特定のフィールドをキーとして,様式を切り替えるパターンです。1グループにつき1様式を使用し,それぞれの様式でマッピングデータも異なるものを使用します。
キー付き単純繰り返しの場合の帳票出力のイメージを次の図に示します。この図では,フィールド名「支店コード」がキーになっています。
図9-4 複数様式の帳票の出力イメージ(キー付き単純繰り返し)
![[図データ]](figure/zu900300.gif)
- 様式AにA.csvの支店コードが01のデータを出力します。
- A.csvの支店コードが01のデータを出力し終わると様式Bに切り替わります。
- 様式BにB.csvの支店コードが01のデータを出力します。
- B.csvの支店コードが01のデータを出力し終わると様式Aに切り替わります。
- 様式AにA.csvの支店コードが02のデータを出力します。
- B.csvには支店コードが02のデータがないため,様式Aに戻ります。
- 様式AにA.csvの支店コードが03のデータを出力します。
- A.csvの支店コードが03のデータを出力し終わると様式Bに切り替わります。
- 様式BにB.csvの支店コードが03のデータを出力します。