[用紙の設定]ダイアログで設定できる項目を次に示します。
用紙サイズの[幅],[長さ],および[余白]の値は,[オプション]ダイアログの[表示]タブで設定されている「使用する単位」で表示されます。テキストボックスには,「使用する単位」と異なる単位で値を指定することもできます。異なる単位で値を指定する場合は,単位も入力してください。例えば,「使用する単位」が「ミリメートル(mm)」で設定されている場合,[余白]のテキストボックスにそれぞれ「1in」を入力して[更新]または[OK]ボタンをクリックすると,余白は「25.4mm」になります。
- [用紙サイズ]リストボックス
- 用紙のサイズを設定します。[用紙サイズ]のリストボックスには,デフォルトとして「A4」か,ユーザが最後に設定した用紙サイズが表示されています。
- 設定できる用紙とそのサイズを次に示します。
表2-2 [用紙サイズ]リストボックスで設定できる用紙とそのサイズ
用紙 | サイズ |
---|
A3 | 297×420 mm |
A4 | 210×297 mm |
A5 | 148×210 mm |
レター | 8.5×11 in |
リーガル | 8.5×14 in |
B4 | 257×364 mm |
B5 | 182×257 mm |
ハガキ | 100×148 mm |
10×11インチシート | 10×11 in |
11×17インチシート | 11×17 in |
15×11インチシート | 15×11 in |
12×8.5インチシート | 12×8.5 in |
ユーザ定義 | - |
- (凡例)
- -:該当する項目はありません。
- 独自の用紙サイズを設定する場合は,[ユーザ定義]を選択したあと,[幅]と[長さ]のテキストボックスに値を直接入力してください。また,[用紙サイズ]のリストボックスで用紙を設定したあと,出力するプリンタの用紙サイズに合わせて,幅と長さを変更することもできます。[幅]と[長さ]のテキストボックスに表示されているサイズを,直接入力して変更してください。そのとき,[用紙サイズ]のリストボックスの表示は「ユーザ定義」に変わります。
- なお,「ユーザ定義」を設定した帳票を印刷する場合は,設計した帳票と同じ印刷結果を得るため,プリンタのプロパティでも同じ用紙サイズを設定してください。このとき,[用紙の設定]で設定した用紙サイズの単位を合わせて設定すると便利です。
- [幅]テキストボックス
- [用紙サイズ]で指定した用紙の幅が表示されます。デフォルトは,210(mm)です。幅のサイズを変更する場合は,35(mm)≦ 幅 ≦ 431.8(mm)の値で指定してください。
- [長さ]テキストボックス
- [用紙サイズ]で指定した用紙の長さが表示されます。デフォルトは,297(mm)です。長さのサイズを変更する場合は,35(mm)≦ 長さ ≦ 431.8(mm)の値で指定してください。
- [幅]と[長さ]のサイズを直接入力する場合は,[余白]のサイズに注意してください。
- [余白]グループボックス
- 用紙の余白(マージン)を設定します。[余白]のテキストボックスには,デフォルトとして上下左右ともに「10(mm)」か,ユーザが最後に設定したサイズが表示されています。
- 設定できる余白のサイズを,次に示します。
- 上下左右の各余白 ≧ 0(mm)
出力先プリンタのハードマージン以上の値を指定してください。
- 上下の余白の合計 ≦ 用紙の縦の長さ-25(mm)
上下の余白の合計が小さくなる場合は,そのテキストボックスが反転表示されます。
- 左右の余白の合計 ≦ 用紙の横の長さ-25(mm)
左右の余白の合計が小さくなる場合は,そのテキストボックスが反転表示されます。
- [印刷の向き]グループボックス
- 印刷する用紙の向きを,次に示す二つの中から選択します。[印刷の向き]は,デフォルトとして「縦」のオプションボタンか,ユーザが最後に設定した方向のオプションボタンが選択されています。
- [縦]オプションボタン
- 用紙を縦向きに使用します。
- [横]オプションボタン
- 用紙を横向きに使用します。