11.1.4 スプールデータに出力する場合

スプールデータの属性情報は,帳票の蓄積時に起動部品または印刷先定義ファイルで設定します。ただし,印刷先定義ファイルで属性情報を設定できるのは,帳票を分割または仕分けして蓄積する場合だけです。

スプールデータに設定できる属性情報を次の表に示します。

表11-2 スプールデータに設定できる属性情報

項番属性情報起動部品印刷先定義ファイル
1スプールデータに格納された印刷データのファイル名
2蓄積期限日×
3スプールデータに格納された印刷データの取得可否
4印刷上限回数
5実行できる印刷方式
6プリンタクラス名
7プリンタ名
8トレイ名
9プリンタ指定方法
(スプールサーバに出力する場合)
10帳票振り分け定義の振り分けグループ名
(スプールサーバに出力する場合)
11ダイアログ表示モード
(クライアントPCに出力する場合)
12クライアントPCのIPアドレス
(クライアントPCに出力する場合)
13ジョブ検索キー(検索用のキー情報)の分類
14ジョブ検索キー(検索用のキー情報)の値
15スプールタイトル
(凡例)
○:設定できます。
×:設定できません。

なお,起動部品と印刷先定義ファイルでは,印刷先定義ファイルの設定が優先されます。印刷先定義ファイルについては,「6.1.3(2)(b) 印刷先定義ファイル」を参照してください。

また,スプールデータに設定した属性情報を取得したり,変更したりすることもできます。詳細については「12. スプールデータを管理するには」を参照してください。