開発環境にインストールしたEUR Developerを使用して,自分宛て帳票を印刷するための手順を説明します。
配送印刷するユーザをスプールサーバのEUR Server - Spool Serviceに登録します。
EUR Server - Spool Serviceの環境設定ファイル(EURPMLS.ini)で,ユーザが自分宛て帳票を取得できるように設定します。
EUR Server - Spool Serviceの環境設定ファイル(EURPMLS.ini)は,インストール先フォルダ¥Spool下に格納されています。メモ帳などのテキスト編集エディタで編集します。
OPTIONセクションのPERSONALCATEGORYキーを次のとおり設定してください。
PERSONALCATEGORY=personal |
環境設定ファイルを保存したあと,EUR Server - Spool Serviceのサービス「EUR Spool Service」を再起動してください。
EUR Client Serviceの環境設定ファイル(EURPMCL.ini)で,EUR Client Serviceを起動したときに接続する配送サービスのURLを設定します。
EUR Client Serviceの環境設定ファイル(EURPMCL.ini)は,インストール先フォルダ¥Client下に格納されています。テキスト編集エディタで編集します。
PATHセクションのDELISERVICEキーを次のとおり設定してください。
DELISERVICE=http://127.0.0.1:23100/eurssdeli |
環境設定ファイルを保存したあと,タスクトレイのアイコンから[終了]をクリックしてEUR Client Serviceを終了します。
EUR製品のプログラムメニューから,[Client]-[Client Service]を選択すると,EUR Client Serviceのログイン画面が表示されます。
ユーザ名「euruser」を入力して[OK]ボタンをクリックします。
eurpmcコマンドを使用して,配送印刷を実行します。この例では「通常使うプリンタ」に印刷されます。
次のとおりコマンドを実行してください。
"C:¥Program Files¥Hitachi¥EUR¥Adapter¥Program¥eurpmc.exe" /m print /rf report1.fms /map "C:¥Program Files¥Hitachi¥EUR¥Sample¥REPORTS¥rep ort1.csv" /pm spl /rac personal /rad euruser |
コマンドを実行すると,EURのバージョンとジョブIDが出力されます。出力例を次に示します。
0910 JobID E00201205280409295520000001000000006 |
タスクトレイのアイコンから[帳票一覧]をクリックして帳票が出力されたことを確認します。
印刷状態が「印刷済」になれば配送印刷は終了です。