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JP1 Version 10 JP1/Integrated Management - Manager 導入・設計ガイド


12.7.8 通信タイムアウト時間の検討

ネットワークに低速の回線が使われていたり,ビューアーの負荷が高かったりするときに,サーバの通信処理でタイムアウトによる通信エラーが発生することがあります。このような場合には,JP1/IMの設定を変更することで対処できます。

タイムアウト時間は,デフォルトで2,500ミリ秒です。低速回線やイベントトラフィックが高い環境でJP1/IMを使用する場合はこの値を大きくしてください。

通信タイムアウト値の調整について
  • JP1/IM - Manager(JP1/IM - Central Console)の通信タイムアウト値の調整

    参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「通信環境定義ファイル(console.conf.update)」(2. 定義ファイル)

  • JP1/IM - Viewの通信タイムアウト値の調整

    参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「通信環境定義ファイル(view.conf.update)」(2. 定義ファイル)

    参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「通信環境定義ファイル(tree_view.conf.update)」(2. 定義ファイル)

なお,JP1/IM - Manager(JP1/IM - Central Scope)では通信タイムアウト値の調整は必要ありません。