PageNumberFormatプロパティ

余白のページ番号の印刷形式を指定,または取得します。

対象

PageSetup

解説

余白のページ番号を「*」,最終ページ番号を「$」で示して印刷形式を指定します。ページ番号および最終ページ番号を全角で表示したいときは全角の記号,半角で表示したいときは半角の記号を指定します。省略した場合は,[レポートのプロパティ]ダイアログの[レポートの構成]タブで指定されている値が仮定されます。初期値は「-*-」です。ページ番号の指定例を次に示します。

表3-4 ページ番号の指定例とその出力結果

ページ番号の指定例出力結果
*1
-*--1-
-*/$--1/5-
(*)(1)

PageNumberFormatプロパティに指定できる文字列は,510文字以内です。510文字を超える長さの文字列を指定した場合は,エラーになります。

複数様式帳票指定時のプロパティの扱い
  • PageNumberFormatプロパティを設定したあと,Openメソッドの実行によって複数様式帳票が開かれたときは,指定された値は無効になります。
  • Openメソッドの実行によって複数様式帳票が開かれているときにPageNumberFormatプロパティを指定しても,値は無効になります。
  • PageNumberFormatプロパティを指定して値を取得するときは,NULL文字列を返します。

データ型

String

記述例

オブジェクト型変数rptで参照している帳票を印刷するときのページ番号の印刷形式を指定します。

rpt.PageSetup.PageNumberFormat = "-*/$-"

エラーメッセージ

コードメッセージ
1133ページ番号の設定でエラーが発生しました。
1134処理中にエラーが発生しました。
1135Windowsでエラーが発生しました。
4546ページ番号印刷形式は510文字以内で指定してください。