部品庫に登録した部品は,部品アーカイブファイル(*.epa)としてエクスポートできます。部品をエクスポートして配布すると,複数のユーザが同じ部品を使用できます。部品アーカイブファイルに部品庫の部品を保存することを部品のエクスポート,部品アーカイブファイルを読み込むことを部品のインポートといいます。
部品アーカイブファイル(*.epa)とは,部品庫に登録した複数の部品を一つにまとめて出力したファイルです。
部品庫に登録した部品をエクスポートする手順を次に示します。
部品アーカイブファイルに保存された部品を使用するためには,部品をインポートする必要があります。部品をインポートすると,部品庫に部品が登録され,部品パレットウィンドウに表示されます。
部品を部品庫にインポートする手順を次に示します。
部品をインポートする場合,元の部品と上書きする部品が同一かどうかを,部品名と部品IDによって識別します。部品を識別するときの規則を次の表に示します。
表12-2 部品を識別するときの規則
部品の設定 | ダイアログのメッセージ | インポートした部品の状態 | |
---|---|---|---|
部品名 | 部品ID | ||
同じ | 同じ | 部品を置き換えました。 | インポートした部品を同じ部品名,部品IDの部品に上書きします。 |
同じ | 異なる | 部品を追加しました。 | インポートした部品名で新規に部品を登録します。部品IDは変更されません。部品パレットウィンドウには,同じ部品名の部品が表示されます。 |
異なる | 同じ | 部品を置き換えました。 | インポートした部品を同じ部品IDの部品に上書きします。部品名は,インポートした部品の部品名が表示されます。 |
異なる | 異なる | 部品を追加しました。 | インポートした部品名,部品IDで新規に部品を登録します。 |