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JP1 Version 10 JP1/Base 運用ガイド


4.4.2 プロセス管理機能が管理するプロセスの再起動の設定手順

  1. 拡張起動プロセス定義ファイル(jp1bs_service_0700.conf)を編集する。

    拡張起動プロセス定義ファイルの詳細については,「16. 定義ファイル」の「拡張起動プロセス定義ファイル」を参照してください。

  2. 設定を有効にする。

    JP1/Baseを再起動するか,リロードコマンド(jbs_spmd_reload)を実行すると設定が有効になります。

  3. ワトソン博士によるエラー通知を抑止する(Windows Server 2003またはWindows XP限定)

    エラー発生時に,ワトソン博士のメッセージボックスが表示されると,プロセスの再起動ができないため,表示を抑止する必要があります。

    スタートメニューの[ファイル名を指定して実行]で「drwtsn32」を実行します。ワトソン博士のダイアログボックスが表示されるので,[メッセージボックスによる通知]のチェックを外します。

    なお,ワトソン博士の設定はシステム全体で共通のため,ここでの設定がシステム全体のプログラムの設定になります。

    また,ワトソン博士の設定を有効にするため,コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行してください。

    drwtsn32 -i

    ワトソン博士が既定のアプリケーションデバッガとしてインストールされます。

  4. Microsoftへのエラー報告を抑止する(Windows Server 2003またはWindows XP限定)

    エラー発生時にMicrosoftへのエラー報告ダイアログボックスが表示されると,再起動が有効にならないため,エラー報告を抑止する必要があります。

    1. [コントロールパネル]から[システム]をダブルクリックする。

    2. [詳細設定]タブの[エラー報告]をクリックする。

    3. [エラー報告を無効にする]を選択し,[重大なエラーが発生した場合は通知する]のチェックが外れていることを確認する。