定義ファイル」(2. 定義ファイル)によって,ファイル面数,ファイルサイズを変更できます。
注※10 このファイルは相関イベントの発行処理中のデータを引き継ぐときのメモリー情報を書き出したものであるため,相関イベント発行条件や相関元イベントの情報などによってファイルサイズが異なってきます。見積もりの詳細については,JP1/IM - Managerのリリースノートを参照してください。
注※11 応答待ちイベント管理機能を有効にしてJP1/IM - Managerを起動した時点で作成されます。
注※ プロセス別トレースログです。プロセス別トレースログとは,JP1/IMの各機能が出力するログ情報のことです。各機能によって異なるログファイルに出力されます。なお,プロセス別トレースログには製品情報が含まれているため,内容は公開していません。
注 プロセス別トレースログです。プロセス別トレースログとは,JP1/IMの各機能が出力するログ情報のことです。各機能によって異なるログファイルに出力されます。なお,プロセス別トレースログには製品情報が含まれているため,内容は公開していません。