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JP1 Version 10 JP1/Integrated Management - Manager 運用ガイド


3.1.2 UNIXの場合

UNIXの場合は,OSの機能によってJP1/IM - Managerを起動します(自動起動スクリプトが設定されている場合)。

IMデータベースを使用しているときは,システム起動時に自動起動スクリプトが実行されて,JP1/Base,JP1/IM - Manager,IMデータベースが順に起動します。なお,自動起動スクリプトの設定の有効・無効に関係なく,システム起動時にpdprcdプロセスが起動されます。

IMデータベースを使用していないときは,システムを起動すると,自動起動スクリプトが実行されて,JP1/Base,JP1/IM - Managerが順に起動します。

自動起動スクリプトの設定については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 構築ガイド」の「2.18.2 自動起動および自動終了の設定」を参照してください。また,自動起動スクリプトの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「jco_start(UNIX限定)」(1. コマンド)を参照してください。

自動起動スクリプトを設定しないでJP1/IM - Managerを起動する場合は,/etc/opt/jp1cons/jco_start.modelスクリプト,またはこのスクリプトをコピーしたファイルを実行して起動してください。

なお,JP1/IM - Managerを起動する場合は,先に監視で必要なJP1/Baseのサービスをすべて起動してください。また,IMデータベースを使用するときは,JP1/IM - Managerの起動時にIMデータベースを起動してください。JP1/Baseのサービスを再起動する場合は,必ずJP1/IM - Managerを停止した状態にしてください。停止しなかった場合は,イベントが表示されないなどの現象が発生します。

JP1/Baseのサービスの起動については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」の起動と終了の章を参照してください。