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JP1 Version 10 JP1/Integrated Management - Manager 導入・設計ガイド


付録D.3 IM構成管理を使用する上での制限値一覧

IM構成管理を使用する上でのJP1/IM - Managerの制限値,IM構成管理・ビューアーの制限値について,次に示します。

〈この項の構成〉

(1) JP1/IM - Managerの制限値一覧

JP1/IM - Managerの制限値を次の表に示します。

表D‒5 JP1/IM - Managerの制限値一覧

項目

制限値

1台のJP1/IM - Managerに接続できるIM構成管理・ビューアーの数

64台※1

1台のJP1/IM - Managerが管理できるホストの数(システム構成上,JP1/IM - Manager直下に配置できるJP1/Baseおよびリモートの監視対象ホストの合計値。IPv4ホスト,IPv6ホストまたはIPv4・IPv6ホストによらない。)

1,024台

1台のIM構成管理で監視できるホストの数(IPv4ホスト,IPv6ホストまたはIPv4・IPv6ホストによらない。)

10,000台

直下のエージェントの数は1,024台

1台のIM構成管理で監視できるシステムの階層構成(IM構成)の階層

3階層(統合マネージャーを1階層目とする)

リモートで監視できるファイル数の最大値※2

1,024

一つのホストで管理できるログファイルトラッププロセスの最大数

100※3

一つの論理ホストに設定可能な待機系ホストの数

4

一つのホストに対して表示可能なIPアドレスの数

8

一つのホストに対して表示可能なエイリアスホスト名の数

4

業務グループ・監視グループの合計数

100

一つの業務グループおよび監視グループに設定できるホストの最大数

1,024台

業務グループの階層

1階層

監視グループの階層

9階層

注※1 AIXの場合,複数のJP1/IM - Viewから同時に接続し,プロファイルの操作(収集,反映),ホストの情報収集,仮想化構成の情報を実行するときに接続できる数は,最大16台です。また,HP-UXの場合,複数のJP1/IM - Viewから同時に接続できる数は,最大16台です。JP1/IM - Viewで同時に接続できる数を超えるときやリモート監視を実施するときは,カーネルパラメーターのmax_thread_procを300以上に設定してください。

注※2 リモートログファイルトラップで監視しているログファイル数と,リモートログファイルトラップで監視しているサーバ数の合計値です。

注※3 ログトラップファイルが101個以上起動していた場合,KNAN22450-Wのメッセージを出力し,100個まで収集します。

(2) JP1/IM - Viewの制限値一覧

JP1/IM - Viewの制限値を次に示します。

表D‒6 JP1/IM - Viewの制限値一覧

項目

制限値

1台のビューアーから同時にログインできる数

3

注※ ログイン数を増やすとそれに伴いメモリー所要量,ディスク占有量が増えます。