4.7.3 マウス操作で変更する

アイテムを選択状態にしたあと,マウスポインタが次に示す矢印に変更されたのを確認してドラッグしてください。アイテムは,複数選択できます。

操  作マウスポインタの形状
縦方向のサイズを変更する場合[図データ] 
横方向のサイズを変更する場合[図データ] 
縦横両方向のサイズを変更する場合[図データ]または [図データ]
貼り付け位置を変更(移動)する場合[図データ] 

線アイテムの位置を移動する場合は,線アイテムを選択状態にしたあと,マウスポインタをドラッグすると,マウスポインタが [図データ] に変わります。

なお,微調整する場合は,[レポートのプロパティ]ダイアログの[レポートの構成]タブで,[アイテムをグリッド補正する]のチェックボックスをオフにしておいてください。

<この項の構成>
(1) 角丸めの角度を変更するとき
(2) アイテムをリサイズするときの注意

(1) 角丸めの角度を変更するとき

角丸四角モードを解除すると,帳票ファイル上に [図データ] が表示されます。マウスを [図データ] に移動すると,ポインタが [図データ] に変わります。 [図データ][図データ] に合わせてドラッグすると,角丸めの大きさを変更できます。

[図データ]を下方向にドラッグすると角が丸くなり, [図データ] を上方向にドラッグすると角が直角になります。マウスをドラッグしている間, [図データ] は動きません。マウスボタンを離すと,角丸めの半径が確定されます。

[図データ]

角丸四角アイテムの丸め半径の最小値は0,最大値はアイテムの一辺の1/2です。[図データ] の位置がアイテムの短辺の1/2に位置している場合は,それ以上の丸めを指定することはできません。

(2) アイテムをリサイズするときの注意

キー操作でのアイテムのリサイズは,選択したアイテムの左上を基準にして,下端,および右端をキー操作で移動できます。そのため,選択したアイテムの右上を基準にした,上端,および左端のリサイズは,キー操作ではできません。

アイテムの右上を基準にして,上端,および左端をリサイズする場合は,アイテムを選択したあと,マウスでドラッグしてください。

アイテムのサイズに指定できる[幅]と[高さ]の最小値は,使用する解像度148dpiとした場合の7pxです。最大値は,アイテムの開始位置から貼付域すべてです。

アイテムのサイズを変更すると,アイテム内の文字列がはみ出し,表示できない場合があります。文字列がアイテム内からはみ出る場合は,アイテム種別ごとに次のように表示されます。

アイテム種別文字列がアイテム内からはみ出る場合の表示形式
ぺージ番号アイテムアイテム枠内に「***」と表示されます。高さに余裕があるときは,複数行に折り曲げて表示されます。
印刷時刻アイテムアイテム枠内に表示できる範囲だけ表示されます。高さに余裕がある場合は,複数行に折り曲げて表示されます。
印刷日付アイテム
文字アイテム
マッピングしたアイテム
データ種別が数値または数値(集計対象外)の場合
アイテム枠内に「***」と表示されます。高さに余裕がある場合は,複数行に折り曲げて表示されます。
データ種別が文字,日付(日付・時刻),日付(日次),日付(月次),日付(年次),和暦(日次),和暦(月次),または和暦(年次)の場合
アイテム枠内に表示できる範囲だけ表示されます。高さに余裕があるときは,複数行に折り曲げて表示されます。
データ種別がバーコードの場合
空白で表示されます。