7.1 帳票ヘッダ領域を設定する

1ページ目(表紙ページ)と次紙ページの帳票形式を変更できます。これを表紙のある帳票といいます。

図7-1 表紙のある帳票の例

[図データ]

表紙には,帳票のタイトルや会社名・住所,データの集計結果など,表紙に表示する内容と,繰り返しで作成する表の一部を表示し,次紙には表の続きだけを表示するようにできます。表紙は,改ページ機能で指定したフィールドのデータが変化するたびに作成されます。表紙にだけ表示されるデータを配置した領域を帳票ヘッダ領域といいます。

表紙のある帳票を設計する場合,次のようなデータを作成します。

帳票と使用しているデータの例を次に示します。

[図データ]

表紙ページの貼付域の上端から,任意の範囲を帳票ヘッダ領域として確保できます。

<この節の構成>
(1) 帳票ヘッダ領域を設定する
(2) 補足説明

(1) 帳票ヘッダ領域を設定する

  1. 帳票ヘッダ区切り線を表示する
    [挿入]-[帳票ヘッダ領域]を選択します。帳票ファイルの上端に「ヘッダ区切り」という文字列を区切り線上に表示した,薄い灰色の帳票ヘッダ区切り線が表示されます。帳票ヘッダ領域の初期サイズは,帳票ファイル上端から5mmです。
  2. 帳票ヘッダ領域を確保する
    帳票ヘッダ区切り線にマウスポインタを合わせると,ポインタの形状が [図データ] に変わります。ドラッグすると,帳票ヘッダ領域のサイズを変更できます。帳票ヘッダ領域の最大サイズは,繰り返し領域のアイテムがないとき,帳票ファイル下端から20mm上までとします。

(2) 補足説明