帳票定義情報ファイル(ファイル名)が出力できません。(YY:ZZ)
- 要因
- 次に示す要因によって,変換後の帳票定義情報ファイルが出力できません。
- ディスクの容量不足です。
- 出力先フォルダにファイルの出力権限がありません。
- 既存の帳票定義情報ファイルに上書きしようとしましたが,書き込み権限がありません。
- YYには読み込みに使用した関数のerrnoが,ZZにはerrnoに対応するエラーメッセージが表示されます。
- 対処
- 空き容量を見直してください。
- 書き込み権限があるフォルダを指定してください。
- 注意
- 複数の帳票ファイルを指定した場合,エラー発生以降の帳票ファイルは変換しません。エラーが発生する直前までに正常に出力された帳票定義情報ファイルは,削除されないでそのまま残ります。エラーが発生したとき,途中まで出力された帳票定義情報ファイルは削除されます。
帳票定義情報ファイル(ファイル名)が読み込めません。(YY:ZZ)
- 要因
- 次に示す要因によって,帳票定義情報ファイルを変換できません。エラーが発生した帳票定義情報ファイルの変換は実行しないで,次の帳票定義情報ファイルの変換を実行します。
- YYには読み込みに使用した関数のerrnoが,ZZにはerrnoに対応するエラーメッセージが表示されます。
- 対処
- 読み込み権限がある既存の帳票定義情報ファイルを指定して,再度変換を実行してください。
帳票定義情報ファイル(ファイル名)の内容が不正です。(YY[:ZZ])
- 要因
- 次に示す要因によって,帳票定義情報ファイルから帳票ファイルに変換できません。
- 帳票定義情報ファイルの内容が不正です。
- 帳票定義情報ファイルに記述されたファイルのうち,どれかが読み込めません。
- 帳票定義情報ファイルに記述されたファイルのうち,どれかの内容が不正です。
- YYにはコード,ZZには詳細情報が表示されます。コードと詳細情報を次に示します。
表7-1 コードと詳細情報
コード(YY) | 説明 | 詳細情報(ZZ) |
---|
00 | 帳票定義情報ファイルの内容が不正です。 | 表示されません。 |
01 | 次のどれかが読み込めません。
- 帳票全体定義情報ファイル
- ブレイク定義情報ファイル
- アイテム定義情報ファイル
- 部品定義情報ファイル
- フィールド定義情報ファイル
- 補足情報ファイル
| 読み込めなかったファイルのファイル名が出力されます。 |
02 | 次のどれかの内容が不正です。
- 帳票全体定義情報ファイル
- ブレイク定義情報ファイル
- アイテム定義情報ファイル
- 部品定義情報ファイル
- フィールド定義情報ファイル
| 不正な内容が記述された個所が表示されます。
- 出力形式
- ファイル名:行番号:項目名
項目名が特定できない場合,行番号だけが表示されます。 |
- 対処
- 正常な帳票定義情報ファイルを指定して,再度変換を実行してください。
帳票ファイル(帳票ファイル名)が出力できません。(YY:ZZ)
- 要因
- 次に示す要因によって,帳票定義情報ファイルから帳票ファイルへの変換時に,変換後の帳票ファイルが出力できません。
- ディスクの容量不足です。
- 出力先フォルダにファイルの読み込み権限がありません。
- 既存の帳票ファイルに上書きしようとしましたが,書き込み権限がありません。
- YYには読み込みに使用した関数のerrnoが,ZZにはerrnoに対応するエラーメッセージが表示されます。
- 対処
- 空き容量を見直してください。
- 書き込み権限があるフォルダを指定してください。
- 注意
- 複数の帳票定義情報ファイルを指定した場合,エラー発生以降の帳票定義情報ファイルは変換しません。エラーが発生する直前までに正常に出力された帳票ファイルは,削除されないでそのまま残ります。エラーが発生したとき,途中まで出力された帳票ファイルは削除されます。
帳票ファイル(ファイル名)が読み込めません。(YY:ZZ)
- 要因
- 次に示す要因によって,帳票ファイルを変換できません。エラーが発生した帳票ファイルの変換はしないで,次の帳票ファイルの変換を続行します。
- YYには読み込みに使用した関数のerrnoが,ZZにはerrnoに対応するエラーメッセージが表示されます。
- 対処
- 読み込み権限がある既存の帳票ファイルを指定して,再度変換を実行してください。
帳票ファイル(ファイル名)の内容が不正です。
- 要因
- 帳票ファイルの内容が不正です。エラーが発生した帳票ファイルの変換は実行しないで,次の帳票ファイルの変換を続行します。
- 対処
- 正しい帳票ファイルを指定して,再度変換を実行してください。
帳票ヘッダのアイテムはすべて削除されます。よろしいですか?
- 要因
- 帳票ヘッダ領域を削除されました。
- 対処
- [はい]ボタンをクリックすると,帳票ヘッダ領域を削除します。[いいえ]ボタンをクリックすると,帳票ヘッダ領域を削除しません。
- 帳票ヘッダ領域を削除すると,帳票内の任意の位置に貼り付けられていた帳票ヘッダ集計の集計アイテムも削除されます。
帳票ヘッダ領域を挿入するための十分な領域を確保できません。帳票ヘッダ領域を挿入できません。
- 要因
- 繰り返し領域のアイテムのサイズなどが大きいので,帳票ヘッダ領域が挿入できません。
- 対処
- 繰り返し領域のアイテムのサイズを変更するなどをして,改ページ見出しが挿入できる領域を確保してから,再度実行してください。
ディクショナリファイル(ディクショナリファイル名)が見つかりません。
- 要因
- [データのプロパティ]ダイアログで指定したディクショナリファイルが存在しません。
- 対処
- ディクショナリファイルが存在するかどうかを確認してください。
- 指定したディクショナリファイルのファイル名が正しいかどうかを確認してください。
ディクショナリファイル(ディクショナリファイル名):n行目 記述に誤りがあります。
- 要因
- [データのプロパティ]ダイアログで指定したディクショナリファイルの,n行目の記述に誤りがあります。
- 対処
- ディクショナリファイルの誤りを訂正してください。
ディクショナリファイル(ディクショナリファイル名):フィールドが重複しています。
- 要因
- 次の要因が考えられます。
- CSV形式のディクショナリファイルの場合
同じフィールドの位置を参照する,複数のフィールドが存在します。
- FIX形式のディクショナリファイルの場合
重複したフィールドが存在します。
- 対処
- ディクショナリファイルの誤りを訂正してください。
ディクショナリファイル(ディクショナリファイル名)をオープンできませんでした。
- 要因
- [データのプロパティ]ダイアログで指定したディクショナリファイルが,読み込み権限がないので開けません。
- 対処
- ディクショナリファイルの読み込み権限を確認してください。
ディクショナリファイル名(ディクショナリファイル名)が正しくありません。
- 要因
- [データのプロパティ]ダイアログで指定したディクショナリファイル名が正しくありません。
- 対処
- 正しいディクショナリファイル名を指定してください。
ディクショナリファイル名が指定されていません。
- 要因
- ディクショナリファイル名を指定していません。[データのプロパティ]ダイアログの[データ情報]ページで,フィールド定義情報の定義方法を「ディクショナリファイルを使用」にしている場合は,ディクショナリファイル名の指定が必要です。
- 対処
- ディクショナリファイル名を指定してください。
- [データのプロパティ]ダイアログの[データ情報]ページで,フィールド定義情報の定義方法を「標準」に指定してください。
ディスクの容量不足が発生しました。
- 要因
- 指定されたレポートの保存処理中にディスクの容量が足りなくなったので,保存できません。
- 対処
- 不要なファイルを削除して,再度実行してください。
データが保存されたレポートファイルを読み込みました。本バージョンのEURではレポートファイル中のデータは読み込まれません。サンプルのデータで表示します。
- 要因
- 旧バージョンのEURで保存されたレポートファイルを開きました。レポートファイルには,帳票設計時に使用したデータが保存されていますが,このバージョンでは,データウィンドウに表示できません。
- 対処
- [OK]ボタンをクリックして,メッセージダイアログを閉じてください。データウィンドウに,サンプルデータが表示されます。
データファイル(データファイル名):n行目 記述に誤りがあります。
- 要因
- 指定されたデータファイルの記述に誤りがあるので,データが表示できません。
- 対処
- データファイルの誤りを訂正してください。
データファイル(データファイル名)がオープンできませんでした。
- 要因
- コマンド,または[データのプロパティ]ダイアログで指定されたデータファイルは,読み込み権限がないので開けません。
- 対処
- データファイルの読み込み権限を確認してください。
データファイル(データファイル名)が見つかりません。
- 要因
- 指定されたデータファイルが見つかりません。
- 対処
- 指定したデータファイルがないことを確認してください。
データベースアクセス定義実行でエラーが発生しました。
- 要因
- EURのログファイルに,要因を示すメッセージが表示されます。表示されるメッセージと,その要因を次に示します。
ログファイルに表示されるメッセージ | 要 因 |
---|
メモリが不足しています。 | メモリが不足しました。 |
aa...aaの書き込み処理に失敗しました。(error=nnn) | 一時ファイル(aa...aa)の出力先フォルダに書き込み権限がありません。 |
aa...aaのオープン又は作成処理に失敗しました。(error=nnn) | - 一時ファイル(aa...aa)のオープンに失敗しました。
- 一時ファイルの作成に失敗しました。
|
aa...aaの指定がnnnバイトを超えています。 | 項目(aa...aa)に設定した文字列の長さが制限値を超えました。 |
データベースアクセス中にエラーが発生しました。 メッセージ:aa...aa コード:nnn,mmm | データベースアクセス定義でデータの抽出中に,エラーが発生しました。 |
SQL文の長さがnnnバイトを超えました。 | SQL文の長さが上限値を超えました。 |
実行値のない可変記号(可変記号)があるため実行できません。 | 可変記号に対する実行値がありません。 |
- 対処
- 表示されたメッセージによって,次のように対処してください。
ログファイルに表示されるメッセージ | 対 処 |
---|
メモリが不足しています。 | ほかのアプリケーションなどを終了させてメモリを確保したあと,再実行してください。 |
aa...aaの書き込み処理に失敗しました。(error=nnn) | - メッセージに表示されている一時ファイル(aa...aa)の出力先フォルダに,書き込み権限を与えてください。
- 保守用の情報が「(error=nnn)」に表示されます。
|
aa...aaのオープン又は作成処理に失敗しました。(error=nnn) | - 一時ファイル(aa...aa)の出力先フォルダの空き容量を見直してください。
- 保守用の情報が「(error=nnn)」に表示されます。
|
aa...aaの指定がnnnバイトを超えています。 | 項目(aa...aa)に指定した文字列が,上限値のnnnバイトを超えていないかどうかを見直してください。 |
データベースアクセス中にエラーが発生しました。 メッセージ:aa...aa(メッセージ文) コード:nnnn,mmmmm | 表示されたコードによって,次のように対処してください。 |
コード | 説 明 |
nnnn(リターンコード) | mmmmm(詳細コード) |
-1001 -1003 -1008 | DABroker,もしくは接続先データベースのエラーコード,または0 | DABroker,または接続先データベースでエラーが発生したことを示します。 「メッセージ:aa...aa」には,エラーの内容が表示されます。詳細コードと表示されるメッセージについては,次に示すマニュアルを参照してください。
- 詳細コードがKFDBxxxxの場合
DABrokerのマニュアル
- 詳細コードがKFPxxxxxの場合
マニュアル「HiRDB メッセージ」
- 詳細コードがORA-xxxxの場合
Oracleのマニュアル
|
| -1004 | 接続管理情報のコード | 接続情報に誤りがないかどうかを見直してください。 |
-1005 -1009 | システムコールのエラー値 | 応答監視時間内に,DABrokerから応答がなかったか,またはプログラムの呼び出しでエラーが発生したことを示します。
- 接続先DABrokerを起動させてください。
- 接続先DABrokerのホスト名,またはIPアドレスを正しく設定してください。
- 接続先DABrokerにホスト名を使用している場合,hostsファイルにホスト名を指定してください。
hostsファイルに指定したホスト名のIPアドレスを正しく設定してください。
- 接続先DABrokerにIPアドレスを使用している場合hostsファイルにホスト名を指定し,接続先DABrokerにホスト名を使用してください。
- servicesファイルにDBPARTNER_SVを指定してください。
- servicesファイルに指定したDBPARTNER_SVのポート番号,および通信プロトコル種別を正しく指定してください。
- hostsファイル,およびservicesファイルにアクセス権を与えてください。
|
-1006 | 領域管理情報のコード | メモリが不足しています。ほかのアプリケーションなどを終了させてメモリを確保したあと,再実行してください。 |
-1010 | 10083 | 応答監視時間内に,DABrokerから応答がなかったことを示します。 接続先のDABrokerが起動されているかどうかを確認してください。また,接続先のDABrokerのホスト名,またはIPアドレスに誤りがないかどうかも確認してください。 |
SQL文の長さがnnnバイトを超えました。 | 設定した条件式の長さが,上限値を超えていないかどうかを見直してください。 |
実行値のない可変記号(可変記号)があるため実行できません。 | 可変記号値定義ファイルを指定したあと,再実行してください。 |
データベースアクセス定義の実行に失敗しました。
- 要因
- [データソースの選択]ダイアログに指定された情報から,データベースアクセス定義が起動できません。
- 対処
- データベースアクセス定義ウィンドウで,データ抽出の操作時にエラーが発生しなかったかどうか,EURのログファイルを参照して,エラーを取り除いてください。また,ディスクの空き容量も確認してください。
データを更新します。よろしいですか?
- 要因
- [オプション]ダイアログの[ファイル]タブで,データファイルのパスが更新されました。
- 対処
- [はい]ボタンをクリックすると,データを更新します。[いいえ]ボタンをクリックすると,データは更新されませんが,パスは更新されます。