JP1/Base 運用ガイド
形式
| [JP1_DEFAULT\JP1BASE\DIRSRV] "ENABLE"=dword:{00000000 | 00000001} "SERVER"=ディレクトリサーバ名 "PORT"=接続先ポート番号 "BASE_DN"=コンテナオブジェクト識別名 "ATTR_NAME"=相対識別名 "SSL"=dword:{00000000 | 00000001} |
ファイル名
jp1bs_ds_setup.conf(ディレクトリサーバ連携定義ファイル)
jp1bs_ds_setup.conf.model(ディレクトリサーバ連携定義ファイルのモデルファイル)
格納先ディレクトリ
インストール先フォルダ\conf\ds\ 共有フォルダ\jp1base\conf\ds\(クラスタ運用時)
説明
ディレクトリサーバと連携してログイン認証をするため,認証サーバで共通定義情報を設定しておくファイルです。セカンダリー認証サーバを設置している場合は,プライマリー認証サーバおよびセカンダリー認証サーバの両方に設定してください。
定義の反映時期
jbssetcnfコマンドを実行すると,ディレクトリサーバ連携定義ファイル(jp1bs_ds_setup.conf)の設定が共通定義情報に反映されます。jbssetcnfコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jbssetcnf」を参照してください。
記述内容
ディレクトリサーバ連携定義ファイル(jp1bs_ds_setup.conf)には,次のパラメーターを定義します。
注意事項
論理ホスト上で設定する場合は,実行系および待機系の両方で設定します。その際,[JP1_DEFAULT\JP1BASE]のJP1_DEFAULTを論理ホスト名に変更してください。
定義例
次に示すディレクトリサーバの構成で,ディレクトリサーバと連携してログイン認証する場合の定義例を示します。
図14-9 ディレクトリサーバの構成例
[JP1_DEFAULT\JP1BASE\DIRSRV] "ENABLE"=dword:00000001 "SERVER"="host-A.domain.local" "PORT"=dword:0000027C "BASE_DN"="OU=JP1,DC=domain,DC=local" "ATTR_NAME"="CN" "SSL"=dword:00000001
All Rights Reserved. Copyright (C) 2012, Hitachi, Ltd.