6.4 ページ集計を作成する

ページ集計とは,1ページに出力されるデータ単位で集計する機能です。集計方法は,合計,平均,最大,最小,件数から選択できます。

<この節の構成>
(1) ページ集計の作成手順
(2) ページ集計を設定したあと
(3) ページ集計の表示位置
(4) 補足説明

(1) ページ集計の作成手順

  1. ページ集計を設定する
    [集計]-[ページ集計]を選択します。1ページごとに,数値データの集計行が挿入されます。集計内容のデフォルトは,「合計」です。
  2. ページ集計行を選択する
    [集計]-[集計行の編集]を選択します。集計行が反転表示され,集計行が選択できます。集計方法の選択は,集計行編集モードで設定します。[終了]ボタンを押すと,集計行編集モードを終了します。
  3. 集計方法を選択する
    [編集]-[アイテムのプロパティ]を選択し,表示されるダイアログでフィールドごとの集計方法を選択します。集計方法は,合計,平均,最大,最小,および件数から選択できます。[OK]ボタンをクリックすると,集計方法が反映されます。

(2) ページ集計を設定したあと

集計レコードの扱い
ページ集計を設定すると,集計行が作成され,ページの最後の行に追加されます。この集計行は,任意の文字を指定したり,網を掛けたりして修飾ができます。また,作成された集計行は,表から切り離すこともできます。集計レコードの扱いについては,「6.6 集計行を編集する」を参照してください。
集計アイテムの扱い
ページ集計の集計アイテムを作成する場合は,[集計アイテム]ダイアログを表示して作成します。
なお,集計行編集モードでページ集計の集計行に集計アイテムを追加した場合は,集計行編集モードでしか編集できません。

(3) ページ集計の表示位置

ページ集計をした表にキー集計や総集計を設定した場合のページ集計の表示位置について説明します。

ページ集計行は,キー集計行の後ろ,総集計行の前に設定されます。

[図データ]

(4) 補足説明