JP1/Baseは,JP1/Base独自のhosts情報を持つことで,OSに左右されずにIPアドレス解決ができます。
- 注意事項
- jp1hosts2情報を設定した場合,jp1hosts2情報に定義されたホスト名およびIPアドレスに関しては,hostsファイルやDNSの定義は参照されません。
- (例)
- jp1hosts2情報:
hostA 100.0.0.10, 200.0.0.10
- hostsファイル:
100.0.0.10 hostA hostB
200.0.0.10 hostC
- 上記設定の場合,hostAおよび100.0.0.10と200.0.0.10のIPアドレスに関しては,hostsファイルは参照されません。
jp1hosts2情報を登録する手順を次に示します。
- jp1hosts2定義ファイルを編集する。
jp1hosts2定義ファイルは,初期設定で提供されています(jp1hosts2.confファイルが該当します)。独自にjp1hosts2定義ファイルを作成,編集することもできますが,格納場所は,初期設定で提供されているjp1hosts2.confファイルと同じ場所にしてください。jp1hosts2定義ファイルの形式については,「14. 定義ファイル」の「jp1hosts2定義ファイル」を参照してください。
- jbshosts2importコマンドを実行して登録する。
次のようにコマンドを実行します。
jbshosts2import {-o|-r} [jp1hosts2定義ファイル名] [-h 論理ホスト名]
なお,登録したjp1hosts2情報を確認する場合は,jbshosts2exportコマンドを利用してください。また,これらのコマンドの詳細については,「13. コマンド」を参照してください。
- 注意事項
- jp1hosts情報を定義している環境にjp1hosts2情報を定義すると,従来のjp1hosts情報は無効になります。また,jp1hosts2情報を削除(jbshosts2importコマンドの-dオプションを指定して実行)すると,従来のjp1hosts情報が有効になります。
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