COBOL言語で作成したアプリケーションから帳票を印刷するには,CALL文でapgrptコマンドを引数として記述します。
なお,apgrptコマンドからEURを起動した場合,EURのウィンドウは必ず表示されるので,注意してください。
apgrptコマンドには,帳票の定義情報を保存してある帳票ファイル名(レポートファイル名,またはフォームシートファイル名),印刷先プリンタ名などのオプションを直接指定できます。しかし,アプリケーションを配布した場合など,動作環境に応じてプリンタ名などを変更する必要があります。そのため,帳票を印刷するときに使用するデータは,オプション記述ファイルに設定しておくと便利です。
IDENTIFICATION DIVISION.
PROGRAM-ID.EUR.
DATA DIVISION.
WORKING-STORAGE SECTION.
01 EXEC-NAME PIC X(100)
VALUE 'EURインストール先フォルダ' &
'¥Designer¥Program¥apgrpt.exe table.fms /k c:¥tmp¥Table.txt'.
PROCEDURE DIVISION.
CALL EXEC-NAME.
STOP RUN.
[Hitachi EUR]
PrinterName=
MappingDataFile=Table.csv
COBOL言語によって記述方法が異なります。使用されているCOBOL言語のマニュアル,またはヘルプを参照してください。