JP1/Base 運用ガイド
Windowsのタスク マネージャを使って,プロセスの動作状態を確認してください。正常に動作している場合に表示されるプロセスを次に示します。なお,表内の( )内の数値は同時に実行できるプロセス数です。
| 親プロセス名 | 機能 | 子プロセス名 | 機能 |
|---|---|---|---|
| hntr2srv.exe(1) | 統合トレース起動用 | − | − |
| hntr2mon.exe(1) | 統合トレース | − | − |
| jbs_service.exe(1) | JP1/Baseプロセス管理起動用※1 | − | − |
| jbs_spmd.exe(1) | JP1/Baseプロセス管理※1 | jbssessionmgr.exe(1)※2※3 | 認証サーバ※1※6 認証サーバとして設定したホスト上にだけ存在する。 jbs_spmd_statusコマンドを実行した場合の表示名はjbssessionmgrとなる。 |
| jbsroute.exe(1)※2 | 構成管理※1※6 jbs_spmd_statusコマンドを実行した場合の表示名はjbsrouteとなる。 |
||
| jcocmd.exe(1)※2 jcocmdexe.exe(1) jcocmdapi.exe(コマンド実行画面数※4+1(JP1/IM - Managerがインストールされている場合)) jcocmdcom.exe(1)※5 |
コマンド実行※1※6 jbs_spmd_statusコマンドを実行した場合の表示名はjcocmdとなる。 |
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| jbsplugind.exe(1)※2 | プラグインサービス※1※6 jbs_spmd_statusコマンドを実行した場合の表示名はjbspluginとなる。 |
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| jbshcd.exe(1) | ヘルスチェック(自ホスト監視用)※1※6 jbs_spmd_statusコマンドを実行した場合の表示名はjbshcdとなる。 |
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| jbshchostd.exe(1) | ヘルスチェック(他ホスト監視用)※1※6 jbs_spmd_statusコマンドを実行した場合の表示名はjbshchostdとなる。 |
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| jbssrvmgr.exe(1) | サービス管理制御機能※1※6 jbs_spmd_statusコマンドを実行した場合の表示名はjbssrvmgrとなる。 |
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| jbslcact.exe(1) | ローカルアクション機能※1※6 jbs_spmd_statusコマンドを実行した場合の表示名はjbslcactとなる。 |
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| jbscomd.exe(1) jbscomd_api.exe(1) jbscomd_ses.exe(1) jbscomd_snd.exe(1) jbscomd_rcv.exe(1) |
プロセス間通信※1※6 jbs_spmd_statusコマンドを実行した場合の表示名はjbscomdとなる。 |
||
| jbapmsrvcecon.exe(1)※3 | 起動管理 | powendar.exe(1) | 電源制御 JP1/Power Monitorがインストールされていると,この子プロセスが生成される。 |
| jevservice.exe(1) | イベントサービス※1※7 | jevsessvc.exe(1) | イベントサービス(子プロセスは,JP1/SES互換用) このプロセスは物理ホストでだけ生成される。※7 |
| jevtraplog.exe(1) | ログファイルトラップ | − | ログファイルトラップ ログファイルトラップを使用した場合だけ生成される。 |
| jevtrapevt.exe(1) | イベントログトラップ | − | イベントログトラップ イベントログトラップを使用した場合だけ生成される。 |
| imevtgw.exe(1) | SNMPトラップ変換 | − | SNMPトラップ変換 SNMPトラップ変換を使用した場合だけ生成される。 |
注※1 クラスタシステムで複数の論理ホストが一つの物理ホスト上で動作する場合,または一つの論理ホストと物理ホストが同時に起動される場合は,上記のプロセスの同時に実行できるプロセス数の上限は,(論理ホスト数+1)×プロセス数となります。
注※2 これらのプロセスは,JP1/Baseの基盤となる重要なプロセスです。JP1/Baseでは,これらのプロセスの異常終了時に備えて,異常終了時に自動で再起動する機能と,プロセスの異常を検知した場合にJP1イベントを発行する機能を提供しています。プロセス停止による業務への影響を最小限にするために,あらかじめ設定しておくことをお勧めします。設定方法については,「2.4.3 JP1/Baseの障害に備えた設定」を参照してください。
注※3 タスクマネージャ上ではプロセス名称の途中までしか表示されません。
注※4 接続しているJP1/IM - Viewがコマンド実行画面を開いている数のことです。開いている画面数だけプロセス数が増えます。コマンド実行画面を閉じると,閉じた分だけプロセスは消滅します。
注※5 08-00で追加になったプロセスです。
注※6 これらのプロセスの状態は,jbs_spmd_statusコマンドで確認できます。jbs_spmd_statusコマンドを実行して正常にプロセスが動作しているときの表示を次に示します。
注※7 これらのプロセスの状態は,jevstatコマンドで確認できます。jevstatコマンドを実行して正常にプロセスが動作しているときの表示を次に示します。
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