データウィンドウから画像データを貼り付ける場合,フィールド中のデータは画像ファイル名になります。[オプション]ダイアログの[ファイル]タブで指定した格納先以外の場所から画像ファイルを貼り付ける場合は,パスを含んだ画像ファイル名を指定してください。
画像データを貼り付ける手順を次に示します。
データウィンドウへの入力データの取り込みについては,「3.2 データファイルからの読み込み手順」を参照してください。
フィールドの種別を「画像」にします。データウィンドウでのフィールド属性の変更については,「3.3 データウィンドウのフィールド定義を変更する」を参照してください。
データウィンドウから画像を貼り付ける操作では,あらかじめツールボックスの ボタンを選択し,[画像]のチェックボックスをオンにしておいてください。
帳票に貼り付けたあとのデータウィンドウで,次に示す操作をした場合は,データの属性は保証されませんので,注意してください。
データウィンドウから画像データを貼り付けた帳票を,EUR サーバ帳票出力機能でPDF形式ファイルに出力すると,画像の表示補正指定と画像データの形式には,次のような関係があります。
表4-1 画像の表示補正指定と画像データの形式
表示補正指定 ※ | 帳票上の画像データの形式 | PDF形式ファイル出力時の画像データの状態 |
---|---|---|
アイテムに合わせて拡大/縮小 | Windows BITMAP | Windows BITMAP |
JPEG | JPEG | |
GIF(GIF GIF87a,GIF GIF89a) TIFF(TIFF 6.0) | Windows BITMAP | |
画像サイズで表示 | JPEG(アイテム枠≧画像のサイズ) | JPEG |
JPEG(アイテム枠<画像のサイズ) | Windows BITMAP | |
Windows BITMAP GIF(GIF GIF87a,GIF GIF89a) TIFF(TIFF 6.0) | Windows BITMAP |
画像データをスキャナで読み込む場合に,傾きやずれなどがあると,実際の画像データのサイズとスキャナで読み込んだ画像データのサイズに誤差が生じることがあります。
帳票上のアイテム枠が読み込む画像データのサイズより小さいと,画像データの形式を変換して出力されます。帳票を定義する場合,画像データのアイテム枠は,読み込む画像データの最大サイズに若干余裕を持って設定してください。