サブ様式グループを定義するパターンです。それぞれの様式でマッピングデータも異なるものを使用します。
キー付き入れ子単純繰り返しの場合の帳票出力のイメージを次の図に示します。この図では,フィールド名「コード」が様式グループを切り替えるキー,「名前」がサブ様式グループを切り替えるキーになっています。
図9-7 複数様式の帳票の出力イメージ(キー付き入れ子単純繰り返し)
![[図データ]](figure/zu900600.gif)
![[図データ]](figure/zu900601.gif)
- 様式AにA.csvのコードが01のデータを出力します。
- A.csvのコードが01のデータを出力し終わるとサブ様式Aに切り替わります。
- サブ様式AにB.csvの名前が日立太郎のデータを出力します。
- B.csvの名前が日立太郎のデータを出力し終わるとサブ様式Bに切り替わります。
- サブ様式BにC.csvの名前が日立太郎のデータを出力します。
- C.csvの名前が日立太郎のデータを出力し終わるとサブ様式Aに切り替わります。
- サブ様式AにB.csvの名前が日立花子のデータを出力します。
- B.csvの名前が日立花子のデータを出力し終わるとサブ様式Bに切り替わります。
- サブ様式BにC.csvの名前が日立花子のデータを出力します。
- C.csvの名前が日立花子のデータを出力し終わると様式Bに切り替わります。
- 様式BにD.csvのコードが01のデータを出力します。
- D.csvのコードが01のデータを出力し終わると様式Aに切り替わります。
- 様式AにA.csvのコードが02のデータを出力します。以降,2.~11.までの動作を繰り返します。