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様式グループ内では集計行の指定は統一してください。(XX)

要因
複数様式情報定義ファイルの様式グループ内のformfilenameが複数記述されている帳票ファイル(フォームシートファイル)に集計行が指定されていますが,各帳票ファイルで次の要因のどれかについて異なる定義がされています。
XXには,様式グループ内の各帳票ファイルでの集計行の指定を示すコードが表示されます。

表5-1 コードと要因

コード要因
01総集計の指定の有無が異なります。
02キー集計の指定の個数が異なります。
03キー集計のキーに指定したアイテムの数が異なります。
04キー集計のキーに指定したアイテムのフィールド名が異なります。
05ページ集計の指定の有無が異なります。
06「1件のときキー集計行を削除する」の指定の有無が異なります。
ただし,集計ページの指定,集計行の位置固定の指定については,各帳票ファイルで異なっていても正しく出力されます。
対処
複数様式情報定義ファイルの様式グループ内に複数の帳票ファイルが指定されており,かつ各帳票ファイルに集計行がある場合は,上記の要因に記述した集計行の指定が同じになるようにフォームシートファイルの設定を見直してください。
対処の参照先
OLEオートメーション
MultiReportSetBasePathプロパティ,MultiReportSetFileプロパティ
DLLインターフェース関数
ReportPrint関数,およびReportPrintWithView関数のoptionで指定する,オプション記述ファイルのキーワード
  • ファイルのパス指定
    MultiReportSetPath
  • 複数様式での帳票出力の指定
    MultiReportSetFile