選択したアイテムの位置,およびサイズを変更します。
[位置・サイズ]タブは,あらかじめ決められた位置にアイテムを配置したり,アイテムのサイズを直接変更したりする場合に便利です。[レポートのプロパティ]ダイアログの[レポートの構成]タブで,[アイテムをグリッド補正する]のチェックボックスがオンであっても,指定した位置に配置したり,変更したりできます。
複数アイテムを選択して,[位置・サイズ]タブを表示すると,[開始位置],[サイズ],および[丸め]は空白で表示されます。何も入力しない場合は,選択したアイテムの位置・サイズ・丸め半径は変わりません。[開始位置],[サイズ],および[丸め]に数値を入力すると,選択したすべてのアイテムが,入力した位置・サイズ・丸め半径に変更されるので注意してください。
帳票ウィンドウ上でアイテムの位置,およびサイズを微調整したい場合は,マウスで操作してください。ただし,マウスの操作で微調整する場合は,[レポートのプロパティ]ダイアログの[レポートの構成]タブで,[アイテムをグリッド補正する]のチェックボックスをオフにしておいてください。
[開始位置],[サイズ],および[丸め]は,[オプション]ダイアログの[表示]タブで設定されている「使用する単位」で表示されます。テキストボックスには,「使用する単位」と異なる単位で値を指定することもできます。異なる単位で値を指定する場合は,単位も入力してください。例えば,「使用する単位」に「ミリメートル(mm)」が設定されている場合,開始位置の[X],[Y]のテキストボックスに「1in」を入力して[適用]または[OK]ボタンをクリックすると,それぞれ「25.4mm」の位置から表示されます。
[位置・サイズ]タブで設定できる項目を次に示します。
表2-12 文字列がアイテム枠内からはみ出す場合の表示形式
アイテム種別 | 表示形式 |
---|---|
ぺージ番号アイテム | アイテム枠内に「***」と表示されます。高さに余裕がある場合は,複数行に折り曲げて表示されます。 |
印刷時刻アイテム | アイテム枠内に表示できる範囲だけ表示されます。高さに余裕がある場合は,複数行に折り曲げて表示されます。 |
印刷日付アイテム | |
文字アイテム | |
マッピングしたアイテム |
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