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JP1 Version 10 JP1/Base 運用ガイド


11.2.2 イベントログトラップの注意事項

〈この項の構成〉

(1) 初期設定で運用する場合の注意事項

イベントログトラップ動作定義ファイル(ntevent.conf)と転送設定ファイル(forward)を初期設定で使用する場合の注意事項および対策について説明します。

(2) JP1/AJSのWindowsイベントログ監視ジョブを使用する場合の注意事項

JP1/AJSのWindowsイベントログ監視ジョブを使用する場合,イベントログトラップサービスを起動してください。JP1/AJSのWindowsイベントログ監視ジョブは,JP1/Baseのイベントログトラップが前提となっています。

また,JP1/AJSで監視するイベントの条件を含むように,イベントログトラップ動作定義ファイル(ntevent.conf)を設定してください。JP1/AJSで監視するイベントの条件は,JP1/AJSで定義した設定とイベントログトラップ動作定義ファイル(ntevent.conf)で定義した設定の論理積となります。Windowsイベントログ監視ジョブの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 設計・運用ガイド」,「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編)」,「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編)」,および「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド」を参照してください。

(3) リモートから転送されてきたイベントログについての注意事項

イベントログトラップでは,リモートマシンで発生したイベントログをJP1イベントへ正常に変換できません。リモートマシンで発生したイベントログは,発生元のマシン上のイベントログトラップで変換してください。