12.3.5 WWWブラウザーからJP1イベントを監視する場合の構成
JP1/IMでは,WWWブラウザーを使ってJP1イベントを監視することもできます。この場合,ビューアーにJP1/IM - Viewは不要です。
ただし,WWWブラウザーを使う場合,次の制限があります。
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JP1/IM - Manager(JP1/IM - Central Scope)に接続できません。
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[コマンド実行]画面や[統合機能メニュー]画面など,使用できない画面があります。また,モニター起動やイベント一覧情報の保管(CSV出力)ができないなど,操作にも制限があります。詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 画面リファレンス」の「1. 画面遷移と[ログイン]画面」を参照してください。
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制限値が一部異なります。「付録D 制限値一覧」を参照してください。
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HP-UX (IPF)版JP1/IM - Managerは,WWWページ版のJP1/IM - Viewをサポートしていません。このため,HP-UX (IPF)版JP1/IM - Managerに対し,WWWブラウザーを使ってJP1イベントを監視することはできません。
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WWWブラウザーの接続ホスト名にIPv6アドレスは指定できません。IPv4アドレスまたはIPv4アドレスを名前解決できるホスト名を指定してください。
システム構成例を次に示します。
各ホストで必要なプログラムを次に示します。
- マネージャー
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JP1/IM - Manager
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JP1/Base
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HTTPサーバ
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- エージェント
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JP1/Base
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JP1シリーズのプログラム,業務プログラムなど
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- ビューアー
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WWWブラウザー
WWWブラウザーを使ってJP1イベントを監視するには,JREとそれに同梱されているプラグインが必要です。詳細は,JP1/IM - Managerのリリースノートを参照してください。
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