1.1 [フィールド定義]ダイアログ

データのフィールド情報を参照,および変更するダイアログです。SEWB+連携の場合は,フィールド情報の参照とサンプルデータの変更ができます。

なお,[フィールド定義]ダイアログで指定した情報は,読み込み専用のため,データベースやCSV形式ファイルには反映されません。

表示領域は,マウスホイールでスクロールできます。

<この節の構成>
(1) [フィールド定義]ダイアログで設定できる項目
(2) 画面図

(1) [フィールド定義]ダイアログで設定できる項目

[フィールド定義]ダイアログで設定できる項目を次に示します。

[フィールド名称]
帳票に貼り付けるデータのフィールド名称を設定します。設定するフィールド名称は,重複してはいけません。
マッピングデータのフィールド名は,510文字までです。ユーザ定義データのフィールド名は,499文字までです。
フィールド名は,セルに直接入力して変更するか,または[フィールド定義情報変更]ダイアログで変更します。[フィールド定義情報変更]ダイアログは,フィールド名称の左側にある番号を選択したあと,[変更]ボタンをクリックするか,またはフィールド名称の左側にある番号をダブルクリックすると表示されます。
[種別]
データの種別を設定します。設定できる種別は,表1-1を参照してください。
「数値(集計対象外)」は,例えば,従業員番号や製品番号など,集計したくない数値データに指定しておくと,帳票に貼り付けても集計はされません。
種別は,種別のセルをクリックしてデータ種別一覧から変更するか,または[フィールド定義情報変更]ダイアログで変更します。
[図データ]
[データ],[サンプルデータ]
[データ]または[サンプルデータ]は,読み込むデータによって表示が異なります。
まだデータが設定されていない場合にフィールドを定義すると,サンプルデータが仮表示されます。サンプルデータは,データと同様にフィールド定義ができます。そのため,データがなくても,サンプルデータを使用して,帳票を設計できます。サンプルデータのデフォルトは,次のとおりです。

表1-1 データの種別とサンプルデータのデフォルト値

データ種別※1サンプルデータのデフォルト値
文字列ABC
文字列(KEIS専用)2あいうえお
数値123
数値(集計対象外)123456
日付(日付・時刻)1996/03/31 12:42:07
日付(日次)19960331​
日付(月次)199603
日付(年次)1996
和暦(日次)4080331​
和暦(月次)40803
和暦(年次)408
画像sample.bmp
バーコード4901234567894​
特殊編集レベル1
注※1
データ形式については,マニュアル「EUR システム設計ガイド」を参照してください。
注※2
「文字列(KEIS専用)」は,[フィールド定義]ダイアログで文字列フィールドを選択したあと,[フィールド定義情報変更]ダイアログで種別詳細を「KEIS専用」に変更することで設定できます。
なお,読み込んだデータが実データの場合,またはSEWB+/REPOSITORYで定義した最上位結合項目から読み込んだ実データが表示されている場合は,データのセルは不活性となり,編集はできません。

[自動作成]ボタン
[フィールド定義情報自動作成]ダイアログが表示されます。ダイアログの説明は,「1.2 [フィールド定義情報自動作成]ダイアログ」を参照してください。
[フィールド定義情報自動作成]ダイアログは,データファイル,データベース,およびディクショナリファイルに含まれる全フィールドの定義情報を自動作成できます。ただし,現在のフィールド定義情報は,破棄されるので注意が必要です。
データのフィールド情報を変更した場合は,[自動作成]ボタンをクリックして,データとフィールド定義の同期を取ってください。
[フィールド定義]ダイアログにSEWB+/REPOSITORYで定義した最上位結合項目から読み込んだデータが表示されている場合は,[自動生成]ボタンは使用できません。
[挿入]ボタン
[フィールド定義]ダイアログにフィールド情報を追加します。追加する位置にポインタを設定したあと,[挿入]ボタンをクリックします。
[フィールド定義]ダイアログにSEWB+/REPOSITORYで定義した最上位結合項目から読み込んだデータが表示されている場合は,[挿入]ボタンは使用できません。
[変更]ボタン
[フィールド定義情報変更]ダイアログが表示されます。
[フィールド定義情報変更]ダイアログは,フィールド名称の左側にある番号を選択したあと,[変更]ボタンをクリックするか,またはフィールド名称の左側にある番号をダブルクリックすると表示されます。
[図データ]
ダイアログの説明は,「1.3 [フィールド定義情報変更]ダイアログ」を参照してください。
[フィールド定義]ダイアログにSEWB+/REPOSITORYで定義した最上位結合項目から読み込んだデータが表示されている場合は,[変更]ボタンは使用できません。
[削除]ボタン
フィールドを削除します。フィールドを削除するには,削除するフィールドを選択したあと,[削除]ボタンをクリックするか,または<Delete>キーを押します。
[フィールド定義]ダイアログにSEWB+/REPOSITORYで定義した最上位結合項目から読み込んだデータが表示されている場合は,[削除]ボタンは使用できません。

(2) 画面図

[図データ]