12.2.5 期限が切れたスプールデータの一括削除

蓄積期限が切れたスプールデータを一括して削除できます。

<この項の構成>
(1) 実行メソッド
(2) 設定項目

(1) 実行メソッド

蓄積期限が切れたスプールデータの一括削除を実行するメソッドを次の表に示します。

表12-14 蓄積期限が切れたスプールデータの一括削除を実行するメソッド

起動部品メソッド
SS-ActiveX起動部品DeleteSpoolFile
SS-Java起動部品deleteSpoolFile
SS-コマンド起動部品(eurpmlscコマンド)/mオプションにdelを指定

(2) 設定項目

蓄積期限が切れたスプールデータを一括削除するときに設定する項目を,次の表に示します。

表12-15 蓄積期限が切れたスプールデータを一括削除するときに設定する項目

スプールデータの一括削除に関する設定起動部品の設定項目設定する値
スプールサーバのIPアドレスSS-ActiveX起動部品:ServerAddressプロパティ
SS-Java起動部品:setServerAddressメソッド
SS-コマンド起動部品:/svrオプション
255.255.255.255形式
削除方法SS-ActiveX起動部品:DeleteKindプロパティ
SS-Java起動部品:setDeleteKindメソッド
1(蓄積期限が切れたスプールデータの一括削除)
SS-コマンド起動部品:/dkオプションexpire(蓄積期限が切れたスプールデータの一括削除)

蓄積期限が切れたスプールデータは,次に示すタイミングで自動的に削除することもできます。

蓄積期限が切れたスプールデータを自動で削除するかどうかは,EUR Server - Spool Serviceの環境設定ファイル(EURPMLS.ini)のOPTIONセクションのESFAUTODELキーで設定できます。ESFAUTODELキーの詳細については,マニュアル「EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編」を参照してください。