付録A.2
EUR サーバ帳票出力機能の場合
<この項の構成>
(1) 連絡時に必要な保守情報
(2) 障害が再現する場合に追加採取する保守情報
(3) データベースと接続している場合に採取する保守情報
(1)
連絡時に必要な保守情報
連絡時に必要な保守情報を次に示します。
OS,製品のバージョン情報(修正情報およびパッチ情報を含む)
システム構成(ハードウェア構成,ソフトウェア構成)
障害情報(画面のハードコピー,印刷結果,出力ファイルなど)
障害の発生時刻
障害の再現性の有無
障害発生時のオペレーション(コマンド実行時のオプション,起動部品のプロパティ情報,メソッドの引数情報など)
動作環境
EUR サーバ帳票出力機能の動作環境を設定している環境設定ファイル
プリンタ定義ファイル
各ファイルについては,マニュアル「EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編」を参照してください。
ログファイル,トレースファイル
EUR サーバ帳票出力機能が出力したログファイル
EUR サーバ帳票出力機能が出力したトレースファイル
各ファイルについては,マニュアル「EUR システム設計ガイド」を参照してください。
イベントログファイル
Windows環境の場合:イベントログ
イベントログについては,マニュアル「EUR システム設計ガイド」を参照してください。
UNIX環境の場合:syslog
プリンタ情報
出力先プリンタの次の情報を採取します。
メーカー名
プリンタの名称と型番
ドライバの名称とバージョン情報
入出力ファイル
次のファイルのうち,帳票出力時に指定したファイルおよび,帳票を出力したファイルを採取します。
指定したファイル
帳票ファイル,マッピングデータファイル,ユーザ定義データファイル,接続情報ファイル,文書情報設定ファイル,文書しおり定義ファイル,しおり定義ファイル,暗号化設定ファイル,プリンタ定義ファイル,PDF仕分け定義ファイル,帳票セット指定ファイル,複数様式情報定義ファイル,画像ファイル,置き換え表管理情報ファイル,置き換え表ファイル,Acrobat JavaScriptファイル,Acrobat JavaScript定義ファイル,ビューアプレファレンス定義ファイル,印刷日時出力定義ファイル,分割定義ファイル,仕分け定義ファイル,EPF形式ファイル,制御情報付データファイル,起動パラメタファイル,監視定義ファイル
出力したファイル
出力ページ情報ファイル,EPF形式ファイル,PDF形式ファイル,EUR形式ファイル,CSV形式ファイル,Excel形式ファイル
ダンプファイル
異常終了した場合は,次に示す情報も採取してください。
Windows環境の場合,ワトソン博士のログ,クラッシュダンプ
UNIX環境の場合,coreファイル
(2)
障害が再現する場合に追加採取する保守情報
障害が再現する場合は,次に示す情報も採取してください。
PDLファイル(スプールファイル)(V8互換機能)
印刷結果が不正な場合に採取します。
採取する方法は,起動方法によって異なります。次の項目で指定した出力先から採取してください。各項目については,バージョン8対応のマニュアル「EUR サーバ帳票出力」を参照してください。
コマンドで起動する場合:/pfオプション
ActiveXオブジェクトで起動する場合:プロパティ仕様(OutFileNameプロパティ)
JavaBeansで起動する場合:EURPSManagerクラスのメソッド仕様(setOutFileNameメソッド)
詳細ログ
APIのトレース情報を採取します。APIのトレース情報の採取は,環境変数「EURPS_TRACE_DRAWAPI」で指定します。EURPS_TRACE_DRAWAPIについては,マニュアル「EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編」を参照してください。
(3)
データベースと接続している場合に採取する保守情報
データベースに接続して帳票を出力している場合は,次に示す情報も採取してください。
接続先データベースの種別とバージョン
DABrokerの動作環境の設定内容
DABrokerのトレース情報