3.2.1 インストール
JP1/Baseをインストールする手順を次に示します。
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プログラムを終了する。
JP1/Baseをインストールする前に,JP1の全プログラム,およびJP1/Baseのイベントサービスを利用しているすべてのプログラムを終了してください。
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提供媒体をCD-ROMドライブに入れる。
起動したインストーラーの指示に従ってインストールを進めてください。
インストール時には,次の項目を設定します。
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ユーザー情報
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インストール先フォルダ
インストール先フォルダの初期設定は次のとおりです。
x86環境の場合:
システムドライブ\Program Files\Hitachi\JP1Base
x64環境の場合:
システムドライブ\Program Files (x86)\Hitachi\JP1Base
x64環境の場合,システムドライブ\Program Files\配下にはインストールしないでください。64ビットモジュールとの混在によって,動作上問題が発生することがあります。
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新規にインストールする場合だけ,「自動セットアップの選択」画面が表示されます。[セットアップ処理を行う]をチェックすると,自動で初期設定が行われ,インストール完了後すぐに運用できる状態になります。
自動セットアップ処理を行う場合に設定される項目を次の表に示します。
自動セットアップ処理を行わない場合は,JP1ユーザーの設定だけが行われます。
各設定項目の詳細については,「8.1 ユーザー管理の設定(Windowsの場合)」を参照してください。
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プログラムフォルダの選択
インストーラーを実行すると,統合トレース機能(HNTRLib2)もインストールされます。HNTRLib2のインストール先は,次のとおりです。
x86環境の場合:
システムドライブ\Program Files\Hitachi\HNTRLib2
x64環境の場合:
システムドライブ\Program Files (x86)\Hitachi\HNTRLib2
HNTRLib2のインストール先はシステムドライブ固定です。インストール先を変更することはできません。
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システムを再起動する。
再起動を要求された場合は,Windowsを再起動します。
- JP1/NETM/DMを使ったリモートインストール(ソフトウェアの配布)について
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JP1/Baseは,JP1/NETM/DMを使ったリモートインストールに対応しています。JP1/Baseの場合,次に示すインストールに対応しています。
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新規インストール
インストール対象ホストにJP1/Baseを新規にインストールできます。ただし,JP1/NETM/DMを使ったリモートインストールでは,自動セットアップ処理はできません。
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バージョンアップインストール
リモートインストールすると,JP1/Baseインストール済みホストのJP1/Baseをバージョンアップできます。
JP1/NETM/DMを使った実際のリモートインストール方法については,マニュアル「JP1/NETM/DM 運用ガイド1(Windows(R)用)」を参照してください。
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