スプールデータの属性値を取得できます。
取得できる情報を次に示します。
スプールデータの属性値の取得を実行するメソッドを次の表に示します。
表12-6 スプールデータの属性値の取得を実行するメソッド
起動部品 | メソッド |
---|---|
SS-ActiveX起動部品 | GetSpoolFileAttribute |
SS-Java起動部品 | getSpoolFileAttribute |
SS-コマンド起動部品(eurpmlscコマンド) | /mオプションにgetattrを指定 |
スプールデータの属性値を取得するときに設定する項目を,次の表に示します。
表12-7 スプールデータの属性値を取得するときに設定する項目
スプールデータの属性値の取得に関する設定 | 起動部品の設定項目 | 設定する値 |
---|---|---|
IPアドレス | SS-ActiveX起動部品:ServerAddressプロパティ SS-Java起動部品:setServerAddressメソッド SS-コマンド起動部品:/svrオプション | 255.255.255.255形式 |
スプールデータのジョブID | SS-ActiveX起動部品:SearchJobIDプロパティ SS-Java起動部品:setSearchJobIDメソッド SS-コマンド起動部品:/idオプション | ジョブID(36バイト以内の文字列) |
属性値を変更した場合に,履歴情報に表示される属性名と変更履歴の表示名の対応を次の表に示します。
表12-8 属性名と変更履歴の表示名の対応
属性名 | 変更履歴の表示名 |
---|---|
蓄積期限日 | 蓄積期限日 |
取得可否情報 | 取得可否 |
印刷上限回数 | 印刷上限回数 |
実行できる印刷方式 | 実行可能印刷方式 |
スプールサーバでの印刷時のプリンタ指定方法 | プリンタ指定方法 |
スプールサーバ,またはクライアントPCでの印刷時のプリンタクラス名 | プリンタクラス名 |
スプールサーバでの印刷時のOS上のプリンタ名 | 拠点プリンタ名 |
スプールサーバでの印刷時のOS上のトレイ名 | 拠点トレイ名 |
スプールサーバでの印刷時の帳票振り分け定義名 | 帳票振り分けグループ名 |
クライアントPCでの印刷時のダイアログ表示モード | ダイアログ表示モード |
クライアントPCでの印刷時のクライアントPCのIPアドレス | クライアントマシンIPアドレス |
クライアントPCでの印刷時のOS上のプリンタ名 | クライアントプリンタ名 |
クライアントPCでの印刷時のOS上のトレイ名 | クライアントトレイ名 |
ジョブ検索キーの値 | ジョブ検索キー |
属性値を変更した場合に,属性名とActiveX起動部品の場合の属性値,および変更前または変更後に表示される履歴情報を次の表に示します。
表12-9 属性値と履歴情報(変更前または変更後)の対応
属性名 | 属性値(ActiveX起動部品の場合) | 履歴情報(変更前または変更後) |
---|---|---|
取得可否情報 | TRUE | 取得可能 |
FALSE | 取得不可 | |
実行できる印刷方式 | 0 | 蓄積拠点サーバ印刷 |
1 | 蓄積拠点サーバ印刷および蓄積クライアント印刷 | |
2 | 蓄積クライアント印刷 | |
スプールサーバでの印刷時のプリンタ指定方法 | 0 | プリンタクラス名指定 |
1 | OS上のプリンタ名指定 | |
2 | 帳票名による自動振り分け | |
クライアントPCでの印刷時のダイアログ表示モード | 0 | 対話型印刷モード |
1 | 自動印刷モード | |
2 | 対話型印刷プレビューモード | |
3 | 全自動印刷モード | |
4 | 対話型印刷プレビュー表示限定モード |