1.1.2 EUR サーバ帳票出力機能のメッセージ形式

EUR サーバ帳票出力機能で表示されるメッセージの形式を次に示します。

aa…aa: メッセージID メッセージ文

メッセージの表示内容を項目ごとに次の表に示します。

表1-4 メッセージの表示内容(EUR サーバ帳票出力機能の場合)

形式の項目説明
aa…aa
eurps
eurpsコマンドを実行しているときに出力されます。
eurecpdf
PDFパスワード暗号化ツール(eurecpdfコマンド)を実行しているときに出力されます。
eurecdif
接続情報パスワード暗号化ツール(eurecdifコマンド)を実行しているときに出力されます。
eurssecd
LDAP接続情報暗号化ツール(eurssecdコマンド)を実行しているときに出力されます。
eursmpr
BSP-RM連携コマンド(eursmprコマンド)を実行しているときに出力されます。
上記以外の場合,文字列は出力されません。
メッセージID
KEEUxxx-y
eurpsコマンド,PDFパスワード暗号化ツール(eurecpdfコマンド),接続情報パスワード暗号化ツール(eurecdifコマンド),またはLDAP接続情報暗号化ツール(eurssecdコマンド)で処理を実行しているときに出力されます。
xxxは,メッセージ番号を示します。
yは,レベル(I(Information),W(Warning),E(Error)またはS(System Error))を示します。
KEEUxxxx-y
ファイル監視サービス,ジョブ実行プログラム,またはBSP-RM連携コマンド(eursmprコマンド)で処理を実行しているとき,および監査ログファイルの出力項目に出力されます。
xxxxは,メッセージ番号を示します。
yは,レベル(I(Information),W(Warning),E(Error)またはS(System Error))を示します。
KEEU Fxxx-y
EURフォントファイル作成ツール(expedf32コマンド)を実行しているときに出力されます。
xxxは,メッセージ番号を示します。
yは,レベル(I(Information),W(Warning),E(Error),またはS(System Error))を示します。
KEEYxxx-y
上記以外のコンポーネントで処理を実行しているときに出力されます。
xxxは,メッセージ番号を示します。
yは,レベル(I(Information),W(Warning),E(Error),またはS(System Error))を示します。
メッセージ文メッセージ文を示します。
なお,監査ログファイルの出力項目の場合,メッセージIDだけが出力され,メッセージ文は出力されません。

なお,eurpsコマンドを実行しているときにエラーが発生した場合,標準ではメッセージは出力されません。/messageオプション(UNIX/Linux環境の場合は-messageオプション)を指定すると,メッセージが標準エラー出力に表示されます。