uCosminexus EUR 帳票作成 画面リファレンス
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バーコードアイテムの属性を変更します。[バーコード]タブは,バーコードアイテムを単一選択,または同じ種類のバーコードアイテムを複数選択している時に表示されます。異なる種類のバーコードアイテムを複数選択している時は,表示されません。
[バーコード形式]で設定した[サイズ]と[高さ]は,読み込みリーダで読めるかどうかを確認してから使用されることをお勧めします。
- <この項の構成>
- (1) [バーコード]タブで設定できる項目
- (2) 画面図
(1) [バーコード]タブで設定できる項目
[バーコード]タブで設定できる項目を次に示します。
- [バーコード形式]グループボックス
- バーコードを表示,または印刷した時に,バーコードアイテムをどのように表示するかを設定します。
表2-9 バーコードの種類別の設定できる項目
| 種類 |
サイズ |
高さ |
入力データ形式 |
| JAN標準/UPC-A |
○ |
○ |
× |
| JAN短縮/UPC-E |
○ |
○ |
× |
| CODE39 |
○ |
○ |
× |
| CODE128 |
○ |
○ |
○ |
| NW-7 |
○ |
○ |
× |
| ITF |
○ |
○ |
× |
| カスタマバーコード |
○ |
× |
× |
| QRコード |
× |
× |
○ |
- (凡例)
- ○:指定できます。
- ×:指定できません。
- [種類]リストボックス
- バーコードの種類を指定します。EURで指定できるバーコードは,JIS X 0507(JAN標準※1/UPC-A,JAN短縮※2/UPC-E),X 0502(ITF),X 0503(CODE39),X 0504(CODE128),X 0506(コーダバー。ただし,EURでは「NW-7」と表記します),X 0510(QRコード),および郵便事業株式会社が定めるカスタマバーコードです。デフォルトは,「JAN標準/UPC-A」です。
- 注※1
- JIS X 0507で規定されているEAN-13に相当します。
- 注※2
- JIS X 0507で規定されているEAN-8に相当します。
- [サイズ]テキストボックス
- バーコードのサイズを設定します。サイズの単位は,選択したバーコードの種類によって替わります。デフォルトは,「1」です。
- 各バーコードの設定内容については,マニュアル「EUR 帳票作成 操作ガイド」を参照してください。
- [高さ]テキストボックス
- バーコードの高さを設定します。高さの範囲は,1.0〜50.0mmで,0.1mm単位で設定します。デフォルトは,「24.5」です。
- バーコードの種類が「カスタマバーコード」と「QRコード」の場合は,[高さ]を指定することはできません。
- [入力データ形式]リストボックス
- バーコードの種類が「CODE128」と「QRコード」の場合,入力データ形式を指定します。
- 「CODE128」の場合は,「コードセットB」と「コードセットC」のどちらの入力データを指定するかを選択します。デフォルトは,「コードセットB」です。
- 「QRコード」の場合は,「文字列」,「16進文字列」,「16進バイナリ」のうち,どの入力データを指定するかを選択します。デフォルトは,「文字列」です。
- [回転角度]グループボックス
- バーコードをどのように表示するか,回転角度を設定します。
- [0°]オプションボタン
- バーコードフィールドを帳票ファイルに貼り付けた時の状態で表示します。デフォルトは,「0°」です。
![[図データ]](FIGURE/ZU190425.GIF)
- [90°]オプションボタン
- バーコードを左回りに90度回転して表示します。
![[図データ]](FIGURE/ZU190426.GIF)
- [270°]オプションボタン
- バーコードを左回りに270度回転して表示します。
![[図データ]](FIGURE/ZU190427.GIF)
- [データ形式]グループボックス
![[図データ]](FIGURE/ZU191408.GIF)
- バーコードフィールドのデータをどのように表示するかを設定します。
表2-10 バーコードフィールドに付加できるデータ形式一覧
| 種類 |
データ形式 |
| チェックキャラクタ |
スタート/ストップキャラクタ |
FNC1 |
| JAN標準/UPC-A |
○ |
− |
× |
| JAN短縮/UPC-E |
○ |
− |
× |
| CODE39 |
○ |
○ |
× |
| CODE128 |
− |
− |
○ |
| NW-7 |
○ |
○ |
× |
| ITF |
○ |
− |
× |
| QRコード |
× |
× |
× |
- (凡例)
- ○:付加できます。
- ×:付加できません。
- −:固定(オン)です。
- [バーコード形式]の[種類]のリストボックスから,「カスタマバーコード」を指定した場合は,[カスタマバーコードのデータ形式]のグループボックスからデータ形式を選択します。
- [チェックキャラクタを付加する]チェックボックス
- バーコード表示に,チェックキャラクタを付加するかどうかを設定します。使用するデータにチェックキャラクタが付加されている場合は,チェックキャラクタは付加しないでください。
- [スタート/ストップキャラクタを付加する]チェックボックス
- バーコード表示に,スタート/ストップキャラクタを付加するかどうかを設定します。デフォルトは,「オフ(付加しない)」です。
- [FNC1を付加する]チェックボックス
- バーコードの種類が「CODE128」の場合,スタートキャラクタのあとに「FNC1」を付加するかどうかを設定します。FNC1は,特定の工業規格に合致するシンボルを識別するキャラクタです。
- [カスタマバーコードのデータ形式]グループボックス
![[図データ]](FIGURE/ZU191409.GIF)
- [バーコード形式]の[種類]のリストボックスから,「カスタマバーコード」を指定した場合に,バーコードフィールドのデータをどのように表示するかを設定できます。[種類]リストボックスで「QRコード」を選択した場合は,表示されません。
- [郵便番号+住所表示番号]オプションボタン
- データが「郵便番号と住所表示番号」の場合に選択します。EURがチェックデジットと制御コードを付加してカスタマバーコードを表示します。
- [郵便番号+住所表示番号+チェックデジット+制御コード]オプションボタン
- データが「郵便番号,住所表示番号,チェックデジット,および制御コード」の場合に選択します。EURは,データをそのままカスタマバーコードに変換して表示します。
- [データキャラクタを表示する]チェックボックス
- バーコード表示に,データキャラクタを表示するかどうかを設定します。設定できるバーコードは,JAN標準/UPC-A,JAN短縮/UPC-E,CODE39,CODE128,およびNW-7です。ITFは,オン(固定)です。[種類]リストボックスで「QRコード」を選択した場合は,表示されません。
- バーコードCODE128に表示するデータキャラクタは,次に示す属性を設定できます。ただし,バージョン04-07以前のEURでCODE128を貼り付けていた帳票を,バージョン04-08で開いた場合は,データキャラクタの属性は設定できません。
![[図データ]](FIGURE/ZU190428.GIF)
- [最大n行]テキストボックス
- 表示するデータキャラクタの行数を指定します。指定できる値は,1〜9の整数です。デフォルトは,「1(行)」です。[種類]リストボックスで「QRコード」を選択した場合は,表示されません。
- 表示するデータキャラクタを複数行で表示する場合は,データに改行コード「\n」を入れてください。改行コードが指定されていると,改行コードの位置で,データキャラクタを折り返して表示されます。
- [表示文字を認識する]チェックボックス
- データに指定されている半角記号「( ) -」と半角空白を,データキャラクタの表示文字として認識させるかどうかを設定します。[種類]リストボックスで「QRコード」を選択した場合は,表示されません。設定できるバーコードは,CODE128です。デフォルトは,「オフ(表示文字を認識しない)」です。
- なお,データに半角記号「( ) -」と半角空白が指定されていても,表示するバーコードシンボルには,影響はありません。
- [機能コードをエスケープシーケンスで指定する]チェックボックス
- 機能コードをエスケープシーケンスで指定するかどうかを設定します。設定できるバーコードは,CODE128です。デフォルトは,「オフ(機能コードをエスケープシーケンスで指定しない)」です。[種類]リストボックスで「QRコード」を選択した場合は,表示されません。
- [機能コードをエスケープシーケンスで指定する]チェックボックスをオンにすると,半角記号「[ ]」で囲まれたデータの文字列が,機能コードとして出力されます。指定できる機能コードを,次に示します。
表2-11 エスケープシーケンスが指定できる機能コードと指定方法
| 指定できる機能コード |
[機能コードをエスケープシーケンスで指定する]チェックボックスの指定 |
| オン |
オフ |
| [FNC1] |
FNC1を挿入します。 |
[FNC1]を文字列として出力します。 |
| [CODEB] |
CODEBを挿入します。 |
CODEBを文字列として出力します。 |
| [CODEC] |
CODECを挿入します。 |
CODECを文字列として出力します。 |
| \[ |
[を文字列として出力します。 |
\[を文字列として出力します。 |
| \\ |
\を文字列として出力します。 |
\\を文字列として出力します。 |
- データに\が含まれている場合は,\に続く文字列を「文字」として出力されます。
- [QRコード]グループボックス
- [バーコード形式]の[種類]のリストボックスから,「QRコード」を指定した場合に,QRコードの訂正レベル,バージョン,セルサイズを設定できます。[種類]リストボックスでQRコード以外を選択した場合は表示されません。
- [訂正レベル]リストボックス
- MレベルまたはQレベルを選択できます。訂正レベルとは,万一QRコードに損傷が発生した場合,損傷の度合いに応じてデータの復元能力を設定しておくもので,L(7%)<M(15%)<Q(25%)<H(30%)レベルがあります。EURで使用できる訂正レベルは,M(15%)レベルおよびQ(25%)レベルです。
- [バージョンを指定する]チェックボックス
- QRコードの型番(バージョン)を指定できます。QRコードの型番は1型から40型まであります。型番を指定する場合は,チェックをオンにして,テキストボックスに型番を入力してください。型番は,1〜40までの整数です。
- [セルサイズを指定する]チェックボックス
- QRコードのセルサイズを指定できます。セルサイズの単位は,1/100mmです。セルサイズを指定する場合は,チェックをオンにして,テキストボックスにセルサイズを入力してください。21〜126まで指定できます。
- JAN標準/UPC-A,JAN短縮/UPC-E,CODE39,CODE128,NW-7,ITF,カスタマバーコードの場合
![[図データ]](FIGURE/ZU190429.GIF)
- QRコードの場合
![[図データ]](FIGURE/ZU190443.GIF)
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