2.3 [用紙の設定]ダイアログ

帳票の用紙サイズや余白を設定したり,変更したりするダイアログです。

<この節の構成>
(1) [用紙の設定]ダイアログで設定できる項目
(2) 画面図

(1) [用紙の設定]ダイアログで設定できる項目

[用紙の設定]ダイアログで設定できる項目を次に示します。

用紙サイズの[幅],[長さ],および[余白]の値は,[オプション]ダイアログの[表示]タブで設定されている「使用する単位」で表示されます。テキストボックスには,「使用する単位」と異なる単位で値を指定することもできます。異なる単位で値を指定する場合は,単位も入力してください。例えば,「使用する単位」が「ミリメートル(mm)」で設定されている場合,[余白]のテキストボックスにそれぞれ「1in」を入力して[更新]または[OK]ボタンをクリックすると,余白は「25.4mm」になります。

[用紙サイズ]リストボックス
用紙のサイズを設定します。[用紙サイズ]のリストボックスには,デフォルトとして「A4」か,ユーザが最後に設定した用紙サイズが表示されています。
設定できる用紙とそのサイズを次に示します。

表2-2 [用紙サイズ]リストボックスで設定できる用紙とそのサイズ

用紙サイズ
A3297×420 mm
A4210×297 mm
A5148×210 mm
レター8.5×11 in
リーガル8.5×14 in
B4257×364 mm
B5182×257 mm
ハガキ100×148 mm
10×11インチシート10×11 in
11×17インチシート11×17 in
15×11インチシート15×11 in
12×8.5インチシート12×8.5 in
ユーザ定義
(凡例)
-:該当する項目はありません。

独自の用紙サイズを設定する場合は,[ユーザ定義]を選択したあと,[幅]と[長さ]のテキストボックスに値を直接入力してください。また,[用紙サイズ]のリストボックスで用紙を設定したあと,出力するプリンタの用紙サイズに合わせて,幅と長さを変更することもできます。[幅]と[長さ]のテキストボックスに表示されているサイズを,直接入力して変更してください。そのとき,[用紙サイズ]のリストボックスの表示は「ユーザ定義」に変わります。
なお,「ユーザ定義」を設定した帳票を印刷する場合は,設計した帳票と同じ印刷結果を得るため,プリンタのプロパティでも同じ用紙サイズを設定してください。このとき,[用紙の設定]で設定した用紙サイズの単位を合わせて設定すると便利です。
[幅]テキストボックス
[用紙サイズ]で指定した用紙の幅が表示されます。デフォルトは,210(mm)です。幅のサイズを変更する場合は,35(mm)≦ 幅 ≦ 431.8(mm)の値で指定してください。
[長さ]テキストボックス
[用紙サイズ]で指定した用紙の長さが表示されます。デフォルトは,297(mm)です。長さのサイズを変更する場合は,35(mm)≦ 長さ ≦ 431.8(mm)の値で指定してください。
[幅]と[長さ]のサイズを直接入力する場合は,[余白]のサイズに注意してください。
[余白]グループボックス
用紙の余白(マージン)を設定します。[余白]のテキストボックスには,デフォルトとして上下左右ともに「10(mm)」か,ユーザが最後に設定したサイズが表示されています。
設定できる余白のサイズを,次に示します。
  • 上下左右の各余白 ≧ 0(mm)
    出力先プリンタのハードマージン以上の値を指定してください。
  • 上下の余白の合計 ≦ 用紙の縦の長さ-25(mm)
    上下の余白の合計が小さくなる場合は,そのテキストボックスが反転表示されます。
  • 左右の余白の合計 ≦ 用紙の横の長さ-25(mm)
    左右の余白の合計が小さくなる場合は,そのテキストボックスが反転表示されます。
[印刷の向き]グループボックス
印刷する用紙の向きを,次に示す二つの中から選択します。[印刷の向き]は,デフォルトとして「縦」のオプションボタンか,ユーザが最後に設定した方向のオプションボタンが選択されています。
[縦]オプションボタン
用紙を縦向きに使用します。
[横]オプションボタン
用紙を横向きに使用します。

(2) 画面図

[図データ]